第387日 2018/3/28

三角線1日目 宇土→三角(営業距離25.6km、徒歩距離27.6km) 給水量:1.1L


                                



新八代4Days2日目は昨日の予定通り三角線を歩く。
昨日より早い朝6時過ぎに宿を出た。

新八代発0620で今日のスタート駅宇土へ向かう。

昨日から左膝に違和感があるのが心配。
今日は27キロ弱で9時間弱のコース設定。危なそうならペースを落として歩く余裕はあるの
で様子を見て歩きたい。
とはいえ途中で山道もありそうなので兼ね合いは難しそうだ。

改札階のベンチで日焼け止めの準備。
息が白いことに気付く。
今週は暖かいと決め込んでいたが、3月の朝を舐めてた。。。


○0707 宇土(うと)駅





気温は10度。肌寒い宇土駅西口をスタート。
空は快晴。予報では今日も良い天気とのこと。




まずは歩道の無い片側一車線の道を歩く。


-0713 右折




右斜めの道へ曲がり、その先で国道に合流。

これから先、今日の行程の半分以上はこの国道を歩く予定だ。


昨日、新八代駅のみどりの窓口で時刻表を貰った。
それによると0737宇土発の列車があるようだが、いつまで待っても来ない。




と書いてる先から来た!

どうやら10分近く遅れていたようだ。


○0804 緑川(みどりかわ)駅 -5752歩-





国道と並行する棒線無人駅。
土讃線の土佐長岡駅を思い出した。


-0812 再スタート




次の住吉駅までも国道歩きだ。




駅手前で列車がホームに入線した。
発車するところを手前から撮影する。


○0853 住吉(すみよし)駅 -10532歩-





2面2線。ホーム上待合室型の無人駅。

気温も上がってきた。上着を脱ぐ。
朝方の体感気温が信じられないくらい今は暖かい。


-0905 再スタート


この区間は相変わらずの国道歩きだが、途中から海沿いの道になる。




海が見えてきた。

海の向こうにうっすらと見える山は普賢岳だろうか。


線路と海に挟まれた道を歩く。




踏切の度に小さなアップダウンを越える。


だいたい10キロ歩いた。
膝の調子は今のところ悪くない。


たまに潮の香りが強くなるがまた消える。




これは歩道が無くなるのか?それとも横断者ありの意味なのかな?

結果、駅まで歩道は無くならなかった。ということは後者だったのか。


○1011 肥後長浜(ひごながはま)駅 -16722歩-





集落の外れに近い場所にある棒線無人駅。



プレハブの待合室の裏にある桜はもう葉が出始めている。

お腹がすいた。。。
早いけど昼御飯にしよう。

今日もいきなり団子を頂きます。


-1035 再スタート


この区間は海から少し離れる。




「A列車でいこう」が追い抜いていった。




歩道が細くなる。
でもこの位ならストックを使えない程じゃないので問題ない。


○1121 網田(おうだ)駅 -21286歩-









瓦屋根の木造駅舎。
良い駅舎だ。
桜も綺麗。



列車接近の警告音。
「A列車で行こう」が戻ってきた。



九州で2番目に古いのか。
1番目はどこだろう。。。嘉例川かな。。。


-1138 再スタート





久しぶりに歩くのが困難な歩道だ。



頑張って通り抜けようと格闘中に反対側から来た普通列車が通過。




海は潮が引いて干潟となっている。


左足小指に違和感。
どうやら事前に巻いていたテーピングがよくないみたい(処置の仕方が雑でした (´-ω-`))。
テーピングをやり直すついでに5分ほど小休止。


-1222 道の駅宇土マリーナ



当然のごとく通過(^^ゞ
いや、せっかくなので寄りたい気持ちはあるのだが、だいたいいつも時間に余裕が無い。
従ってほぼ断念しているというのが本当の所。


-1240 左折



押しボタン式信号機のところで左に上がる道へ入る。

けっこうな急坂だ。




坂はさらに傾斜を増す。



○1247 赤瀬(あかせ)駅 -27565歩-





かなり上った坂の上に駅のホーム。ホーム上待合室型の棒線駅だ。
周りには何もない秘境駅。

さてここから2駅先の波多浦駅までが今日の本番。山を抜ける区間だ。
その中でも次の石打ダム駅までは普段使っている地図には道が無く、国土地理院の地形図
で確認した道を行く。
距離は2キロ程度と短いが油断できない。


-1300 再スタート


さあ、気合いを入れてスタートだ。


-1301 左折



100m程歩き鋭角にターンする。


急な上りが続く。




いつ終わるか分からない坂を上っていく(実際は地形図を見てるから分かるけど気持ち的に
はそんな感じ)。


車とすれ違った。
ちょっとホッとする。


-1321 三叉路



真っ直ぐ進む。




この三叉路のところで振り返ると海の眺望。
だいぶ上がってきた。標高は166mだ。赤瀬駅との標高差は約110m。




三叉路の少し先からは道は下り坂に。


何本か脇へ抜ける道があるが、道なりに進む。


下り坂は続く続く。




なかなか斜度のある急坂だ。
慎重に下る。


-1337 四つ角?



列車が駅に到着する音が近くで聞こえる。



道なり?に右へ進む。




駅の上の方に出た。
ここから真っ直ぐ駅の方へ行く道が無いか辺りを眺めてみるが見つからない。
仕方ない。このまま右の方から回り込む。


-1347 石打踏切



最後の最後にあったキツい下り坂を降り、踏切を渡り左折。

道はフラットになった。これで峠越えは完了か。



○1351 石打ダム(いしうちだむ)駅 -31469歩-







外見がカラフルな棒線駅。
ベンチの位置(構造)も面白い。

結局この区間は110m上がって120m下りてきた。


さて予想通り時間が無くなってきた。
残り6.3キロで2時間だ。


-1400 再スタート


セーターラインの無い道を進む。
道は緩やかな下り坂だ。




満開の桜の下を歩く。
この時期だけの贅沢。


林の向こう。意外と近い場所を列車が走っていった。




切通しを抜けると線路が右の近いところに。




道は小さな川沿いとなる。




波多浦の町に入ってきた。



○1500 波多浦(はたうら)駅 -37809歩-



踏切の横、ホーム上待合室型の駅だ。



と思ったら、奥に待合室があった。



入ってみるとなんじゃこれ?石臼?
石臼を利用した水場だ。
水も出る。なんともまあ、初めて見る設備でした。多分ここにしか無いだろう。


-1510 再スタート


さあラスト区間だ!




駅を出てすぐ、「A列車で行こう」が通過。




しばし線路の右側に並行する道を歩く。

向かい風が少し強いがこの陽気には気持ちよくてちょうど良い。


-1529 際崎踏切



国道266号線へ合流。


もうすぐ、帰りに乗る普通列車が来る。




跨線橋があったので上から撮影。




反対側は三角駅が俯瞰できる。






今日の猫。
車の陰でぐったりと (笑)


○1544 三角(みすみ)駅 -41083歩-









今日のゴール!
そして三角線完歩。
個性的な駅舎でなかなか良い。



駅前には入り江が広がる。



ゆっくりしたいが時間があまり無い。でも多分もう来ない駅なので急ぎ撮影会。
そして着替えは列車内てゆっくりと。


□□□
三角線完歩を目指して朝早くからの始動。
地図にその道の記載が無く不安だった赤瀬→石打ダム間は、アップダウンは大変だったも
のの廃道ではなく、結果時間はかかったものの2キロと短い距離で移動できた。
これで明日からは肥薩線瀬戸石駅から北上するだけ。熊本までは難しそうだが、可能な限
り進みたい。



<歩行ルート>