石北本線2日目
旭川地方の天気は下り坂。昼過ぎには雨との予報。
今回は急行はまなす号で青森から北海道入り。札幌駅では40分以上の待ち合わせと、その後の接続はあまり良くない。
結果、札幌には6時台に到着したのにも関わらず、スタートは10時台と遅くなる予定。
遅くなればなるだけ雨にやられそうだ。
スーパーカムイ1号に乗る。何と諦めていた電源があった。有り難い。
昨日の朝から充電が出来ず携帯を節約して使ってきたがこれで一安心。
札幌駅から旭川駅まで移動した後、旭川駅でさらに50分の待ち合わせ。
途中下車して旭川駅前のローソンで朝食と昼食を購入し、駅1Fでベンチに座り朝食タイム。
すでに歩く前のこの時点で寝不足と長時間移動で疲れてるという事実。。。。
旭川駅からは単行の0907発上川行きに乗車する。
列車は乗客約10名を乗せ、2駅だけ宗谷本線を経由してから石北本線へ進み、
今日スタートの愛別駅には10時ちょうどの到着。
乗客1人だけを載せた単行は上川方面へ出発した。
そうそう、今日からスタートする上川旭川8days。
石北本線と、旭川の近場を歩く予定である。
特に今回の目玉コースは、上川上白滝間の38キロ強。
楽しみでもあり心配でもある8日間(歩かない予定の1日含めると9日間)の始まりだ。
待合室でザックカバーをかけ、雨対策。
日焼け止めは無し。
○1020 愛別駅
雨には降られたくないが、依然として不調の右膝のことや明日以降のルートを考えると、降る前にゴール
するために頑張るといった無理をすることは出来ない。
空はどんより曇っている。
でもさすが北海道。蒸し暑くはなく弱い風も吹いて涼しい。
最初はいきなりの7キロ区間だ。
真っ直ぐな道を歩く。
右膝を考慮し、ストックは2/2(沿線旅用語:1歩ずつストックを突く歩き方)。
この歩き方は、両手が忙しくなるのでスピードは出なくなるが、膝への負担を抑えることができる。
やがて道は左の方へ90度のカーブを切る。
この黄色いバーは、通行止めとして使うのではなく、積雪時にガードレールの位置を示すもののようだ。
今まで北海道を歩いた時にもあったっけ?
-1058 豊愛橋
石狩川を渡る。
別に山の中でもないのに、カエル(かな?)の鳴き声が響いて、音だけ採ればその雰囲気は
秘境そのもの。
橋を渡ると、500mくらい先に、駅へと繋がる国道との交差点が見えてきた。
-1110 信号交差点右折
国道39号へ右折。
ここからは一本道だ。
雨は落ちて来ない。飲み物を取りにくいので、ザックカバーは外す。
-1139 新愛橋
あと2キロくらいの地点。いいペースで来ている。
右手先の方を特急が通りすぎた。
もう少し先の跨線橋のところならシャッターチャンスだったのに。。。
-1150 中愛別跨線橋
その跨線橋の少し手前まで来たところで、今度は反対側から普通列車が走って来た。
右手前方に大雪山系が見えた。これ、天気良ければ絶景だろうなぁ。
セイコーマートを越え、郵便局の交差点を左折する。
正面に駅が見えた。
駅への道に入ると、右側の家から白い犬か吠えながら飛び出してきた。
ビックリしたが、家の前から離れず、こちらへ来なかったのでホッとする。
○1211 中愛別駅 -10462歩-
2面2線の小さな駅。
また雨がぱらついてきた。
急ぎでホームの撮影会。
旭川方面の信号が青だ。
何か来るみたいだが、カメラを雨で濡らしたくない。
待つか戻るか葛藤。。。
少し待つが何も来ない。。。
駅舎へ戻り昼食タイムとする。
今日の目標は上川駅。あと14キロ弱だ。
列車の来る気配は無く時間がもったいないので出発する。
-1230 再スタート
雨は止んだ。ザックカバー着けずそのまま再スタートしようと駅舎を出ると、またぱらついてきた。
再度ザックカバーを着けてスタートする。
少し先の空は結構暗い。
雨脚が強くなるんかな。。。
-1235 再々スタート
道は大雪山系に向かって真っ直ぐ延びる。
天気さえ良ければ最高の景色なんだろうが。と何度も思うが、これはしょうがない。
駅をスタートして8分。反対側の特急がようやく通過していった。
駅で待たなくてよかった。
-1302 中愛別橋
再び、石狩川を渡る。
○1333 愛山駅 -16493歩-
駅舎無しタイプ。
北海道に多いタイプだ。
ちょうど列車が来る時間帯。
少しだけ待ってみる。
次の駅は。。。「あんたろま」!?
読めない。。。。
列車が来たので撮影して再スタート。
-1345 再スタート
この区間は2キロちょっとと短い。
足の状態は相変わらず違和感あり。
ただ、痛い訳ではない。
それよりも「はまなす」寝台の狭い場所で寝たせいか、足が妙に疲れてる。
ここ(↓:矢印の場所)にレーダがあります。(笑)
-1401 旭川紋別道
北見峠の交通量が激減する原因となった新しい道だ。
-1412 愛山線線路踏切
そろそろ駅が近い。国道と生活道路の、どちらからアクセス可能かを確認するため左折し、手前の踏切から駅を確認してみる。
でも、どっちに入口があるのか分からない。。。
そこへちょうど車が通り掛かり、駅への入り方を聞いてみる。
どちらでも行けるが、このまま行く方をと、行き方を親切に教えてくれた。
ありがとうございました!
踏切あたりから風が急に強くなった。
道を歩いていたおばあちゃんと話をすると、今日はずっと風が強いとのこと。
え?ここはずっと強かったの?
○1421 安足間駅 -20198歩-
クリーム色の駅舎。
駅舎は違うけど、駅としての構造は中愛別駅と同じかな。
駅への道を教えてくれたおにいさん。反対側からはどうやって入るの??
とても道があるようには思えないのだが。。。f^_^;
-1435 再スタート
次の区間も比較的短い2.5キロ。
-1441 26線道路踏切
国道へ戻る前に、もうすぐ通る列車を待つ。
上川方面へ走り走る単行を無事ゲット。
踏切を越えてすぐ国道に合流する。
いつの間にか、上川町に入っていたようだ。
と思ったら、すぐ後に上川町の標識が出て来た。
ゆるやかに坂を上り、再び旭川紋別道をくぐる。
防風壁の切れ間から踏切が見えた。
ふと少し後ろを振り返ると、踏切の横に駅があった。
危ない危ない。踏切を流してたら駅を見落とすところだった。
○1521 東雲駅 -24284歩-
愛山駅と同じ構造の棒線駅。
今は亡き、江差線宮越駅のように、駅名標がやけに高い位置にある。
-1530 再スタート
今日最後の区間はベースキャンプ上川を目指す4.8キロ。
-1544 上川大橋
三度目の石狩川を渡る。
流れは結構激しい。
もしかしてこの防風(防雪)壁って、列車のためにあるの?
ずっと民家や道路向けだと思ってたけど、列車のためと考えると納得がいく配置。
犬が国道を横切った。
横切った先の踏切の向こうでちょこんと座ってる。
※上の画像を見る限り、犬じゃなくキツネ!?
当日は気づかなかったが、キツネに見えるよね。。。
この標識、なんで道の方を向いてるんだろう。
すごいスピードで車が走って行った。
すると間もなくサイレンを鳴らした。どうやら覆面パトだったようだ。
-1606 左折
国道から生活道路へ。
生活道路にしてはすごく真っ直ぐな道だ。
その道を左折すると橋があった。歩道は無いが歩行者禁止ではなさそうなので、そのまま行ってみる。
やっぱり歩行者は下からか。。。階段がありそうだったけど、無かったら困るのでそのまま
車道を歩いてきたけど。
歩行者禁止にしておけば逆に分かりやすく下の道へ進んだのになぁ。
橋の最高地点から駅が見えた。
○1644 上川駅 -31462歩-
今日のゴール。風が強くなり肌寒い駅前に到着。
この時間、もう駅員さんはいないんだ。
時刻表を買おうと考えてたが、売店は無かった。。。
どこかに売店があるって書いてあった気がしたんだけどなぁ(調べてみると、だいぶ前に無くなったって書いてあった)。
ふと山のを見ると、虹が出ている!
何度か挑戦するも、なかなかうまく撮れないなぁ。
すると地元のおじさんが、「あの山の後ろに虹が出るのは珍しいねぇ」とのこと。
そのおじさんは猫と散歩の最中。
今日の猫はおじさんと散歩する黒猫。でした。
□□□
上川旭川沿線旅実質1日目は、寝台列車の移動で寝不足の中、石北本線からスタート。
大雪山系の雄大な風景に力付けられながら21キロを完歩した。
右膝の調子を探りながらの歩きとはなったが、痛みまではいかずとりあえず一安心。とはいえ違和感は続いており、明日からも慎重な歩き方が求められる。
さて、初日は天気がもったものの明日は雨の予報。
本当なら元気な今のうちに上白滝上川間38.5キロを歩きたいところだが、峠道の雨は避けた方が賢明であろう。
ということで、明日は上白滝から逆の方へ歩こうと考えている。
これが順調ならば明日は白滝シリーズ完歩の予定だ。
石北本線2日目
旭川地方の天気は下り坂。昼過ぎには雨との予報。
今回は急行はまなす号で青森から北海道入り。札幌駅では40分以上の待ち合わせと、その後の接続はあまり良くない。
結果、札幌には6時台に到着したのにも関わらず、スタートは10時台と遅くなる予定。
遅くなればなるだけ雨にやられそうだ。
スーパーカムイ1号に乗る。何と諦めていた電源があった。有り難い。
昨日の朝から充電が出来ず携帯を節約して使ってきたがこれで一安心。
札幌駅から旭川駅まで移動した後、旭川駅でさらに50分の待ち合わせ。
途中下車して旭川駅前のローソンで朝食と昼食を購入し、駅1Fでベンチに座り朝食タイム。
すでに歩く前のこの時点で寝不足と長時間移動で疲れてるという事実。。。。
旭川駅からは単行の0907発上川行きに乗車する。
列車は乗客約10名を乗せ、2駅だけ宗谷本線を経由してから石北本線へ進み、
今日スタートの愛別駅には10時ちょうどの到着。
乗客1人だけを載せた単行は上川方面へ出発した。
そうそう、今日からスタートする上川旭川8days。
石北本線と、旭川の近場を歩く予定である。
特に今回の目玉コースは、上川上白滝間の38キロ強。
楽しみでもあり心配でもある8日間(歩かない予定の1日含めると9日間)の始まりだ。
待合室でザックカバーをかけ、雨対策。
日焼け止めは無し。
○1020 愛別駅
雨には降られたくないが、依然として不調の右膝のことや明日以降のルートを考えると、降る前にゴール
するために頑張るといった無理をすることは出来ない。
空はどんより曇っている。
でもさすが北海道。蒸し暑くはなく弱い風も吹いて涼しい。
最初はいきなりの7キロ区間だ。
真っ直ぐな道を歩く。
右膝を考慮し、ストックは2/2(沿線旅用語:1歩ずつストックを突く歩き方)。
この歩き方は、両手が忙しくなるのでスピードは出なくなるが、膝への負担を抑えることができる。
やがて道は左の方へ90度のカーブを切る。
この黄色いバーは、通行止めとして使うのではなく、積雪時にガードレールの位置を示すもののようだ。
今まで北海道を歩いた時にもあったっけ?
-1058 豊愛橋
石狩川を渡る。
別に山の中でもないのに、カエル(かな?)の鳴き声が響いて、音だけ採ればその雰囲気は
秘境そのもの。
橋を渡ると、500mくらい先に、駅へと繋がる国道との交差点が見えてきた。
-1110 信号交差点右折
国道39号へ右折。
ここからは一本道だ。
雨は落ちて来ない。飲み物を取りにくいので、ザックカバーは外す。
-1139 新愛橋
あと2キロくらいの地点。いいペースで来ている。
右手先の方を特急が通りすぎた。
もう少し先の跨線橋のところならシャッターチャンスだったのに。。。
-1150 中愛別跨線橋
その跨線橋の少し手前まで来たところで、今度は反対側から普通列車が走って来た。
右手前方に大雪山系が見えた。これ、天気良ければ絶景だろうなぁ。
セイコーマートを越え、郵便局の交差点を左折する。
正面に駅が見えた。
駅への道に入ると、右側の家から白い犬か吠えながら飛び出してきた。
ビックリしたが、家の前から離れず、こちらへ来なかったのでホッとする。
○1211 中愛別駅 -10462歩-
2面2線の小さな駅。
また雨がぱらついてきた。
急ぎでホームの撮影会。
旭川方面の信号が青だ。
何か来るみたいだが、カメラを雨で濡らしたくない。
待つか戻るか葛藤。。。
少し待つが何も来ない。。。
駅舎へ戻り昼食タイムとする。
今日の目標は上川駅。あと14キロ弱だ。
列車の来る気配は無く時間がもったいないので出発する。
-1230 再スタート
雨は止んだ。ザックカバー着けずそのまま再スタートしようと駅舎を出ると、またぱらついてきた。
再度ザックカバーを着けてスタートする。
少し先の空は結構暗い。
雨脚が強くなるんかな。。。
-1235 再々スタート
道は大雪山系に向かって真っ直ぐ延びる。
天気さえ良ければ最高の景色なんだろうが。と何度も思うが、これはしょうがない。
駅をスタートして8分。反対側の特急がようやく通過していった。
駅で待たなくてよかった。
-1302 中愛別橋
再び、石狩川を渡る。
○1333 愛山駅 -16493歩-
駅舎無しタイプ。
北海道に多いタイプだ。
ちょうど列車が来る時間帯。
少しだけ待ってみる。
次の駅は。。。「あんたろま」!?
読めない。。。。
列車が来たので撮影して再スタート。
-1345 再スタート
この区間は2キロちょっとと短い。
足の状態は相変わらず違和感あり。
ただ、痛い訳ではない。
それよりも「はまなす」寝台の狭い場所で寝たせいか、足が妙に疲れてる。
ここ(↓:矢印の場所)にレーダがあります。(笑)
-1401 旭川紋別道
北見峠の交通量が激減する原因となった新しい道だ。
-1412 愛山線線路踏切
そろそろ駅が近い。国道と生活道路の、どちらからアクセス可能かを確認するため左折し、手前の踏切から駅を確認してみる。
でも、どっちに入口があるのか分からない。。。
そこへちょうど車が通り掛かり、駅への入り方を聞いてみる。
どちらでも行けるが、このまま行く方をと、行き方を親切に教えてくれた。
ありがとうございました!
踏切あたりから風が急に強くなった。
道を歩いていたおばあちゃんと話をすると、今日はずっと風が強いとのこと。
え?ここはずっと強かったの?
○1421 安足間駅 -20198歩-
クリーム色の駅舎。
駅舎は違うけど、駅としての構造は中愛別駅と同じかな。
駅への道を教えてくれたおにいさん。反対側からはどうやって入るの??
とても道があるようには思えないのだが。。。f^_^;
-1435 再スタート
次の区間も比較的短い2.5キロ。
-1441 26線道路踏切
国道へ戻る前に、もうすぐ通る列車を待つ。
上川方面へ走り走る単行を無事ゲット。
踏切を越えてすぐ国道に合流する。
いつの間にか、上川町に入っていたようだ。
と思ったら、すぐ後に上川町の標識が出て来た。
ゆるやかに坂を上り、再び旭川紋別道をくぐる。
防風壁の切れ間から踏切が見えた。
ふと少し後ろを振り返ると、踏切の横に駅があった。
危ない危ない。踏切を流してたら駅を見落とすところだった。
○1521 東雲駅 -24284歩-
愛山駅と同じ構造の棒線駅。
今は亡き、江差線宮越駅のように、駅名標がやけに高い位置にある。
-1530 再スタート
今日最後の区間はベースキャンプ上川を目指す4.8キロ。
-1544 上川大橋
三度目の石狩川を渡る。
流れは結構激しい。
もしかしてこの防風(防雪)壁って、列車のためにあるの?
ずっと民家や道路向けだと思ってたけど、列車のためと考えると納得がいく配置。
犬が国道を横切った。
横切った先の踏切の向こうでちょこんと座ってる。
※上の画像を見る限り、犬じゃなくキツネ!?
当日は気づかなかったが、キツネに見えるよね。。。
この標識、なんで道の方を向いてるんだろう。
すごいスピードで車が走って行った。
すると間もなくサイレンを鳴らした。どうやら覆面パトだったようだ。
-1606 左折
国道から生活道路へ。
生活道路にしてはすごく真っ直ぐな道だ。
その道を左折すると橋があった。歩道は無いが歩行者禁止ではなさそうなので、そのまま行ってみる。
やっぱり歩行者は下からか。。。階段がありそうだったけど、無かったら困るのでそのまま
車道を歩いてきたけど。
歩行者禁止にしておけば逆に分かりやすく下の道へ進んだのになぁ。
橋の最高地点から駅が見えた。
○1644 上川駅 -31462歩-
今日のゴール。風が強くなり肌寒い駅前に到着。
この時間、もう駅員さんはいないんだ。
時刻表を買おうと考えてたが、売店は無かった。。。
どこかに売店があるって書いてあった気がしたんだけどなぁ(調べてみると、だいぶ前に無くなったって書いてあった)。
ふと山のを見ると、虹が出ている!
何度か挑戦するも、なかなかうまく撮れないなぁ。
すると地元のおじさんが、「あの山の後ろに虹が出るのは珍しいねぇ」とのこと。
そのおじさんは猫と散歩の最中。
今日の猫はおじさんと散歩する黒猫。でした。
□□□
上川旭川沿線旅実質1日目は、寝台列車の移動で寝不足の中、石北本線からスタート。
大雪山系の雄大な風景に力付けられながら21キロを完歩した。
右膝の調子を探りながらの歩きとはなったが、痛みまではいかずとりあえず一安心。とはいえ違和感は続いており、明日からも慎重な歩き方が求められる。
さて、初日は天気がもったものの明日は雨の予報。
本当なら元気な今のうちに上白滝上川間38.5キロを歩きたいところだが、峠道の雨は避けた方が賢明であろう。
ということで、明日は上白滝から逆の方へ歩こうと考えている。
これが順調ならば明日は白滝シリーズ完歩の予定だ。
石北本線2日目