第660日 2025/9/10

室蘭本線6日目 有珠→東室蘭(営業距離30.6km、徒歩距離35.1km) 給水量:1.6L


室蘭本線5日目(礼文→有珠)        室蘭本線7日目(室蘭→幌別)



東室蘭4days2日目は昨日の続きを歩く。
宿を5時20分に出た。
この時間だが肌寒いということは無い。
逆にこの時間でこうだと、昼間の暑さがちょっと心配。

駅に到着。
2両編成の始発列車は既に入線していた。

今日は昨日ゴールした有珠駅からここ東室蘭駅までの8駅、33kmの予定。
距離は置いといて駅数が多い。
日が沈むまでには到着したいが、ひと駅ふた駅残しても、日程的に明日以降歩くことも可能なので無理はしない。

豊浦行き石炭列車ラッピングの列車は、3人の客を乗せて定刻通り0546にスタートした。



有珠駅に到着。
待合室で歩く準備だ。


◯0632 有珠(うす)駅






東室蘭4days2日目のスタート!
天気は晴れ。
気温は19.5度。
風はほぼ無い。

最初の区間は国道歩きの約5km。




駅前を左折。
国道に入った。




歩道の両側に柵がある。
この時間まで誰も歩いていないのか、所々に蜘蛛の糸が張られていて外しながら進む。


-0640 跨線橋

跨線橋だ。
残念ながらプレートは一切無し。



跨線橋の上からは有珠駅が見えた。




歩き始めて約1.5km。
今日最初の上り坂だ。




その後、道は長い下り坂となった。




今日も駒ヶ岳がうっすらと見えている。




35mの高度差を一気に降りてきた。
駅まではあと1km弱だ。


-0741 右折







「今日の停車場線」は「道道385号長和停車場線」だ。


◯0746 長和(ながわ)駅 -7374歩-





正面からは六角形に見える無人駅舎。
後ろの煙突が駅舎の煙突に見えなくもない(笑)



ホームは2面3線。

駅舎側のホームの駅名標は緑色が抜けてしまっている。



ベンチに座って小休止。


-0800 再スタート



ちょっと近道を行ってみよう。




この道かな?




あれ、道が無くなっている。
残念!
駅前まで戻る。


-0810 右斜めの道へ



一旦国道に合流した後、右斜めの道へ。
国道を歩くのが最も距離は短いが、この区間は国道を離れることとした。


-0814 右折



十字路を右折。


-0815 川尻道踏切



右折してすぐに踏切を渡る。




今日の猫!

おや?3匹もいる。
(どこにいるか分かります?)

しかも子猫だ。
この道、車通り多いから車には気をつけるんだよ。


-0823 丁字路



猫たちが居た場所からすぐ先の丁字路を左折。
橋を渡る。




橋の上からは駒ヶ岳がより近くに見える。


橋の欄干から「蜘蛛の糸流れ」だ。
道を渡って反対側へ渡り回避。




今の時代に珍しく煙突から黒い煙をモクモク出している工場だ。
製糖所らしい。
白い砂糖を作るのに黒い煙を出すというのは何となく違和感があるなぁ。




何人もの人が高所作業車に乗って接合作業をしている。
これは何を作っているのだろう?
倉庫かな?


-0836 左折



もっと先かと思っていたので標識があって助かった。
交差点を左折。


-0843 台糖踏切



踏切名の「糖」は、さっきの製糖工場に関係していそうだ。




伊達紋別の町中に入ってきた。


◯0856 伊達紋別(だてもんべつ)駅 -12632歩-





くすんだ色の屋根が良い雰囲気。
駅前にタクシーが3台止まっている。

ホームは2面3線か。



次の列車まではまだ45分もあるのに、待合室には5名の方が待っていた。


-0907 再スタート



そういえば今日は、午前中に四季島が長万部方向に走る。
でももう行ってしまったかなぁ。




木が生えていない山がある。
地図を見ると。。。あれが昭和新山かな?
→どうやら昭和新山ではなく有珠山のようだ。


-0915 道道合流



道道779号に右折合流。




「今日のコキア」
あれ?今シーズン初めてかな?




線路沿いの道へトラバース。
四季島が来る可能性に備えよう。




道は未舗装道路となった。


踏切が鳴り始めた。
もしかしたら四季島かも?




すると反対側から単行の機関車が走って行った。
やはりもう行ってしまったのだろうか。




北舟岡の黄看板だ。




この先、地図には道があるが行けそうに無い。

左折して迂回だ。




その迂回路も非舗装となった。




丁字路を左折した瞬間の急坂。。。。心が。。。


-0950 道道に合流



頑張って坂を上り、道道779号線に右折合流。


-0955 右折



おぉ。。。
駅とその向こうに海が広がった。


◯0958 北舟岡(きたふなおか)駅 -17754歩-











これはすごい景色の駅だ。
コンテナタイプの小さな駅舎は高い場所にあって、噴火湾とホームを見渡せる。

すると近所の方が3人ほど駅に来た。
話す内容によると、どうやらこれから四季島が通過するようだ。
まだだったのか。よし!
高台から動画で撮ろう!



1018、10分待って四季島通過!
北舟岡駅で撮影できるとは、縁がないわけではなかったようだ(笑)


その後、ホームで撮影会。
この駅、これまでの駅で最も海に近いのでは?
青海川駅はどうだったろうか?。。。

さあ、時間を使ってしまった。
急ぎ再スタートだ。


-1032 再スタート



-1034 右折



道道779号線に合流。




津波浸水予想地域に入った。


-1057 谷藤通り踏切







これは「今日のクネクネ」如何でしょうか?
→う〜ん。。。これはちょっとクネクネ具合が足りません。
 残念ながら却下です。




直線道路の始まり〜。




津波浸水予想地域ここまで。
そうか、疲れたからペースが上がらないと思ったら、緩い上り坂だったのか。




歩道が現れたが何ともまあ歩きにくい。




直線道路終わり!
ちょうど1kmの直線道路でした。




あれ?
線路の向こう側に駅がある。
しまった。手前で線路を渡らなければ行けなかった。

戻ろう。。。。


-1128 右折



約500mのロスとなった。


-1129 高砂町道路踏切



踏切を渡り右折。


◯1135 稀府(まれっぷ)駅 -24179歩-





棒線の難読無人駅舎だ。
いや、棒線じゃ無い。
2面3線。ただし真ん中の線路は使っていないようだ。

2面3線って、この辺り多いな。



お腹が空いたので待合室のベンチでお昼ご飯だ。

いつもの作戦タイム。
残りは約18km。
5時間半というとこか。
目標を東室蘭駅1730としよう。
これなら暗くなる前には着けそうだ。

ご馳走様でした!


-1214 再スタート



「今日の停車場線2」は、「道道1057号稀府停車場線」だ。
(あれ?写真がないぞ。。。撮り忘れた)

その停車場線に行かず、駅からすぐの道を右へ。


-1219 大西通り踏切



遮断器が降りて1分以上経ってから踏切に来たのにまだ鳴っている。
列車いつ来るんだ?




反対側の矢印がついて特急列車が通り過ぎる。

その後待っても元の方向の列車は来ない。。。。。




5分ほど経ってからようやく貨物列車が通過。

踏切に書いてある電話番号に電話しようかと本気で思った(苦笑)



-1228 黄金町







今日のコスモス(とコキア)




それなりに歩ける歩道のある道道779号を引き続き歩く。




。。。と書いてたらすぐに2kmポストがあった。
あと2kmでこの道道ともお別れか。


-1305 岩田前通り踏切




-1308 丁字路



道道779号の起点の交差点を右折。
国道37号線に合流する。
この区間残り約1kmだ。


-1325 五叉路



五叉路を右折。


◯1326 黄金(こがね)駅 -31351歩-







ブラウン基調、将棋の駒のような五角形の駅舎だ。

ホームは2面3線から減線の2面2線。



長万部方面を眺めると昭和新山がよく見える。
→前述どおり昭和新山じゃなくて有珠山だった。

その右奥の綺麗な山容の山は何だろう?
→調べると洞爺湖の真ん中に位置する「中の島」のようだ。


-1342 再スタート



五叉路に戻り右に鋭角に曲がる。
この区間は海側の道を抜ける。


-1349 室函線道路踏切



対向車が止まらず渡っていく。
度胸あるな。。。。(褒めてない)




渡ったところで踏切が鳴り始め、長万部方面に特急列車が走って行った。


-1356 丁字路



右折。




道は海沿いに。
一段と駒ヶ岳が近づいて見える。




歩道の真ん中にミラーがあるのは意外と珍しいかも。




道は海沿いに続いている。


-1424 左折



左斜めの道へ。




「ムロラン地名発祥の坂」
ってどういう意味?

→調べてみると、

先住民族のアイヌがこの坂を「モ・ルエラニ(小さな下り坂)」と呼んでいて、そこからこの地は「ムロラン」と付けられたとのこと。




室蘭本線の高架に駅名標がある。
あそこまで上がるのか。。。
(行きの列車で薄々は感じてたけど)




駅前の道は道道704号。
「今日の停車場線3」は、「道道704号崎守停車場線」。


◯1432 崎守(さきもり)駅 -35948歩-





階段を22段上がると、行き先別のホームへの階段が現れた。

高架上の駅。駅舎は無さそう。

さらに階段を40段上がり、2面2線のホームへ。







ホームに上がった途端、反対側を特急がかっ飛んでいった。


-1441 再スタート



さあ、残り2区間だ。




左折してここまで歩いて来た海沿いからの道道に戻った。




左の藪に鹿が逃げていった(逃げて行ったあとなので写っていません)。
この辺り、鹿いるんだ。




片側だけのトンネル区間。


-1521 左折



実はここに陣屋町駅という、廃駅となった駅があるらしい。
行きの列車で外を見てたら「陣屋町駅」という表示があり、調べたら昔の駅だったということだ。
ということで寄ってみたい。




この右側の道かな?
来た道から鋭角方向に曲がる道がある。


あった、ありました。


-1524 陣屋町駅跡



しっかりと「陣屋町駅」と書いた看板がある。
列車から見た線路側にもしっかりとした駅名の看板があった。
アピールしたいのかな?



駅すぐ横の線路を貨物列車が通り過ぎた。


-1525 再スタート





ここからは約3kmの国道歩きだ。


-1537 白鳥大橋



橋の下を通り抜ける。




あれ?
ずっと37号線を歩いてきたつもりなのに、ここで37号線に合流とは?




あれ?(その2)
急に歩道が無くなった。
道の反対側にはありそうだ。
反対側へ渡ろう。




近くに歩道橋がある。



すぐ横の中央分離帯の切れたところを渡れば近いが、交通量が多い道で危険だ。
脚の負担があるが安全には代えられない。歩道橋を渡ろう。




反対側に渡り再度歩き始める。


-1604 本輪西跨線橋

プレートは。。。
ありました!



「室蘭本線」プレートゲット!



跨線橋下を特急が走り抜けた。


◯1620 本輪西(もとわにし)駅 -45037歩-





小さな駅舎と跨線橋。
1面2線のホームの駅。
だが、他にも使われてないような線路が数本ある。



待合室は新し目。最近作られたのだろうか?

ちなみに特急列車は奥のホームを通過、長万部方向の普通列車は手前のホームに止まったということは、奥は通過線のみに使っているのかも。


-1636 再スタート



さあ本日最後の区間、4.7kmだ。


この区間もほぽ国道歩き。




どうにも右側の歩道は歩きにくい。反対側のほうがしっかりしている。

おっ、車が切れた。
ちょっと危険だが左側の歩道へ移ろう。




左側の歩道を歩く。
歩きやすい。正解!


あぁ、エプソンの時計が電池切れ。。。。
距離はこちらで測っているのでちょっと困った。。。
本輪西駅で記録しているガーミンの値を活用しよう。
(エプソンとガーミンの2つの時計を使って歩いている。
 距離は正確なエプソンの記録を主として使い、距離が多めに記録されるガーミンは
 万が一のバックアップとして使っている。
 本輪西駅の時点での両方の距離を記録しているので、その差分を
 ゴール時のガーミンの値から引くことで今日の歩行距離を算出する)




あと1kmちょっとか。
目標の1730には間に合わないが、暗くなる前には着けそうだ。


-1733 右折




-1737 国道高架



右折後左折して国道をくぐる。


◯1744 東室蘭(ひがしむろらん)駅 -52256歩-





東室蘭4days2日目のゴール!
何とか日暮れまでには到着出来た。
最初に無理はしないと言ってたのに無理した(苦笑)


◯1日を歩き終えて
東室蘭4days2日目は昨日の足止めをカバーすべく頑張った。
道間違いもあり結果的に35kmと長い距離を歩くこととなり疲れた。。。(笑)

これで今回歩く予定のうち東室蘭から長万部側は終了。
残すは北吉原東室蘭間と室蘭までを合わせた約38km。
何とか今回の旅でクリア出来そうだ。
今日は四季島に縁が無くはないことも分かり良かった。

明日は札幌の友人が一緒に歩いてくれるとのこと。
沿線旅史上初の2人旅となる。



<今回のルート>





室蘭本線5日目(礼文→有珠)        室蘭本線7日目(室蘭→幌別)