第646日 2025/5/28

函館本線16日目 八雲→長万部(営業距離31.2km、徒歩距離33.5km) 給水量:0.8L


函館本線15日目                               函館本線17日目



長万部3daysの2日目は、7年前に歩いた八雲駅から長万部駅に向けて函館本線を歩く。

昨日より遅く6時に宿を出る。

20分かけて駅に到着。
今日は少しだけ早く着ける近道を見つけた。



単行の列車は定刻の0635に長万部の4番ホームを発車。



列車は約30分で今日スタートの八雲駅に到着。
駅待合室で出発準備。


○0720 八雲(やくも)駅






長万部3daysのスタート!

天気は曇り。
風は緩やかだが冷たい。
気温は10度。
上下1枚ずつの重ね着だ。




八雲の町中を歩く。
この通りはお店も多い。




「今日の鐘楼」は安楽寺さん。




今日の防雪柵。


-0802 左折



国道合流直前の砂利道へ左折。
この先にはかつて鷲ノ巣駅があったとのこと。
今は鷲ノ巣信号所のようだ。


-0806 鷲ノ巣信号所



水溜まりの多い砂利道を100mほど歩いて到着。
この建物は旧駅舎だろうか?


八雲駅から3km、山崎駅からは4kmと、短い距離に駅があったんだ。



信号所を貨物列車が走り抜けた。

5分ほど滞在して再スタート。


-0811 再スタート



-0816 信号交差点



国道5号線を渡る。

この区間は国道5号線と、国道より海側にある道の2通りのコースがある。
ここは海よりの道を歩く。




ここまで歩いて薄々気付いていたが、天気は曇りではなく、ガスが出ているようだ。
日が差さないので涼しくて助かる。




左手を特急列車が走り去った。




さらに長万部方面の特急列車が通過。


-0904 交差点



4km近く歩いてきた道から左折。


-0906 西浜道路踏切



踏切を渡ってすぐに国道5号線へ右折。




今日初めてのキロポストは国道5号線の80km。


○0919 山崎(やまさき)駅 -11416歩-



赤色の屋根の無人駅舎。



待合い室には何かを置いてあって、ベンチの配置が独特だ。



ホームは2面3線。

お腹がすいた。
パンを1個だけ食べる。

汗ばんできた。
まだお日様は出ていないが、下だけ1枚脱ごう。

0935発の普通列車が来る。
お見送りしてからスタートしよう。



無事撮影完了。



っと、反対側から貨物列車が来た!


トイレを借りてスタートだ。


-0938 再スタート





1km程で歩道が無くなる。

大型車も多く車の速度も速い。
気を付けて歩きたい。




右手は複線の線路の向こうに海。
潮騒がのんびりとした雰囲気。
一方こちら側は、大型車が轟音と共に近くを走り抜けとても危険な状況。
そのギャップが大きすぎる。




路肩幅は1m以上とそれなりにあるのだが、草がせりだしてきていて、歩ける幅となるとだいぶ狭くなる。




長万部方面の特急列車が走っていった。


-1021 黒岩地域



黒岩地域に入ってきた。
が、黒岩駅まではまだ3km以上ある。




今日も長い直線の道をひた歩きだ。


-1048 歩道



小さな橋を越えると歩道が現れた。
駅まで1.4kmの地点だ。


-1059 黒岩跨線橋



今日初めての上り坂を上ると跨線橋だ。
ただプレート類は全く無し。



いや、プレートがあった!
が、路線名プレートは無かった。


○1111 黒岩(くろいわ)駅 -20919歩-




山小屋風の山形屋根の無人駅。



待合い室には除雪機がどーんと2台。
反対側にこじんまりとベンチが4脚。

ホームは2面3線だ。



あれ?
次の国縫駅までの間に廃止された駅があるの?
「くんぬい」が上書きされている。


さあここでお昼ごはんとしよう。

さて、廃止された駅を確認する。
北豊津駅か。
経路からは少し距離があるようだ。


ごちそうさまでした!

トイレを借りてスタート!



-1144 再スタート



国道へ戻って3分後、左の方を列車が走っていく。
おや!四季島だ!




もう少し駅にいればしっかりと撮れたのに。。。
今回の沿線旅は四季島には全く縁が無い。。。。




駅から1km弱。
歩道がなくなった。
と、同時に日が差してきた。

上着を脱ごうかとも思うが、この時間になっても吹く風は冷たい。
もう少し様子を見よう。


-1200 長万部町



今回、長万部町のカントリーサインを撮るの何度目だろう?




日差しがまた無くなる。
先の方はガスで煙っている。
もう12時を越えたが、何時になったら晴れてくるのだろうか?




バス停があった名残の歩道だろう。




そしてまた真っ直ぐな道をひた歩く。




自転車の旅人が追い抜いていった。


-1242 左折



2kmちょっと続いた直線道路の終わり近く、中央分離帯の開口部のところに、左へ行く砂利道があった。




入り口には「北豊津駅入口」の看板が。
ここに違いない。
左折して旧北豊津駅に向かおう。


-1250 北豊津信号所(旧北豊津駅)



国道から400m弱で到着。
旧駅舎は残っていた。



ホームは残っていないようだ。

少し遠くの国道を走る車の音以外は、ウグイスや他の鳥の声がするだけの旧駅舎だ。


-1257 再スタート


ここに寄ったことで、今日の行程は33kmとなった。

残り15.5km。
到着目標時刻は1715としよう。


国道に戻り左折。




この中央分離帯エリア、二車線となっておりその分路肩がだいぶ狭くなっている。
危険な地域だ。


二車線が終了。




そしてまた長い直線が始まった。




函館方面へ単行が走っていった。




国縫駅まで約1km。
左側に歩道が現れた。


-1407 左折



郵便局の向かいの道へ左折。


○1413 国縫(くんぬい)駅 -34876歩-



難読駅「くんぬい」に到着。
少し大柄な無人駅舎。



ホームは2面3線。
跨線橋が北海道らしい作りだ。



そして駅の反対側では、今日初めて見る北海道新幹線の工事中。

ここまで見なかったのは、建設予定地から離れた場所を歩いていたからだろうか?


-1429 再スタート





また中央分離帯が始まった。




そしてすぐに歩道は無くなった。




さらに路肩が狭くなってきた。




路肩は一段と細くなった。
というか無くなる。




仕方ない。
路肩がある左側へ移る。
後ろから車が来るので、これはこれで怖いけどね。




5〜6分歩くと右側に路肩が復活した。
右側に戻って歩く。




ちょうど99kmポストのところにトイレがあった。
借りていこう。




トイレの場所からすぐ先で歩道が復活。

多分ここ中の沢地区のところだけだと思うが、それでも助かる。


さて、中の沢には廃止された駅があるようだ。
そこへも寄ってみたい。


-1546 押ボタン信号



多分ここを左折だ。


-1548 旧中ノ沢駅



敷地へは立ち入り禁止。
見たところ駅の痕跡は何も見えない。
(ホームは残っているかもしれない。。。)

去年廃止された駅なので車掌車改造型の駅舎は残っているかもと思ったが。。。



特急列車が走り去った。

国道へ戻ろう。




国道に戻り500mも歩かない内に、ちょうど100kmポストのところで歩道は無くなる。




また真っ直ぐな道が始まった。




函館方面の単行が警笛を鳴らして走っていった。


-1635 左折



左斜めの道へ。
残り1.6kmだ。




長万部駅の跨線橋が見えてきた。


○1700 長万部(おしゃまんべ)駅 -49622歩-



ベースキャンプ駅へ2日連続のゴール!
今日は33kmを歩ききった。


○1日を歩き終えて
廃止された駅の多い1日だった。
そして国道5号線は本当に歩道が少ない。
北海道らしい国道だったので路肩が広めの区間が多いのは助かったが、緊張を強いられることが多かった。
気温は20度に届かず歩きやすい1日。
最後ちょっと暑かったけど、上着は結局着たままで終わった。
しかし本当に四季島とは縁が無い(笑)



<今回のルート>









函館本線15日目                               函館本線17日目