信越本線4日目 信越本線6日目
今年の夏も暑い。
とにかく少しでも気温の低い場所ということで信越本線の続きを歩く。
朝4時半出発だが、気温は既に26度。
東名から中央道、長野道、上信越道を経由して蝉時雨の古間駅には8時半に到着した。
○0918 古間駅
空は快晴。突き刺すような日差し。予報では午前中は追い風でキツイ歩きとなりそうだ。
-0941 古間多町交差点
18号に合流。
国道を少し歩いてから生活道路へ。
小林一茶生誕250年だそうだ。
-0950 古間宿本陣跡
駅手前に転車台の残骸。
○1016 黒姫駅 -6025歩-
駅前に雰囲気ある旅館「ふじのや」が建っている。
駅舎も古そうだが年季では旅館に完全に負けてる。
-1033 再スタート
この区間は今日最長の9キロ強。
しかも国道歩きがかなりを占める。
紫陽花が咲いている横にとうもろこしやトマト、ひまわりが。なんか違和感。。。。
-1045 18号合流
坂を上って国道へ合流した。
おっと!2回前の飯田線に続き、今度は最初に買ったストックが水路フタに引っ掛かり、
突端のゴムが抜ける。
でも穴の途中になんとか引っ掛かって落ちていなかった。急いで回収出来て良かった。
気を取り直して歩きを再開すると、国道沿いに焼きとうもろこしの店が数軒ある。
いいにおい!食べたい!!
-1114 ナウマン象発掘地交差点
こんな交差点の名前、見たこと無い。
-1124 野尻トンネル(200M)
全長がちょうど200Mのトンネルだ。右側には幅3M位の広い歩道が設置されている。
お腹すいてきた。。。
トンネルを出たところでパン1個を食べる。さすがにここで食べないと、この先空腹で歩けなくなりそうだ。
食べながら前方を眺めると、早くも妙高の上の方に黒い雲がかかってきた。
今日は降られるかも知れない。
-1140 再スタート
-1147 気温は29度
少し歩くと下り坂となった。
そして妙高が正面に見えてきた。
次の気温計は32度。やはり日当たりによって温度が変わる。
-1206 新潟県妙高市
信越大橋の途中で県境を越える。
橋の上から、川沿いに列車が走っていくのが見えた。
ちょっとした温泉街を抜け、急坂の歩行者専用道を下りると駅前に出た。
○1245 妙高高原駅 -19077歩-
観光地の駅。古そうな駅舎だが資産標は無い。
駅前に土産物屋が1軒。
近くにある2軒のそば屋さんは結構賑わっている。
-1308 再スタート
ここから2駅は8.3、7.7キロと長め。
かえるの工事柵発見。
-1330 一里塚跡
-1332 国道18号
国道合流してすぐ左折。国道の下を回り込むように反対側へ。
少し距離は長くなるが北国街道を歩く。
-1404 国道18号合流
-1410 妙高大橋
大田切川を渡る。
大田切川って確か伊那のあたりにもあったはず。
(大田切川は182日目飯田線で渡ることになります。)
左の方に見える上信越道上りは帰省ラッシュでノロノロ状態。
と見てたら止まってしまった。渋滞の始まりを目撃?
この先も渋滞しているようなら、帰りまでには解消していて欲しい。
因みにNEXCO中日本の渋滞予測では、中央道恵那あたりでは20時位まで渋滞だそうだ。
-1431 妙高山麓直売館
手前の交差点を右折。緩やかな下り坂。
-1453 向かい風
風向きが変わる。暖かい風だが無いよりはるかにマシ。というか大変助かる。
○1503 関山駅 -30768歩-
赤い屋根の可愛らしい駅。
トイレで水補給。足にかける。気持ちいい。
お腹空いていない訳ではないが、昼ご飯忘れてた。駅前の日陰になった芝生でパン食べる。
-1530 再スタート
二本木1747発目標。8キロ弱なんで間に合いそうだ。
間に合わなくても1825発があるのでこれに間に合えばいい。
帰省ラッシュにかからないよう遅めに帰った方がいいかも知れないし、
今日は土曜日なんでゆっくり帰ることも可能だ。
少し歩いたところに「旧関山駅」バス停が。
よく見ると古い駅標が立っている。
駅自体がこの場所から移動したようだ。
その先へ進むと線路は草むらになっているが、架線は撤去されずに残っている。
薄雲に日が遮られ暑さが和らいだ。山は雲で完全に見えなくなりちょっと天気が不安。
-1630 踏切
あと3キロ弱。1711にも間に合いそうになってきた。駅間が長いとペースが上がる。
このあたりずっと融雪孔の赤い道。
最後は下り坂を少し下りる。
○1659 二本木駅 -41163歩-
1711に間に合った。明治生まれの駅舎が今日のゴール。
着替える間も無くホームへ上がる。
新町駅以来のランプ小屋。
ん?この駅ってスイッチバックなんだ。
1711の列車の後から反対行きの1714発が入線してくる。初めて見た、こんな入線。
(写真では分かりにくいが、すぐ後ろに下り列車が迫っている)
さて、駅前に駐車場も確認した。次回はここに車を止めて直江津まで歩けそうだ。
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暑い時期ど真ん中。標高の高い場所を歩いて正解だった。北国街道で旧街道を満喫し、どちらかというと雪を被った方が好きだけど、夏の黒姫、妙高も素晴らしい眺め。
結果的に街道歩きと、酷暑までとはいかない夏の暑さを満喫できた今回の旅だった。
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