只見線2日目
今日は只見線を歩く。
帰りの列車の時間から逆算して小出駅を遅くとも7時に出る必要があると考え、宿を5時半に出る。
しかし肌寒い。車の外気温計は15度だ。
昨晩もまた雨が降り、朝方も所々で雨雲が通過するとのこと。
天気がちょっと心配だ。
宿から30分ちょっとで、2日前に確認していた小出公園の駐車場に車を止めさせて頂き、車の中で朝食。
その後駅まで5分ちょっと歩く。
○0639 小出(こいで)駅
天気は晴れ。黒めの雲も出ている。
気温は低めの18度。湿度は78%だ。
風はほとんど無い。
-0643 小出橋
階段を上がり小出橋を渡った後、本町交差点で左折する。
アーケードの町並みを歩く。
このあたりが雪深いことが分かる。
-0700 羽根川踏切
橋を渡り踏切を渡る。
踏切が鳴り始めた。少し戻ってカメラを構える。
列車が近付いて。。。来ない!?
100mくらい手前で止まっている。
事故でもあったのか?
と思っていたら
小出の防災放送らしいスピーカーからJアラートが鳴り出した。
遠いので聞き取りにくいが、どうやらまた北朝鮮がミサイルを撃ったみたいだ。
結局列車もそれで止まってたようで10分程でようやく走り始めた。
この10分間、踏切は鳴り続け、自分は待ちぼうけ状態。
再度歩き出す。
頭上の雲も取れてきた。
ふと右手先を見ると駅舎があった。
でも?どこから駅へ行くんだ、これ?
どうやら手前の建物の右側を回り込んで駅に行けるようだ。
○0744 藪神(やぶかみ)駅 -5961歩-
小さな木造駅舎の棒線駅。
ホームの長さは2両が精一杯か。
いちばん良い位置に除雪機が陣取る。
-0750 再スタート
-0757 右折
右の道へ。
生活道路へ進む。
道はじわじわと上っている。
疲れた足には少しキツい。
-0812 右折
斜めの道へ。再び生活道路へ進む。
遠いところを2両編成の列車が走っていく。
国道に戻って小さな橋を渡る。
-0821 右折
右斜めの道へ進む。
駅が見えた。
○0824 越後広瀬(えちごひろせ)駅 -9453歩-
雪止めのある屋根。モルタルの無人駅。
駅前に広がる田んぼは刈り取り作業の真っ最中。
海抜表示は小海線以来かな?
駅に到着するころには曇っていた空がまた晴れてきた。
-0837 再スタート
-0846 歩道が無くなる
いよいよ歩道が無くなった。
相変わらず、道はじわじわと上っていく。
また曇ってしまった。
-0900 右折
一本右の生活道路へ進む。
○0911 魚沼田中(うおぬまたなか)駅 -13303歩-
小さな、でもきちんとした駅舎。
ここも除雪機が存在感をもって鎮座。
ちょっと嫌な感じの雲が広がりはじめている。
-0924 再スタート
-0929 国道252号線合流
今日はなかなか足が動かない。
昨日調子に乗って歩いたせいだよな。。。
何だ?佐藤家って?
重要文化財だそうだ。
今度は目黒邸。
-0957 小休止
東屋で休憩。
足全体が疲れた感じだ。
腰を下ろして少し回復を図る。
幸いまだ時間に余裕はある。
少し多目に休憩しよう。
-1011 再スタート
○1032 越後須原(えちごすはら)駅 -19211歩-
茶色い無人駅。
JAのステーション、スーパー、銀行とJA尽くしの駅前だ。
駅舎からホーム側に出た感じは越後広瀬駅に似ている。
-1043 再スタート
道は下り坂に。
この先、川を渡るのでそこに向かって下っているようだ。
小さな川を渡り、またじわじわと上り坂が始まった。
-1108 新細野橋
-1121 長鳥橋
橋を越えると上り坂が急になる。
列車の警笛が聞こえる。
あれ?この時間に走ってたっけ?
上り坂を越えると下り坂に。
その先を列車が通りすぎるのが見えた。
-1131 新渋川橋
この区間最後の橋を渡る。
-1143 渋川交差点
右折。
正面に駅舎が現れた。
と思ったらトイレだった(笑)
○1145 上条駅 -25874歩-
小さな駅舎。
地元の方が世話をしている花に囲まれている。
やっぱり列車の来ない時間帯だ。
さっきの列車は回送列車だったのだろうか?
ホームに座り込み昼食タイム。
おや?雨粒が2滴ぽつり。
さっきから黒い雲が気にはなってたが、降らないだろうとたかをくくってた。
念のため、傘をすぐに出せる場所に用意する。
でも降らないでね (´・ω・`)
さああまり時間もない。
スタートしよう。
-1210 再スタート
あれ、さっきのが戻ってきた。
まさか来るとは思ってなかったので、撮影場所が悪すぎる。。。
-1222 只見線高架
キツメの上りが始まった。
-1226 渋川スノーシェッド
「スノーシェード」じゃないんだ。
スノーシェードを抜けると、道は急な上りのままヘアピンカーブに。
-1231 大栃山スノーシェッド
-1238 道の駅入広瀬
スノーシェードを抜けたすぐ先に道の駅があった。
時間的に余裕が無くはないが、何があるか分からない。
ここは寄らずに通りすぎる。
池の横を抜けると下り坂が始まる。
-1246 左折
おっと危ない。
危うく通りすぎるところだった。
なんとなくの勘が働いてくれた。
-1252 大栃山踏切
踏切を渡り先の道を左折。
○1254 入広瀬(いりひろせ)駅 -30422歩-
大柄な駅舎は思ったとおり公共施設間借り型。
「雪国観光会館」とのこと。
ホームは島式だが1線。もう1線は引込み線として車庫へ繋がっている。
良い雰囲気の待合室には財産標がある。昭和17年だ。
そしてここにも除雪機が鎮座。
雪深い地域の路線の証し。
最終区間の7キロに備えトイレをお借りする。
さて、大白川発は1610。あと約3時間ある。余程の道でなければ間に合いそうだ。
急がずペースを保って歩きたい。
-1319 再スタート
-1323 入広瀬橋
今日の工事柵はカエルさん。
カエルだけどこの色は意外に見ない気がする(覚えてないだけかも) 。
-1339 国道252号線合流
最後、坂を上って国道に合流。
いつの間にか風が追い風になってる。
国道もそのまま上り坂が続く。
車通りが減った。
右の遠くを列車が走っていく。
これは時刻表通りだが、この2両編成、さっき回送列車かと言っていた編成だ。
大白川までずっと上りかとも考えていたが、意外に下り坂も多い。
駅っぽい雰囲気の場所だ。
もしかして廃止された柿ノ木駅があった場所かも。でもホームを含め駅関係のものが何も残ってないから違うかなぁ。
「クマ出没注意」看板だ。
いつ出たんだろうか?
またあったぞ。
去年のことらしい。
-1433 柿ノ木スノーシェッド
スノーシェード出口のすぐ先で只見線高架をくぐった。
その先が結構キツい上り。今日一番のキツい上り坂だ。
ゆっくり一歩一歩一歩進む。
-1448 七曲スノーシェッド
スノーシェードに入ってキツい上り坂は終了。
出ました、歩行者のことは全く考えないガードレール。
路肩が無くなった
(*`Д´)ノ!!!オイオイ
- 1457 跨線橋
あと1.5キロだ。
おや?もう駅があった。
予定より400mくらい近いぞ。
○1513 大白川(おおしらかわ)駅 -41261歩-
駅は立派な建物の「自然活用センター」に間借り。
同じく同居のそば屋さんからいい香りが漂ってくる。
おっ、財産標発見。
昭和63年?
ちょっと新しいような気がするが。
ともあれ今日のゴール!
今日は約27キロの旅だった。
□□□
列車本数の少ない只見線。
大白川の次は32キロ先の只見となるため、目標は大白川に決定。
帰りは大白川発1610が現実的な選択。
ということで逆算して小出駅を7時前に出る計画となった。
昨日の歩きの影響か今日は足が非常に重く、特に上り坂は厳しいものがあったが、列車時刻の約1時間前に大白川駅に到着できて満足のおける結果となった。
しかし泊まりの沿線旅で4時台の起床は初めてではないだろうか。
これを書いている大白川の駅であくびが止まらない自分である。
<歩行ルート>
只見線2日目
今日は只見線を歩く。
帰りの列車の時間から逆算して小出駅を遅くとも7時に出る必要があると考え、宿を5時半に出る。
しかし肌寒い。車の外気温計は15度だ。
昨晩もまた雨が降り、朝方も所々で雨雲が通過するとのこと。
天気がちょっと心配だ。
宿から30分ちょっとで、2日前に確認していた小出公園の駐車場に車を止めさせて頂き、車の中で朝食。
その後駅まで5分ちょっと歩く。
○0639 小出(こいで)駅
天気は晴れ。黒めの雲も出ている。
気温は低めの18度。湿度は78%だ。
風はほとんど無い。
-0643 小出橋
階段を上がり小出橋を渡った後、本町交差点で左折する。
アーケードの町並みを歩く。
このあたりが雪深いことが分かる。
-0700 羽根川踏切
橋を渡り踏切を渡る。
踏切が鳴り始めた。少し戻ってカメラを構える。
列車が近付いて。。。来ない!?
100mくらい手前で止まっている。
事故でもあったのか?
と思っていたら
小出の防災放送らしいスピーカーからJアラートが鳴り出した。
遠いので聞き取りにくいが、どうやらまた北朝鮮がミサイルを撃ったみたいだ。
結局列車もそれで止まってたようで10分程でようやく走り始めた。
この10分間、踏切は鳴り続け、自分は待ちぼうけ状態。
再度歩き出す。
頭上の雲も取れてきた。
ふと右手先を見ると駅舎があった。
でも?どこから駅へ行くんだ、これ?
どうやら手前の建物の右側を回り込んで駅に行けるようだ。
○0744 藪神(やぶかみ)駅 -5961歩-
小さな木造駅舎の棒線駅。
ホームの長さは2両が精一杯か。
いちばん良い位置に除雪機が陣取る。
-0750 再スタート
-0757 右折
右の道へ。
生活道路へ進む。
道はじわじわと上っている。
疲れた足には少しキツい。
-0812 右折
斜めの道へ。再び生活道路へ進む。
遠いところを2両編成の列車が走っていく。
国道に戻って小さな橋を渡る。
-0821 右折
右斜めの道へ進む。
駅が見えた。
○0824 越後広瀬(えちごひろせ)駅 -9453歩-
雪止めのある屋根。モルタルの無人駅。
駅前に広がる田んぼは刈り取り作業の真っ最中。
海抜表示は小海線以来かな?
駅に到着するころには曇っていた空がまた晴れてきた。
-0837 再スタート
-0846 歩道が無くなる
いよいよ歩道が無くなった。
相変わらず、道はじわじわと上っていく。
また曇ってしまった。
-0900 右折
一本右の生活道路へ進む。
○0911 魚沼田中(うおぬまたなか)駅 -13303歩-
小さな、でもきちんとした駅舎。
ここも除雪機が存在感をもって鎮座。
ちょっと嫌な感じの雲が広がりはじめている。
-0924 再スタート
-0929 国道252号線合流
今日はなかなか足が動かない。
昨日調子に乗って歩いたせいだよな。。。
何だ?佐藤家って?
重要文化財だそうだ。
今度は目黒邸。
-0957 小休止
東屋で休憩。
足全体が疲れた感じだ。
腰を下ろして少し回復を図る。
幸いまだ時間に余裕はある。
少し多目に休憩しよう。
-1011 再スタート
○1032 越後須原(えちごすはら)駅 -19211歩-
茶色い無人駅。
JAのステーション、スーパー、銀行とJA尽くしの駅前だ。
駅舎からホーム側に出た感じは越後広瀬駅に似ている。
-1043 再スタート
道は下り坂に。
この先、川を渡るのでそこに向かって下っているようだ。
小さな川を渡り、またじわじわと上り坂が始まった。
-1108 新細野橋
-1121 長鳥橋
橋を越えると上り坂が急になる。
列車の警笛が聞こえる。
あれ?この時間に走ってたっけ?
上り坂を越えると下り坂に。
その先を列車が通りすぎるのが見えた。
-1131 新渋川橋
この区間最後の橋を渡る。
-1143 渋川交差点
右折。
正面に駅舎が現れた。
と思ったらトイレだった(笑)
○1145 上条駅 -25874歩-
小さな駅舎。
地元の方が世話をしている花に囲まれている。
やっぱり列車の来ない時間帯だ。
さっきの列車は回送列車だったのだろうか?
ホームに座り込み昼食タイム。
おや?雨粒が2滴ぽつり。
さっきから黒い雲が気にはなってたが、降らないだろうとたかをくくってた。
念のため、傘をすぐに出せる場所に用意する。
でも降らないでね (´・ω・`)
さああまり時間もない。
スタートしよう。
-1210 再スタート
あれ、さっきのが戻ってきた。
まさか来るとは思ってなかったので、撮影場所が悪すぎる。。。
-1222 只見線高架
キツメの上りが始まった。
-1226 渋川スノーシェッド
「スノーシェード」じゃないんだ。
スノーシェードを抜けると、道は急な上りのままヘアピンカーブに。
-1231 大栃山スノーシェッド
-1238 道の駅入広瀬
スノーシェードを抜けたすぐ先に道の駅があった。
時間的に余裕が無くはないが、何があるか分からない。
ここは寄らずに通りすぎる。
池の横を抜けると下り坂が始まる。
-1246 左折
おっと危ない。
危うく通りすぎるところだった。
なんとなくの勘が働いてくれた。
-1252 大栃山踏切
踏切を渡り先の道を左折。
○1254 入広瀬(いりひろせ)駅 -30422歩-
大柄な駅舎は思ったとおり公共施設間借り型。
「雪国観光会館」とのこと。
ホームは島式だが1線。もう1線は引込み線として車庫へ繋がっている。
良い雰囲気の待合室には財産標がある。昭和17年だ。
そしてここにも除雪機が鎮座。
雪深い地域の路線の証し。
最終区間の7キロに備えトイレをお借りする。
さて、大白川発は1610。あと約3時間ある。余程の道でなければ間に合いそうだ。
急がずペースを保って歩きたい。
-1319 再スタート
-1323 入広瀬橋
今日の工事柵はカエルさん。
カエルだけどこの色は意外に見ない気がする(覚えてないだけかも) 。
-1339 国道252号線合流
最後、坂を上って国道に合流。
いつの間にか風が追い風になってる。
国道もそのまま上り坂が続く。
車通りが減った。
右の遠くを列車が走っていく。
これは時刻表通りだが、この2両編成、さっき回送列車かと言っていた編成だ。
大白川までずっと上りかとも考えていたが、意外に下り坂も多い。
駅っぽい雰囲気の場所だ。
もしかして廃止された柿ノ木駅があった場所かも。でもホームを含め駅関係のものが何も残ってないから違うかなぁ。
「クマ出没注意」看板だ。
いつ出たんだろうか?
またあったぞ。
去年のことらしい。
-1433 柿ノ木スノーシェッド
スノーシェード出口のすぐ先で只見線高架をくぐった。
その先が結構キツい上り。今日一番のキツい上り坂だ。
ゆっくり一歩一歩一歩進む。
-1448 七曲スノーシェッド
スノーシェードに入ってキツい上り坂は終了。
出ました、歩行者のことは全く考えないガードレール。
路肩が無くなった
(*`Д´)ノ!!!オイオイ
- 1457 跨線橋
あと1.5キロだ。
おや?もう駅があった。
予定より400mくらい近いぞ。
○1513 大白川(おおしらかわ)駅 -41261歩-
駅は立派な建物の「自然活用センター」に間借り。
同じく同居のそば屋さんからいい香りが漂ってくる。
おっ、財産標発見。
昭和63年?
ちょっと新しいような気がするが。
ともあれ今日のゴール!
今日は約27キロの旅だった。
□□□
列車本数の少ない只見線。
大白川の次は32キロ先の只見となるため、目標は大白川に決定。
帰りは大白川発1610が現実的な選択。
ということで逆算して小出駅を7時前に出る計画となった。
昨日の歩きの影響か今日は足が非常に重く、特に上り坂は厳しいものがあったが、列車時刻の約1時間前に大白川駅に到着できて満足のおける結果となった。
しかし泊まりの沿線旅で4時台の起床は初めてではないだろうか。
これを書いている大白川の駅であくびが止まらない自分である。
<歩行ルート>
只見線2日目