第363日 2017/9/15

只見線1日目 小出→大白川(営業距離26.0km、徒歩距離27.1km) 給水量:1.1L


                         只見線2日目



今日は只見線を歩く。
帰りの列車の時間から逆算して小出駅を遅くとも7時に出る必要があると考え、宿を5時半に出る。
しかし肌寒い。車の外気温計は15度だ。
昨晩もまた雨が降り、朝方も所々で雨雲が通過するとのこと。
天気がちょっと心配だ。

宿から30分ちょっとで、2日前に確認していた小出公園の駐車場に車を止めさせて頂き、車の中で朝食。
その後駅まで5分ちょっと歩く。



○0639 小出(こいで)駅








天気は晴れ。黒めの雲も出ている。
気温は低めの18度。湿度は78%だ。
風はほとんど無い。


-0643 小出橋





階段を上がり小出橋を渡った後、本町交差点で左折する。




アーケードの町並みを歩く。
このあたりが雪深いことが分かる。


-0700 羽根川踏切



橋を渡り踏切を渡る。


踏切が鳴り始めた。少し戻ってカメラを構える。
列車が近付いて。。。来ない!?
100mくらい手前で止まっている。

事故でもあったのか?
と思っていたら
小出の防災放送らしいスピーカーからJアラートが鳴り出した。
遠いので聞き取りにくいが、どうやらまた北朝鮮がミサイルを撃ったみたいだ。




結局列車もそれで止まってたようで10分程でようやく走り始めた。

この10分間、踏切は鳴り続け、自分は待ちぼうけ状態。


再度歩き出す。




頭上の雲も取れてきた。




ふと右手先を見ると駅舎があった。


でも?どこから駅へ行くんだ、これ?


どうやら手前の建物の右側を回り込んで駅に行けるようだ。



○0744 藪神(やぶかみ)駅 -5961歩-







小さな木造駅舎の棒線駅。
ホームの長さは2両が精一杯か。



いちばん良い位置に除雪機が陣取る。


-0750 再スタート



-0757 右折



右の道へ。
生活道路へ進む。




道はじわじわと上っている。

疲れた足には少しキツい。


-0812 右折



斜めの道へ。再び生活道路へ進む。




遠いところを2両編成の列車が走っていく。


国道に戻って小さな橋を渡る。


-0821 右折



右斜めの道へ進む。
駅が見えた。



○0824 越後広瀬(えちごひろせ)駅 -9453歩-





雪止めのある屋根。モルタルの無人駅。

駅前に広がる田んぼは刈り取り作業の真っ最中。



海抜表示は小海線以来かな?


駅に到着するころには曇っていた空がまた晴れてきた。


-0837 再スタート



-0846 歩道が無くなる



いよいよ歩道が無くなった。


相変わらず、道はじわじわと上っていく。

また曇ってしまった。


-0900 右折



一本右の生活道路へ進む。



○0911 魚沼田中(うおぬまたなか)駅 -13303歩-







小さな、でもきちんとした駅舎。
ここも除雪機が存在感をもって鎮座。



ちょっと嫌な感じの雲が広がりはじめている。


-0924 再スタート



-0929 国道252号線合流



今日はなかなか足が動かない。
昨日調子に乗って歩いたせいだよな。。。




何だ?佐藤家って?




重要文化財だそうだ。




今度は目黒邸。


-0957 小休止



東屋で休憩。
足全体が疲れた感じだ。
腰を下ろして少し回復を図る。


幸いまだ時間に余裕はある。
少し多目に休憩しよう。


-1011 再スタート



○1032 越後須原(えちごすはら)駅 -19211歩-







茶色い無人駅。
JAのステーション、スーパー、銀行とJA尽くしの駅前だ。

駅舎からホーム側に出た感じは越後広瀬駅に似ている。


-1043 再スタート






道は下り坂に。
この先、川を渡るのでそこに向かって下っているようだ。


小さな川を渡り、またじわじわと上り坂が始まった。


-1108 新細野橋




-1121 長鳥橋



橋を越えると上り坂が急になる。


列車の警笛が聞こえる。
あれ?この時間に走ってたっけ?

上り坂を越えると下り坂に。




その先を列車が通りすぎるのが見えた。


-1131 新渋川橋



この区間最後の橋を渡る。


-1143 渋川交差点



右折。

正面に駅舎が現れた。




と思ったらトイレだった(笑)



○1145 上条駅 -25874歩-







小さな駅舎。
地元の方が世話をしている花に囲まれている。



やっぱり列車の来ない時間帯だ。
さっきの列車は回送列車だったのだろうか?

ホームに座り込み昼食タイム。

おや?雨粒が2滴ぽつり。

さっきから黒い雲が気にはなってたが、降らないだろうとたかをくくってた。
念のため、傘をすぐに出せる場所に用意する。
でも降らないでね (´・ω・`)


さああまり時間もない。
スタートしよう。


-1210 再スタート






あれ、さっきのが戻ってきた。
まさか来るとは思ってなかったので、撮影場所が悪すぎる。。。


-1222 只見線高架





キツメの上りが始まった。


-1226 渋川スノーシェッド



「スノーシェード」じゃないんだ。


スノーシェードを抜けると、道は急な上りのままヘアピンカーブに。


-1231 大栃山スノーシェッド




-1238 道の駅入広瀬



スノーシェードを抜けたすぐ先に道の駅があった。
時間的に余裕が無くはないが、何があるか分からない。
ここは寄らずに通りすぎる。


池の横を抜けると下り坂が始まる。


-1246 左折



おっと危ない。
危うく通りすぎるところだった。
なんとなくの勘が働いてくれた。


-1252 大栃山踏切



踏切を渡り先の道を左折。



○1254 入広瀬(いりひろせ)駅 -30422歩-





大柄な駅舎は思ったとおり公共施設間借り型。
「雪国観光会館」とのこと。





ホームは島式だが1線。もう1線は引込み線として車庫へ繋がっている。



良い雰囲気の待合室には財産標がある。昭和17年だ。



そしてここにも除雪機が鎮座。
雪深い地域の路線の証し。

最終区間の7キロに備えトイレをお借りする。

さて、大白川発は1610。あと約3時間ある。余程の道でなければ間に合いそうだ。
急がずペースを保って歩きたい。


-1319 再スタート



-1323 入広瀬橋







今日の工事柵はカエルさん。
カエルだけどこの色は意外に見ない気がする(覚えてないだけかも) 。


-1339 国道252号線合流



最後、坂を上って国道に合流。


いつの間にか風が追い風になってる。




国道もそのまま上り坂が続く。


車通りが減った。




右の遠くを列車が走っていく。
これは時刻表通りだが、この2両編成、さっき回送列車かと言っていた編成だ。


大白川までずっと上りかとも考えていたが、意外に下り坂も多い。




駅っぽい雰囲気の場所だ。
もしかして廃止された柿ノ木駅があった場所かも。でもホームを含め駅関係のものが何も残ってないから違うかなぁ。




「クマ出没注意」看板だ。
いつ出たんだろうか?




またあったぞ。
去年のことらしい。


-1433 柿ノ木スノーシェッド









スノーシェード出口のすぐ先で只見線高架をくぐった。




その先が結構キツい上り。今日一番のキツい上り坂だ。
ゆっくり一歩一歩一歩進む。


-1448 七曲スノーシェッド



スノーシェードに入ってキツい上り坂は終了。




出ました、歩行者のことは全く考えないガードレール。
路肩が無くなった
(*`Д´)ノ!!!オイオイ


- 1457 跨線橋



あと1.5キロだ。


おや?もう駅があった。
予定より400mくらい近いぞ。



○1513 大白川(おおしらかわ)駅 -41261歩-









駅は立派な建物の「自然活用センター」に間借り。
同じく同居のそば屋さんからいい香りが漂ってくる。



おっ、財産標発見。
昭和63年?
ちょっと新しいような気がするが。

ともあれ今日のゴール!
今日は約27キロの旅だった。


□□□
列車本数の少ない只見線。
大白川の次は32キロ先の只見となるため、目標は大白川に決定。
帰りは大白川発1610が現実的な選択。
ということで逆算して小出駅を7時前に出る計画となった。
昨日の歩きの影響か今日は足が非常に重く、特に上り坂は厳しいものがあったが、列車時刻の約1時間前に大白川駅に到着できて満足のおける結果となった。
しかし泊まりの沿線旅で4時台の起床は初めてではないだろうか。
これを書いている大白川の駅であくびが止まらない自分である。



<歩行ルート>







                         只見線2日目