第498日 2019/12/4

日南線4日目 榎原→志布志(営業距離28.4km、徒歩距離30.2km) 給水量:0.5L


日南線3日目                          



二日目(そして最終日)は昨日の続き。榎原(よわら)駅から志布志駅を目指す30キロの旅だ。

ゆっくり目の7時前に宿を出て、今回の旅で初めて明るい中で見る町並みを眺めながら10分で飫肥駅に到着。

0713発志布志行きは既に入線している。
良かった。寒い中待つ必要は無かった。
ちなみに飫肥発の下りはこれが始発。


5名程の乗客を乗せてキハ40の単行は駅を離れた。




眩しい太陽の下、ガタゴトと走った列車は榎原駅に到着。

赤屋根の趣のある駅舎待合室で歩きの準備をする。



○0758 榎原(よわら)駅










おっ!
寒い中、昨日の猫ちゃんがお見送り。ありがとうね。



さあ飫肥2days最終日のスタート。

天気は今日も快晴。
空気は今日も冷たい。
まずは日向大束駅までの8キロ。今日の最長区間からだ。

今日の目標は30キロ先の志布志駅発1757。
10時間弱あるが、日没を考えると17時には到着したいところ。



今日は上に二枚、下は一枚重ね着。さらにCW-Xのアームカバーとタイツは冬用で寒さに対処する。




今日も国道220号線歩きから。




雲一つないきれいな青空だ。




さすがに日陰が続くと、この時間帯はまだ寒い。




果たして、ここは歩道なのか、ただの路肩なのか?


道はじわじわと上っている。


-0844 串間市



串間市入りと同時に道は下り坂に。


-0846 瀬戸跨線橋



おや?ここは跨線橋か。



小さな集落を抜ける。

ゆるやかに下り坂は続いている。




おっ!
この荷台に載っているのは、あの保守点検用のトロッコじゃない?




日陰にはまだ霜が下りている。




線路が近付いてきた。



○0951 日向大束(ひゅうがおおつか)駅 -11669歩-







赤い瓦屋根の無人駅舎。
ホームは2面2線。
構内踏切で移動するタイプだ。


汗ばんできた。
ここで上を一気に2枚脱いでしまおう。


1003の油津行きを見送ってスタート。

と思ったが、列車は遅れているようで、なかなか来ない。




ようやくやってきた列車は3分遅れで出ていった。


-1007 再スタート




この区間も国道220号線歩きだ。




志布志まで32km?
22km位だと思っているが、そんなにあるのだろうか?
これは気になる。。。




上り坂をこなした後は、真っ直ぐでフラットな道を歩く。




綺麗な黄葉頂きました。




ん?
「駅の駅」?
なんじゃそりゃ?




そろそろこの辺りかな。。


ありました。
しかし道からは見えない位置に駅があって分かりにくいなぁ。



○1054 日向北方(ひゅうがきたかた)駅 -16690歩-





四角いプレハブの無人駅舎。少し高い位置にある。
ホームは棒線だ。

ここで昼食タイム。



待合室内は日当たりが良くて暑いくらい。
気温は手元の気温計で16度を越えている。


-1115 再スタート



-1126 日南線高架




-1133 三叉路



右斜めの道へ進む。




センターラインの無い生活道路をまったりと歩く。



○1153 串間(くしま)駅 -20982歩-





さっきの看板にあった「くしま駅の駅」に間借りの形の駅。
ぱっと見、駅とは分からないぞ、これは。

駅の方に伺うと、昔は建物全部が駅だったそうだ。



敷地の端には広島市の市電が。
総合案内所だそうだ。


スタンプラリー4箇所目ゲット!


-1206 再スタート



-1214 日南線高架







今日の猫2。
駐車場をてくてくと。
このあたりはこの毛色しかいないのかな?




国道220号線と448号線の重複区間を進む。


-1232 西浜交差点



右折。




川沿いの歩道をまたまたのんびりと歩く。
向かい風が少しだけ肌寒い。


-1241 左折



丁字路を左折して橋を渡る。


-1244 丁字路



橋を渡り丁字路を右折。
国道220号線に戻った。



○1250 福島今町(ふくしまいままち)駅 -25534歩-





平らな屋根のコンクリート製無人駅舎。



少しだけずれた千鳥型ホームとはいえ、構内踏切が駅舎のすぐ前にあるのは好印象。よくホームの端にあるけど、あれお年寄りにはキツいはず。
とはいえ、この階段型もつらいか。


-1313 再スタート





歩道一面に苔が着いている。
こういった苔むす歩道って九州にしか無かった気がする。やはり暖かいところじゃないとダメなのかな?


左前からの風が冷たく、早くもこの時間、日陰では肌寒い。




キハ40の単行とすれ違う。
でも場所悪し!




左手に海が現れた。




これは絶対海水浴場だね。




あれ?(笑)


-1349 右折





○1351 福島高松(ふくしまたかまつ)駅 -29399歩-





城門のような外観の小さな無人駅舎。

そろそろトイレに行きたかったが無いか。
まあ次の駅まではもちそうだから次に賭けよう。


-1359 再スタート



再び国道220号線に戻り、志布志方面に歩く。




おっ、海の駅がある。
これはトイレに行けそうだ。



-1421 高松隧道(?m)



左側に約1mの歩道あり。




その歩道は真ん中から左右の舗装が異なる。
もしかして、もともと両側にそれぞれあった50cmくらいのスペースを、左側にまとめて一つの歩道としたのかもしれない。


-1430 海の駅「志布志湾大黒」



トイレ休憩!


-1437 再スタート


お土産をざっと見て再スタート。


風が強くなってきた。
嫌な思い出が。。。(笑)
帽子を取ろう。


-1441 鹿児島県志布志市



鹿児島県に入った。




海釣りって、こんな小さな岩でもやるんだ。




坂を上ると駅のホームが見えてきた。




コスモスがまだ元気だ。



○1520 大隅夏井(おおすみなつい)駅 -36791歩-







小さなコンクリート製の無人駅舎。棒線ホームだ。

お腹すいた。
パンを一つ食べていると、年配の男性から声をかけて頂く。

聞くと、この近くに住んでいる方だそうだ。
現役時代はなんと海自の三佐。
今は、夏には3ヶ月程北へ旅行しているとのこと。それも車で。
舞鶴から小樽までフェリーを使うそうだ。
いろいろお話、ありがとうございました。



-1541 再スタート






引き続き国道220号線歩き。



向かい風が冷たくなってきた。
上着を一枚はおろう。





おや?跨線橋だったかパート2。




道は上りと下りを織り混ぜて続く。
なかなか楽はさせてくれない。




結局最後まで220号線と448号線の重複区間だったようだ。




これはコココイでしょう。
この場所、日差しが草を透かしていて、とてもきれい。




志布志の街なかに入ってきた。
この歩道はたまにあるタイプだが、水はけが良いようにと斜めになってて歩きにくい。。。



○1651 志布志(しぶし)駅 -43901歩-









夕暮れ迫るターミナル駅で、飫肥2daysは終了!


何かターミナルって雰囲気を感じられない。列車で来るとまた違うのかな?

とにもかくにも日南線完歩!



宿に戻って気付く。

志布志でもスタンプ押すのを忘れ、結局応募規定ギリギリの4か所で終わりました (^^;)





2月一杯開催中とのことですので、興味ある方は是非どうぞ (*´ω`)



□□□
本数の少ないローカル線を二日間で60キロ歩くという、結構リスクのある計画。
家で綿密な計画を作っての敢行だったが、無事日南線を完歩できた。二日とも好天だったことが大きい。
これで南九州で残すは指宿枕崎線の生見から先のみとなった。
九州全体を見ても、残りがだいぶ少なくなってきたなぁと実感。
意外と四国よりも先に終わるかもしれないと思い始めている。



<歩行ルート>







日南線3日目