第337日 2017/5/26

予讃線11日目 伊予富田→伊予西条(営業距離27.3km、徒歩距離31.6km) 給水量:1.9L


予讃線10日目                     予讃線12日目



昨日とは一転、眩しいくらいの青空。昨日と同じ松山発0642に乗るため晴天の松山市内を駅まで歩く(ほんの1〜2分だけど)。

今日スタート駅の伊予富田までは1時間半もかかる。遠い!
ちなみに帰りはもっと遠くなる。2時間はかかりそうだ。

実は当初は松山じゃなく今治に宿を取る予定だったが、船関係のイベントがあるようで宿が確保出来ず。従ってこのように移動時間が長くなってしまっているが、まあしょうがない。


今日の目標は石鎚山1713(その前は1556)発。28キロで9時間と十分間に合うコース設定だ。
ただ可能ならもう一駅足をのばし、次の伊予西条1754発を狙いたい。これは32キロで9時間半だ。石鎚山駅での足の状態を見て考える。


昨日と同じ2両編成は3分遅れて松山駅を出発した。




定刻の0810に伊予富田駅に到着。
日焼け止め作業をして、出発。


○0824 伊予富田(いよとみた)駅




風の強い伊予富田駅をスタート。




今日の工事柵。
ご当地キャラっぽいんだが、名前が書いてなくて分からない。
(後から調べたら「みきゃん」という愛媛県のゆるキャラらしい)




風は4〜5mの追い風。
小さな川沿いの道をテンポ良く歩く。


川沿いの道が無くなったので県道へトラバース。




右手奥を単行が走っていく。




さらにNTTのところで線路沿いの道へトラバース。


○0928 伊予桜井(いよさくらい)駅 -6403歩-







瓦屋根の駅舎。
古そうで良い雰囲気だが、資産標が無いのでいつの駅舎かは分からない。しかし四国ってこんなにも資産標の無い駅ばかりだったっけ?


-0942 再スタート




このあたりも所々にお遍路さん向けの道案内が貼ってある。




生活道路から県道、そして国道へと歩を進める。




これこれ。今治で宿が取れなかった原因のイベントは。


-1044 今治小松自動車道高架



-1018 道の駅 今治湯ノ浦温泉



こじんまりとした道の駅だ。




道の駅を越えた少し先で歩道終了!
だから、ブラインドコーナーで歩道を終了させないでよ。
反対側へ渡りづらいでしょ?(-_-;)


車が切れるのを待って道を渡る。左側の信号が青になり、2車線から1車線に減る場所だったので競うように車が加速してくる。
それに気付き、こちらも急いで渡りきった。気を抜いてたら危なかった。


ずっと国道歩きもつまらない。
この先、右に行く道があるようだ。予定の道より距離も短かそうだし行ってみるか。


-1040 右折




右折してすぐ蛇越踏切を渡る。




覚悟はしていたが、やっぱり上り坂か。。。。


-1045 西条市



上り坂の途中で西条市に入った。


-1053 世田薬師




世田薬師を越えたところを左折。

今度は下り坂を歩く。




生活道路を下り、踏切を渡る。
予想よりアップダウンは大きかった。膝の負担を考えると、あのまま国道を行けば良かったかとちょっと後悔。


-1114 県道に合流



予定の道だった県道に合流。

先の方をお遍路さんが歩いている。


歩く向きが変わって向かい風になり帽子が飛ばされた。
かぶり直してヒモでシャツと固定する。


-1126 楠河踏切



踏切を渡り左折。

お遍路道とはとりあえずお別れ。さっきのお遍路さんには結局追い付けず。




先の方、道あるかなぁ?


地元のおばちゃんにこの道で駅まで行けるか聞いてみる。
行けるとのこと。
ありがとうございました。




線路沿いに歩いて駅に到着。


○1136 伊予三芳(いよみよし)駅 -17767歩-







駅正面の木が良いアクセント。

お昼としよう。。待合室のベンチで昼食タイム。


-1205 再スタート



-1227 今治小松自動車道高架






写真を撮って、歩き出す時に、地面に埋め込まれたコレを蹴る。
暫く動けないほど、ぶつけた右足親指の激しい痛み!

危ないよ、コレ。
いや、気付かなかった自分も悪いんだけどね。

とはいえ上部のポール部分が無くなったこの土台だけがあるってのは、何とかならないのかなぁ。


きちんと歩けるようになるまでしばし休んでスタート。




センターラインの無い道をひた歩く。


-1246 柳新地踏切



踏切を渡り少し先を右折。


○1258 壬生川(にゅうがわ)駅 -23561歩-



この駅も緑基調の色使い。
広い駅前広場のある有人駅。


-1305 再スタート




狭い道へ右折。さあ冒険だ!
地図を見ながらの移動。




集落の中の狭い道をうねうね進む。




集落を抜けて田畑地帯へ出た。
その瞬間、強烈な向かい風が吹き付ける。
前進するのに力がいる。。。。


常時7〜8mの風が右や前から吹き付ける。
スタミナがどんどん奪われていく。


集落に入り丁字路を右折。


○1346 玉之江(たまのえ)駅 -27908歩-





ホーム上待合室型の駅。

向かい風歩きで疲れた!ちょっと休憩!

伊予西条まであと12キロ。18時前の列車なら4時間ある。今後、強風の影響があまりなければ、これに乗れそうだ。


-1405 再スタート


もと来た方向へ突き当たりまで進む。

なお、この区間はさっきに比べればはるかに簡単なコース。長方形の三辺を右折を繰り返して進むだけ。


-1413 県道合流



ここまでは強い追い風に押されて、順調に歩くことが出来た。


今度は当然のように右から風が吹き付ける。




県道じゃなく国道196号だった。
しかしこのキロポスト、肝心のキロ数が書いてない。反対側にはあるんだが。

いや、この66っていうのが松山からのキロ数のようだ。


もしかして、キロ数のプレートを貼る方向を間違えたのかな?


-1427 左折



左折と言ってもどちらかと言えば真っ直ぐか。


-1434 中山川橋



年季の入った橋を渡る。


そして最初から180度向きを変えたこの区間は当然のように強烈な向かい風。。。と思いきや、まだ右からの風が続いている。


集落を抜けて踏切を渡る。


-1448 小松踏切



線路沿いに右折。

と、工事中のようだ。
一旦国道に出て回り込む。


○1452 伊予小松(いよこまつ)駅 -33164歩-









駅機能は駅舎右側の一部分だけかな?
どうやら左側の部分はKUMONの教室のようだ。

ベンチで少し休憩。
距離は少な目だったものの5日目ともなると、さすがに足が疲れてきている。


-1509 再スタート




この区間は1.5キロと短距離だ。


○1528 伊予氷見(いよひみ) -35559歩-





ホーム上屋根付きベンチ型駅舎。
駅前広場の入口に山車?の模型が置いてある。





説明文があった。だんじりのようだ。
だんじりって大阪近辺だけのものじゃないんだ。
(説明を読むともともと大阪のものを真似して持ってきたようで)


-1535 再スタート




国道11号線をひた歩き。
この区間は追い風となってきた。
風も弱くなってきたようだ。




このこいのぼりの支柱は初めて見る。
ダイナミックな動きが可能のようだ。


○1611 石鎚山(いしづちやま)駅 -39522歩-







何本もの木に囲まれた小さな駅舎。
静かで良い雰囲気だ。



駅舎からホーム側へ出た瞬間、線路が目の高さの少し下にあるのは迫力ある。

そこへ列車が入線。



やっぱり迫力ある。


-1626 再スタート


さあ、5Daysラスト区間は4キロ強。




橋を渡る。橋の上にさっきと同じ山車があった。




あれっ?橋を渡った最初の交差点で曲がるの?
地図を再確認。
車は線路を渡った反対側が駅入り口。跨線橋でもあるのか、人は線路のこちら側でも良いみたいだ。
それなら少し先の、当初予定の道を左折する。




しばし西条の町中を歩く。




おや?駅の手前?に列車が見えるぞ?




公園内に保存された車両のようだ。


○1722 伊予西条(いよさいじょう)駅 -46080歩-





2017愛媛沿線旅のゴール!無事1754発に間に合った。

跨線橋の階段下で着替え。
ホームに入り列車を待つ。
列車が来た。高校生の多いこの時間に単行ですか?

でも無事座れました。
これだけ足が疲れている状態で座れて良かった良かった。


□□□
今日の歩きの結果、2017愛媛沿線旅は5日間で128キロを歩いたこととなった。
最後の二日間で距離を稼ぎ、一日平均25キロは何とかクリア。
実は旅の始まる前に膝が痛くなり治りきっていない状態からの5日間。ちょっと不安混じりの旅だったが、膝の状態は悪くならずに済み無事歩ききることが出来た。
これで予讃線も宇和島から伊予西条までをクリア。遥か先に霞んでいた予讃線完歩もわずかながら見えてきた気がする。



<歩行ルート>




こうやって地図を見て、瀬戸内に近い場所を歩いていたことを改めて認識しました。



予讃線10日目                     予讃線12日目