

陸奥横浜弘前4daysの3日目。
ベースキャンプを弘前に移した弘前シリーズ初日は奥羽本線を歩く。
弘南鉄道の大鰐線が近くに走っており、こちらも同時に歩く予定だ。
弘前駅前の宿を6時15分に出る。
出発まで15分もあるのに既に1番線に入線済みの弘前始発0639青森行きに乗る。

川部駅に到着。

駅ホームの、大正9年の待合室で出発準備。
ちなみに今日歩く区間は昨年雨で断念した区間。
1年ぶりのリベンジだ。
○0702 川部(かわべ)駅


天気は曇り。
風が強い。
今日はもともと奥羽本線川部駅〜長峰駅間を歩くことをきめていたが、川部駅から歩こうと考えたのはこの強風が原因。
気温もそこまでは高くないので追い風方向となる川部駅から長峰駅へ向かって歩くこととした。
その気温は17度。
この風だと少し肌寒いので、スタートは上下一枚ずつの重ね着だ。
-0709 県道合流

県道110号線に合流。

正面には雲をかぶった岩木山。
まだ沢沿いには雪が残っている?
-0713 藤崎町

「ふじ」発祥の町。
あっ!藤崎だから「ふじ」なのか!?
今気付いた。
-0720 川部道踏切

五能線の踏切を渡る。

これ、今日のクネクネにどうですか?
→クネクネ具合は悪くないですが、右へ行く道の分岐の存在が邪魔ですね。
非認定!
-0732 舟場交差点

歩き始めて約2kmの地点で、国道7号線に左折合流。

気温は18度(全く写ってない!)
風が無いと汗ばんでくる。

リンゴの柵。久しぶり!
-0740 弘前市

平川を渡ると弘前市だ。
-0741 信号交差点

左斜めの県道へ。

まだ作業は始まっていない工事現場の信号が赤点滅だ。
でも赤点滅って一時停止の意味があるのでダメなのでは?

久々の「脚力養成歩道」だ。
(沿線旅用語 細かなアップダウンのある歩道のこと。疲れている時にあるとそれなりにキツイ)

この辺りの「リンゴ柵」は赤と緑が交互。鮮やかなツートンカラーだ。

弘前市のマンホール蓋。
弘前市章の万字を中心にリンゴの形がデザインされている。
ところで弘前市の市章はなぜ万字なんだろう。
-0816 信号交差点

ローソンのある交差点を左折。
○0820 撫牛子(ないじょうし)駅 -7342歩-



難読駅「ないじょうし」に到着。
これ、絶対読めないよ。。。
コンクリートのがっしりとした駅舎。
ホームは2面2線だ。
0834発の弘前行きが到着。
列車接近警告音は鳴らないんだ。
ここで上下一枚ずつ脱いでアームカバーを着けて夏標準装備に。
日焼け止めも塗ろう。

おっと、リゾートしらかみ(青池)が通過した。
-0842 再スタート

さっきまで歩いていた県道260号線に合流。

道は国道7号線の高架を。。。
っと、踏切が鳴っている。

と、さっきのリゾートしらかみがもう戻ってきた?

歩道の無い片側一車線の県道をひた歩く。
-0910 信号交差点

左折。
最初の道を右折する。
-0913 左折

さらに左斜めの道へ。

雪国でよく見る、チェーンを巻いたままの除雪車。

弘前駅前の東横インが見えてきた。
○0929 弘前(ひろさき)駅 -12031歩-



ベースキャンプ駅弘前に到着。
改札階に上がり改札を撮影。
ここからは弘南鉄道大鰐線をまわる。
-0943 再スタート
まずは弘南鉄道大鰐線のターミナル、中央弘前駅へ。
-0956 交差点

郵便局のある交差点を左折。
□1003 中央弘前(ちゅうおうひろさき)駅 -13932歩-



昔の食料品市場のような、見た目駅っぽくない駅舎だ。

駅の方にことわって駅舎内から列車を撮影。
その後、弘南鉄道のパンフを頂きました。
ありがとうございます!
-1009 再スタート

大きなレンガの建物の横を抜ける。

住宅街を何度も右左折しながら進む。
□1027 弘高下(ひろこうした)駅 -15677歩-



棒線の無人駅。
もうすぐ列車が来る。

列車を撮影して再スタート。
-1034 再スタート

来た方向へ戻り、セブンイレブンの次の道を右折。
-1043 止まれの交差点

左折してすぐに右折。
近くに弘前大学があるようで、この辺りは学生向けのアパートが多い。
え?駅はどこ?
この辺りのはずなんだが。。。
□1053 弘前学院大前(ひろさきがくいんだいまえ)駅 -17545歩-

コープと同居しているのか。。。。
これは珍しい(私鉄には多いのかな?)。

左側が店入り口。右側はホームへの扉だ。

ホームは島式1面2線だ。
-1102 再スタート
-1106 西弘南部踏切

弘南鉄道の踏切を初渡り。

その先の信号交差点を左折して、線路の右側の道へ。

道は緩やかにうねっている。
-1116 丁字路

左折して駅へ。
□1118 聖愛中高前(せいあいちゅうこうまえ)駅 -19377歩-


ホーム上待合室型の駅。

ここでお昼ごはんとしよう。
さて、作戦タイム。
残りの距離はまだ19kmもある。
駅数は12!
時速3kmが出たとしても6時間ちょっとかかる。
で、目標の長峰駅の時刻を調べると、1733の後は何と1909。18時台は無い!
これは1733は死守せねば。
その前は1716と、近い時刻に2本もあるのに何故18時台に無いのだろう。。。。
ごちそうさま!
さて急がねば。
これからは弘南鉄道の駅滞在時間は1駅5分程度としないとマズイ。
-1136 再スタート
-1140 右折

駅前の道を左へ進み突き当たりを右折。
-1153 右折

狭い道へ右折する。

え?
駅舎の反対側に来てしまった?
と思ったら正しい方でした。
□1158 千年(ちとせ)駅 -21635歩-


島式1面2線のホーム。
駅舎は四角いって表現が一番あってそう。
-1202 再スタート
この区間は短い700m。
(他も短いが)

県道127号線の歩道を歩く。

踏切を渡ると左側が駅だ。
□1213 小栗山(こぐりやま)駅 -22727歩-


ホーム上待合室型の棒線駅だ。
待合室の中は壁に沿った長ベンチ。
-1217 再スタート
-1227 信号交差点

左折。
□1236 松木平(まつきたい)駅 -24865歩-

ホーム上待合室型の棒線駅。
駅舎は濃緑に塗られ、ひまわりの絵が描かれている。

そしてホームの端にはリンゴのオブジェ?
-1241 再スタート

再び県道127号線に戻り歩く。

左手側を二両編成の列車が走っていった。

道は田んぼの間、長閑な地域を通る。
空も晴れてきた。
-1300 右折

跨線橋へ上る坂の手前で右折。
-1306 丁字路

左折。
駅への道へ。
□1310 津軽大沢(つがるおおさわ)駅 -27941歩-



車庫併設の駅。
(頂いたパンフでは、大沢車両検修所と呼ぶようだ)
ホームは島式の1面2線だが、ホーム幅が他の駅と比べて広い!
が、ホームの上にはベンチなど客向けの設備は一切無い。

ちょっと疲れた。
小休止。
-1322 再スタート

くねくねと曲がる道を進む。

少しの間、道は線路と並行に。
ここまで大鰐線で線路沿いってあったっけ?
□1340 義塾高校前(ぎじゅくこうこうまえ)駅 -29926歩-


ホーム上待合室型の棒線駅。
待合室に「待合室」と書いてあるのはあまり無いかも。

その待合室は奥に長い。

中央弘前方面の列車をお見送りして再スタート。
-1345 再スタート
-1350 石川県道踏切

津軽大沢駅で交換してきたと思われる大鰐方面行きの列車に捕まった。
○1355 石川(いしかわ)駅 -30952歩-


久々の奥羽本線の駅。

ホームは2面3線。
さすがにホームは長い
残り約11kmで3時間半だ。
ホントギリギリ。。。。
-1406 再スタート
さあ、次は同じ名前の大鰐線石川駅だ。

なんかこの橋、模型感がすごい。
-1410 石川踏切

踏切から大鰐線が奥羽本線をまたぐ橋を見る。
-1414 丁字路

右折。県道260号線に合流。

500mほど歩いて右折。
生活道路へ。

最後線路沿いを歩いて駅へ。
□1427 石川(いしかわ)駅 -33254歩-



島式の1面2線ホーム。

側線に「オホキ」と書かれた無蓋車が止まっている。
-1432 再スタート
この区間は橋まで回り込むので、2.5kmと少し距離が長い。
-1439 御幸橋

駅から5分少し歩き、その橋を渡る。
-1442 右折

川を渡り右折。
堤防道路へ。
-1446 大鰐線高架

-1449 左折

堤防道路から左に下りる。

道は大鰐線にぶつかり右へ。
線路沿いを進む。

後方の鉄橋をガタゴトと音を鳴らしながら列車が近付いてくる。
少し先の石川プール前駅に止まった。
□1459 石川プール前(いしかわぷーるまえ)駅 -35802歩-



ホーム上待合室型の棒線駅。
待合室は開放型だ。
お!この区間は予定より900mも短かった。
ということは2時間半であと7.5km。
厳しいが間に合う可能性が出てきたぞ。
少しだけ休憩して再スタートだ。
-1508 再スタート

再び、線路沿いの道を歩く。
この区間は線路左の遠くの道まで回り込む設定で距離1.4kmが出ている。
いま歩いている線路沿いの道を見つけたため、この区間も距離が短縮される可能性大だ。

道は神社を回り込む。
□1523 鯖石(さばいし)駅 -37329歩-



島式の1面2線ホーム。
交換可能な駅だ。
よし!予定どおり400m削った。
残り6km。2時間ちょっとあるから射程距離に入ってきた。
-1529 再スタート
-1541 右折

国道7号線に合流。

歩道は国道から離れていく。
-1551 宿川原踏切


踏切を渡ってすぐ、線路沿いの道に左折。
□1555 宿川原(しゅくがわら)駅 -39503歩-


ホーム上待合室型の棒線駅。

開放型待合室のベンチに座り作戦タイム。
あと4.3kmで1時間半。
もう大丈夫そうだ。
急に接近警告の放送がかかってビックリ。

列車を見送って再スタート。
-1602 再スタート
さあ、大鰐線のラスト区間。
1kmも無い0.9kmだ。

県道210号線に右折合流。
あとは大鰐駅までこの道を進む。
□1616 大鰐(おおわに)駅 -40977歩-


弘南鉄道大鰐線完歩!
ん?北口?
これ入っても良いのかな?

なるほど。。。。
仕方ない。
JRの駅へは先から回り込もう。
いや、これ危惧していたんだけどね。
JR側に弘南鉄道の入口無い可能性を考えてこっちへ来たんだけど。。。。
-1620 再スタート
-1624 大鰐踏切

踏切を回り込む。
○1629 大鰐温泉(おおわにおんせん)駅 -41917歩-


赤屋根はリンゴのイメージかな?

昭和34年の財産標があった。
有人駅だ。

こっちにも弘南鉄道の駅があったのか。。。。(向こうは北口だったから予想はしてたけど)
しかしここの大回りで時間を使ったのはなかなか厳しいなぁ。
-1636 再スタート
さあ、またギリギリに戻ってしまった。
最後の区間は3.4km。
少し突っ込んで行くぞ!

国道7号線の側道の狭い道を進む。
-1657 国道7号線に合流

側道から、晴れて国道の歩道へ合流。
-1705 残り1キロ地点
あと28分ある。
これで間に合うが、帰る準備の時間も考えてペースは早めで保とう。
-1717 駅まで100m
1本前、1716発の列車が走っていった。
○1720 長峰(ながみね)駅 -46776歩-

今日のゴール!
何とか列車の13分前に到着した。
ちょっと膝が心配。。。。
○1日を歩き終えて
陸奥横浜弘前4days3日目。
ベースキャンプを弘前に移動しての奥羽本線歩きとなった。
これには、弘南鉄道大鰐線はあと3年で事実上の廃止が決まっており、今のうちに大鰐線も歩こうと弘前をベースキャンプの一つに決めた経緯がある。
その大鰐線。駅数が14もあり、なかなかペースが上がらず、さらにまさかの長峰駅の列車本数の問題もあり、最後はかなり急ぐ羽目となった。
が、何とか無事予定の区間を歩ききることができた。
さて明日は大館駅から秋田側を歩く予定だ。
何キロ歩くかは明日の脚の状態次第。
とはいえ最低でも20kmは歩きたいところ。
さてどうなることやら。
<歩行ルート>

緑△の川部駅から弘前駅を通って、赤四角の長峰駅までを歩きました。

