

天気の良い水曜日。
飯田線沿線旅に出掛けよう!
飯田線の残る区間は飯田駅から門島駅までの約46km(徒歩距離)。
天竜峡駅に車を置けるようなので、この区間は飯田駅ー天竜峡駅の約16kmと、天竜峡駅ー門島駅の約30kmの2回に分けて歩く予定だ。
さて、3月下旬ということで花粉症にはキツイ時期。
さらに黄砂も飛ぶらしい。
ということは長い時間は歩きたくない。
今回は飯田駅から天竜峡駅までの約16kmの方を歩くことにした。
朝はゆっくり目の6時に家を出る。
中央道を走って飯田山本ICで下りて10分。
天竜峡駅から徒歩5分の無料駐車場に到着した。
有人の駅。窓口で切符を買いホームで待つ。

列車が入って来た。
ん?これ、特急車両だ!
しかも昨年末の日豊本線と違って、3両全部に乗れる(笑)
ちょっと贅沢な気分で座席を回転させ着席。
真ん中の2両目に乗ったが、他にお客さんは居ない。。。。何か勿体ないな。。。
列車は0816に天竜峡駅を出発した。
列車は短い駅間(わずか16kmの間に九つの駅間がある)をゆっくり走り、30分もかけて飯田駅に到着した。
と書いていたら、桜町駅ー飯田駅間で倒竹と列車が接触とのことで、反対行きのこの列車もとばっちり。飯田駅直前で足止め。。。

飯田駅まであと少しなんだけどなぁ。。。

結局30分近くの遅れで飯田駅に到着。
まぁ、今日は時間は沢山あるので焦りはしない。
駅の待合室で歩く準備。
○0930 飯田(いいだ)駅

飯田線沿線旅のスタート!

歩きだしたすぐに今日のカラーマンホール蓋。
晴れているが風が強い!
ウエザーニュースのポイント予報では飯田駅は風速9m!
ちょっと予想外だ。
今日は夏標準装備で歩く。
マスクも着用。
白岡3daysに続き不審者モードだ(笑)
最初に書いたように今日は駅間がとても短く、最初の7駅平均はたつたったの1.6km。
最初のこの区間も2.0kmと短い。

飯田駅にクルマを停めなかった理由はこれ。
市営駐車場がいくつかあるが、全て100円/30分の上に上限は2000円と高い!
他にコインパーキングも見つからない。
(民間のコインパーキングは設置できない条例でも有るんだろうか?)

今日のカラーマンホール蓋2は、初めて見るこのサイズ(直径20cm前後)のカラーマンホール蓋だ。
このサイズのカラーマンホール蓋は、多分今まで見たこと無い。
-0943 丁字路

しばらく飯田の町を歩き丁字路を右折。

線路が近付いてきた。
ここ、多分さっき列車で止まってたとこだ。

前の方に山があるが、花粉と黄砂で霞んでいてほとんどシルエットしか見えない。
-0952 羽場坂踏切

松川橋を渡り切石交差点を左折して駅へ。
○1000 切石(きりいし)駅 -2614歩-


ホーム上待合室型の棒線無人駅。

ホームはカーブの区間にあるため、「列車とホームの間に注意」の表記がそこかしこにある。


ちょうど飯田方面の列車が到着したが、まだ30分程遅れているのだろう。
0937の列車のようだ。
-1009 再スタート
-1010 切石踏切

駅横の切石踏切を渡り、緩い下り坂を歩いていく。
○1033 鼎(かなえ)駅 -5349歩-




昭和元年の木造駅舎が残る棒線ホームの無人駅だ。
トイレを借りて再スタート。
-1043 再スタート
この区間は1.2km。
ここまでの道を引き続き歩く。

真っ直ぐの道を進む。
道の先は霞んでいる。。。。
-1057 丁字路

丁字路を右折。
駅は近い。
○1059 下山村(しもやまむら)駅 -7070歩-


ちいさな新し目の駅舎。
ホーム上待合室型の棒線駅。
最近建て替えられたのかなぁ。

資産標があった。
平成28年。
ということは9年前に建て替えられたということか。
-1106 再スタート

ほぼ役に立たない標識。
分かるのは中央道があるくらい。

飯田方面の二両編成が走っていった。
-1113 東鼎交差点

丁字路を左折。
すぐの東鼎交差点で右折して、国道151号線に入った。
-1116 国道153号線高架下

さっきの看板のせいで中央道かと思ったら、国道だった。
-1120 右折

おっ!
良さげな道がある。
地図を見ると。。。ちょっと大回りとなるが行けそうだ。
予定変更!
-1123 旧上溝踏切


踏切の先は真っ直ぐに道が続いている。
この道、旧街道の雰囲気が濃い。

蔵と。。。。

常夜灯もある。
やはり街道だったのだろう。
-1132 左折

「止まれ」のある四つ角を左折。

200m程先に駅舎が見えてきた。
○1137 伊那八幡(いなやわた)駅 -9555歩-




昭和元年の資産標。
屋根に浮いた錆が古い駅舎に彩りを加えている。

天井の丸い装飾も個性があってよい。
無人駅だが、地元の方なのだろうか、綺麗に掃除されていて気持ちが良い駅だ。
ありがとうございます。
待合室でお昼ごはん。
ごちそうさまでした!
-1201 再スタート
-1204 神前町踏切

-1208 信号交差点

交差点を右折。

しっかりとした広い歩道を歩く。
相変わらず先の方は靄って見える。
中学校の前で右折。
駅へ。
○1218 毛賀(けが)駅 -11498歩-


ホーム上待合室型の駅。駅のすぐ近くには中学校のプールがある。

資産標は平成29年と比較的新しい駅舎だ。
この時点で気温は20度を超えた。
-1227 再スタート
ここまででようやく今日の行程の半分だ。
平均速度は2.7kmしか出ていない。。。。
-1227 丁字路

急な坂を上って丁字路を左折。
交通量のある国道151号線に入る。
-1232 セブンイレブン

セブンイレブンでトイレを借りる。
お礼にお菓子を購入!
-1237 再スタート

切り通しの中を道は上っていく。
-1245 駄科交差点

左斜めの道へ。
-1251 左折

曲がる道はもっと広いかと思ってたので、危うく通りすぎるところだった。
○1254 駄科(だしな)駅 -14082歩-

小さな無人の駅舎。
ちょうど飯田方面の列車が到着。
アナウンスで、「9分の遅れで運行」。
まだ時刻表どおりには走れていないのか。


待合室は扉の無い開放型。ベンチは3脚。
ホームは棒線だ。

駅から見える「旭松食品」。
何を作っている会社だっけ?
-1307 再スタート

線路沿いを少しだけ歩くと、道は非舗装に。

この石垣凄いなぁ。
お城みたいだ。

道は急な上りに。
その石垣の上の高さまで一気に上がる。

いや、どう見てもこれお城でしょ!
-1315 飯田線

飯田線の上を越える。
ここ、コココイだ!
石垣の上に建つ、(普通の)民家の前の丁字路を右折。

道は(今日の定番の)真っ直ぐで先が霞む道に。

道は急な下り坂に。
坂からは遠くに霞む天竜川が見えた。
-1333 右折

どんどん標高を下げ、四つ角を右折。

右折すると下り坂はさらに急に。

橋を渡って、今度は急な上り坂を上って駅へ。
上り坂の途中で、風鈴がチリンと鳴った。
よし、このパターン(急な下り坂の後の急な上り坂)の坂を風鈴坂と呼ぼう(沿線旅用語として認定!)。
○1341 時又(ときまた)駅 -17231歩-

四角い駅舎。
ホームは2面2線。

反対側のホームの待合室のベンチが長い!

待合室には横長のベンチが一脚。

待合室入口の左上に平成21年の財産標があった。
構内放送。
飯田方面は「7分遅れ」、反対側は「8分遅れ」とのこと。
遅れが出ると駅職員さんも大変だ。
-1352 再スタート
さあ残り2駅、3.6kmだ。
-1354 西村街道踏切

踏切を渡り県道へ左折。


「8分遅れ」の列車が通過した線路の手前を右折。線路沿いの道へ。
おっ!ウグイスの鳴き声だ。
今シーズン初!

一旦交通量の多い県道に合流。
久米川橋を渡って、再び線路沿いの道へ。

飯田線は典型的なトラス橋で川を渡っている。
線路沿いを歩き駅到着。
○1419 川路(かわじ)駅 -20137歩-

広い駅前ロータリーには車が何台か止まっている。

広場の隅にはアイドリング音がうるさい工事車両。エンジン切ってくれませんか。。。。?

待合室の壁は、昭和っぽい四角を積み重ねたガラス。
ベンチは半円型だ。


ホームは棒線の無人駅だ。
ちょうど「8分遅れ」の列車が発車していった。
-1435 再スタート
さあ最終区間は1.6km。
今日を象徴する短い距離だ。

線路沿い右側を歩く。
-1446 十字路

交差点を左折。
線路をくぐって右折。
線路の反対側へ。

朝、車を停めた駐車場の前を通る。
○1455 天竜峡(てんりゅうきょう)駅 -22422歩-




今日のゴール!
天竜峡駅に無事戻ってきた。
車寄せやその上のステンドガラスなど特徴ある駅舎で今日は終了!

今回の18きっぷのポスターは日南線なんだ。
そろそろキハ40が登場するポスターは最後かも。。。
○一日を歩き終えて
ほぼ一年ぶりの飯田線歩き。
遠征沿線旅に行かないこの時期のみ歩ける路線だ。
今日の歩きで残りは約30km。一日の行程を残すのみとなった。
日程的には来週の月曜日にまた歩くチャンスがあるのだが、天気が悪そうなのと気温がまた低くなるため難しそうだ。
再来週からは遠征沿線旅が本格的に始まるので、その次となるとゴールデンウィークのどこか一日か。あるいは来年に先送りか。
しかし今日の黄砂は酷かった。。。。
<歩行ルート>

これまで利用していたEPSONのEPSON VIEWがサービス終了してしまい、今回はSTRAVAののサービスを使っています。ただこの地図、PC版では日本語で地名が出ずipad版を使いましたが、この縮尺では駅情報は出てきません。いろいろ試行錯誤が必要そうです。

