山陰本線24日目 山陰本線26日目
益田5days最終日は越ヶ浜駅から須佐駅を歩く「先列車後徒歩」に決めた。
朝起きて体調が良かったこと。
気温が低く空気もからっとしていることから、それなりの距離を設定しても歩き切れるとの判断だ。
朝0545。
ラグビーワールドカップ日本対サモア戦を後半途中まで見てから宿を出る。
昨日とは全く違う乾いた空気!
あのじめじめとした空気と入れ替わり、ようやく秋の気候になったようだ。
コインパーキングで400円を支払い、まずは須佐駅まで車移動だ。
須佐駅発0628(昨日須佐駅まで乗った列車)を目指す。
昨日歩いた国道191号線をひた走り、須佐駅前には列車の10分ちょっと前に到着。
長門市行きの単行に乗り込んだ。
海岸沿いを走る列車は、時折トンネルをくぐり抜けながら30分ちょっとで越ヶ浜駅に到着。
駅前のスペースで出発準備をしてスタートだ。
○0715 越ヶ浜(こしがはま)駅
天気は快晴!
5日目にしてこの旅初めての朝からの好天。
降水確率は一日中0%だ。
今日は大きな傘もさすがに置いてきた。
風は緩やかな向かい風。
目標はもちろん須佐駅。
約31kmもあるがなんとか17時までにたどり着きたい(が無理はしない。最悪日没:18時頃までに着ければよし)。
駅前を走る国道191号線を歩く。
今日もこの国道との絡みが多くなりそうだ。
道は海沿い(というよりは入り江沿い?)を通る。
ずっとこのようなフラットな道なら良いのに。
歩道が左側だけになったので左側へ移る。
大きな島が見えてきた。
地図によると「大島」だそうだ。
なんだこの111-2ってキロポストは?
もしかしてコース変更など途中で距離が変わって111km区間が長くなってしまったので、111-2としているのかな?
おっ?
海女さんかな?
-0829 左折
左斜めの道へ。
生活道路を少しだけ歩く。
-0835 国道合流
国道へ戻った。
-0840 右折
右斜めの道へ。
右手奥に駅が見えた。
四つ角を右折。
-0848 大井東踏切
おっと踏切が鳴り出した。
ここで動画を撮っていこう。
長門市方面のキハ40をゲット!
っと、また踏切が鳴り出す。
駅の方を見ると、列車の交換だ。
反対側のキハ40もゲット!
○0857 長門大井(ながとおおい)駅 -9418歩-
青い屋根の無人駅。
待合室のベンチの置き方がなかなか。。。。(笑)
昔の木製ベンチの前にくっ付けて置いちゃいました。
-0920 再スタート
-0922 大井東踏切
さっきと逆向きに渡る。
-0931 国道合流
おっ!
キロポストが112となっている。
ようやく111-xを抜けたようだ。
右側に線路、左側には海が広がる。
前方はるか先に洞門が見えてきた。
-0954 阿武町
萩市から阿武町へ。
体調は良いのだが、足が動かなくなってきた。
これはヤバいのか?
-1002 洞門
左側外に歩道のある安全タイプだ。
この踏切、昔は先に繋がる道があったようだが今は廃道のようだ。
-1016 道の駅「阿武町」
食料がちょっと心もとないので、パンでも買おうかと思うも、レジ待ちの列がすごい。
諦めよう。
キハ40の二連と擦れ違った。
さっき、脚が動かないと書いたが、どうやら違うようで脚自体は動いてる。
それよりも身体の疲労感が大きくて、ちょっとふらつく感じだ。
いずれにしてもヤバい雰囲気だ。
○1035 奈古(なご)駅 -16413歩-
国道沿いにある有人の駅だ。
赤の財産標は昭和4年。
地元のおばちゃんに捕まる(笑)
ご自身のこれまでの人生を教えてくれる。
87才とのことで、同じ話が何度も出て来るのはご愛敬だが、いつまでも聞いているわけにはいかない。
ちょうど他のお年寄りが来たタイミングで別れを告げて再スタート。
どうせ聞くなら座れば良かった。
(ずっと立って聞いてたので休めてない)
でもなかなか面白いお話でした。
ありがとうございました。
-1101 再スタート
この時点で平均時速は遂に2.9kmに。
この先峠があるようだ。
気温は29度。
少しすると30度に。
見ていると29と30を行ったり来たり。
気温計の辺りから上り坂が始まった。
少しキツメの坂となるが辛くない。
先ほどの疲労感はなぜか抜けたようだ。
おばちゃんの話効果か?
-1130 才ヶ峠
三叉路のところが峠のピーク。
ふと気付くと左下を線路が走っている。
ただこの時間帯、列車は来ない。
日陰となる歩道の右側へ移動。
-1145 小休止
ペットボトルの入れ替えでザックをおろしたついでに小休止。
ついでにお昼ごはんにしよう。
本当はさっきの奈古駅で食事としたかったが、あの状況では難しかった(苦笑)
-1201 再スタート
-1215 左折
左斜めの道へ進む。
地図では行けるみたいだが。。。。
線路と共に国道の高架をくぐる。
-1223 鶴島第一踏切
踏切を渡り国道へも戻る。
この区間、国道のアップダウンを回避出来て正解!
また左手に海の景色が広がった。
ちょうどこの時点で今日の半分の距離だ。
同じペースで歩くとすると、到着は1745となる。
目標より遅くなっている。
さらに最終区間はアップダウンが想定されるので、もっと遅くなるかも知れない。
○1235 木与(きよ)駅 -23053歩-
平らな屋根の無人駅舎。
この駅も国道191号線沿いにある。
反対側のホームにはどうやって行くの?
って思ったら入り口の横に書いてありました。
これって初めて来て時間ギリギリだったら乗り遅れるパターンだ。
-1247 再スタート
この区間も国道歩きだ。
-1308 洞門
海側に広い歩道完備の洞門だ。
廃トンネルだ。
昔はここを山陰本線が走ってたのだろう。
今日の海岸歩きは、色々な島や岩が次々と現れるので飽きることがない。
-1336 田部トンネル(538m)
このトンネルの歩道はは右の方が広いようだ。
右側へ移動する。
トンネルの中は上り坂だ。
なかなかスピードが出ない。
トンネルの少し先までの上り坂が終わり、下り始めると次のトンネルが現れた。
-1353 井部田トンネル(317m)
このトンネルも右側の方が歩道は広い。
-1422 宇田トンネル(113m)
このトンネルの歩道は左側だけだ。
○1433 宇田郷(うたごう)駅 -32871歩-
小さな簡易駅舎の棒線駅。
昔は2面2線だったようだ。
なぜかベンチに今年4月の時刻表が置いてある。
-1442 再スタート
益田5days最終区間は8.8kmと長丁場。
国道歩きだ。
さらに高度差のあるアップダウンといくつかのトンネルのあるコースだ。
最後の最後に試練が入ってきた。
歩道の無い上り坂に突入だ。
と思ったら、下から行けば歩道はあったようだ。
(じゃあ手前にそう書いといてよ)
道は上りの後フラットから緩い下りへ。
ずっと上り坂が続く訳じゃないんだ。
-1509 忽郷トンネル(260m)
トンネルを抜け少し歩くと視界が拓けた。
気温は撮る前が30度。撮ったら29度に。
さあ登坂車線だ。坂が急になる。
この赤白のポールとガードレールとの間、何ヵ所も蜘蛛の巣が張っていて、見つける度に避けるため車道に降りる。
これ、この国道は人がほとんど歩いていないってことだよね。
-1538 小刈トンネル(148m)
また短いトンネルだ。
トンネルを抜ける前から次のトンネルが見えてくる。
このモニュメントはトンネルの名前かな?
-1546 大刈トンネル(1469m)
久々かな?
1km越えのトンネルを歩くのは。
左側の歩道を歩く。
念のためペンライトを点けよう。
久々の長いトンネルはそれなりに緊張した。
やはり左側を歩くと車は後ろから来るのでいつ抜かれるか分からず緊張する。
-1620 須佐トンネル(714m)
相変わらずペンライトが不安定。
点滅モード(笑)で運用する。
トンネルを抜けると下り坂が始まった。
今日の後半調子が良いのは最終日ボーナス(沿線旅用語:何故か最終日は脚が動くことが多く、これを最終日ボーナスと呼んでいる)のおかげかな。
たくさんの建物が見えてきた。
須佐の町だ。
駅まではあと1kmだ。
-1645 山陰本線高架
今日の工事柵は黄色とピンクのウサギさん。
○1656 須佐(すさ)駅 -45831歩-
今日のゴール!
そして、益田5daysのゴール!
無事5日間歩き通すことができました。
□□□
前日までに100km近く歩いているところへ、31kmの「先列車後徒歩」コースをぶっ混む情け容赦無い自分に打ち勝つ自分(笑)
最終日、31kmを歩くことができた自分に乾杯だ。
今回は(も?)不安定な天気の多かった旅だったが、無事5日間を歩き通すことができた。
これもまた自信となった。
今回は特にキハ4Xが走る区間で、列車を見る楽しみもあり、充実した5daysとなった。
次回は2週間後。また中国地方を歩きたい。
<今回のルート>
山陰本線24日目 山陰本線26日目
益田5days最終日は越ヶ浜駅から須佐駅を歩く「先列車後徒歩」に決めた。
朝起きて体調が良かったこと。
気温が低く空気もからっとしていることから、それなりの距離を設定しても歩き切れるとの判断だ。
朝0545。
ラグビーワールドカップ日本対サモア戦を後半途中まで見てから宿を出る。
昨日とは全く違う乾いた空気!
あのじめじめとした空気と入れ替わり、ようやく秋の気候になったようだ。
コインパーキングで400円を支払い、まずは須佐駅まで車移動だ。
須佐駅発0628(昨日須佐駅まで乗った列車)を目指す。
昨日歩いた国道191号線をひた走り、須佐駅前には列車の10分ちょっと前に到着。
長門市行きの単行に乗り込んだ。
海岸沿いを走る列車は、時折トンネルをくぐり抜けながら30分ちょっとで越ヶ浜駅に到着。
駅前のスペースで出発準備をしてスタートだ。
○0715 越ヶ浜(こしがはま)駅
天気は快晴!
5日目にしてこの旅初めての朝からの好天。
降水確率は一日中0%だ。
今日は大きな傘もさすがに置いてきた。
風は緩やかな向かい風。
目標はもちろん須佐駅。
約31kmもあるがなんとか17時までにたどり着きたい(が無理はしない。最悪日没:18時頃までに着ければよし)。
駅前を走る国道191号線を歩く。
今日もこの国道との絡みが多くなりそうだ。
道は海沿い(というよりは入り江沿い?)を通る。
ずっとこのようなフラットな道なら良いのに。
歩道が左側だけになったので左側へ移る。
大きな島が見えてきた。
地図によると「大島」だそうだ。
なんだこの111-2ってキロポストは?
もしかしてコース変更など途中で距離が変わって111km区間が長くなってしまったので、111-2としているのかな?
おっ?
海女さんかな?
-0829 左折
左斜めの道へ。
生活道路を少しだけ歩く。
-0835 国道合流
国道へ戻った。
-0840 右折
右斜めの道へ。
右手奥に駅が見えた。
四つ角を右折。
-0848 大井東踏切
おっと踏切が鳴り出した。
ここで動画を撮っていこう。
長門市方面のキハ40をゲット!
っと、また踏切が鳴り出す。
駅の方を見ると、列車の交換だ。
反対側のキハ40もゲット!
○0857 長門大井(ながとおおい)駅 -9418歩-
青い屋根の無人駅。
待合室のベンチの置き方がなかなか。。。。(笑)
昔の木製ベンチの前にくっ付けて置いちゃいました。
-0920 再スタート
-0922 大井東踏切
さっきと逆向きに渡る。
-0931 国道合流
おっ!
キロポストが112となっている。
ようやく111-xを抜けたようだ。
右側に線路、左側には海が広がる。
前方はるか先に洞門が見えてきた。
-0954 阿武町
萩市から阿武町へ。
体調は良いのだが、足が動かなくなってきた。
これはヤバいのか?
-1002 洞門
左側外に歩道のある安全タイプだ。
この踏切、昔は先に繋がる道があったようだが今は廃道のようだ。
-1016 道の駅「阿武町」
食料がちょっと心もとないので、パンでも買おうかと思うも、レジ待ちの列がすごい。
諦めよう。
キハ40の二連と擦れ違った。
さっき、脚が動かないと書いたが、どうやら違うようで脚自体は動いてる。
それよりも身体の疲労感が大きくて、ちょっとふらつく感じだ。
いずれにしてもヤバい雰囲気だ。
○1035 奈古(なご)駅 -16413歩-
国道沿いにある有人の駅だ。
赤の財産標は昭和4年。
地元のおばちゃんに捕まる(笑)
ご自身のこれまでの人生を教えてくれる。
87才とのことで、同じ話が何度も出て来るのはご愛敬だが、いつまでも聞いているわけにはいかない。
ちょうど他のお年寄りが来たタイミングで別れを告げて再スタート。
どうせ聞くなら座れば良かった。
(ずっと立って聞いてたので休めてない)
でもなかなか面白いお話でした。
ありがとうございました。
-1101 再スタート
この時点で平均時速は遂に2.9kmに。
この先峠があるようだ。
気温は29度。
少しすると30度に。
見ていると29と30を行ったり来たり。
気温計の辺りから上り坂が始まった。
少しキツメの坂となるが辛くない。
先ほどの疲労感はなぜか抜けたようだ。
おばちゃんの話効果か?
-1130 才ヶ峠
三叉路のところが峠のピーク。
ふと気付くと左下を線路が走っている。
ただこの時間帯、列車は来ない。
日陰となる歩道の右側へ移動。
-1145 小休止
ペットボトルの入れ替えでザックをおろしたついでに小休止。
ついでにお昼ごはんにしよう。
本当はさっきの奈古駅で食事としたかったが、あの状況では難しかった(苦笑)
-1201 再スタート
-1215 左折
左斜めの道へ進む。
地図では行けるみたいだが。。。。
線路と共に国道の高架をくぐる。
-1223 鶴島第一踏切
踏切を渡り国道へも戻る。
この区間、国道のアップダウンを回避出来て正解!
また左手に海の景色が広がった。
ちょうどこの時点で今日の半分の距離だ。
同じペースで歩くとすると、到着は1745となる。
目標より遅くなっている。
さらに最終区間はアップダウンが想定されるので、もっと遅くなるかも知れない。
○1235 木与(きよ)駅 -23053歩-
平らな屋根の無人駅舎。
この駅も国道191号線沿いにある。
反対側のホームにはどうやって行くの?
って思ったら入り口の横に書いてありました。
これって初めて来て時間ギリギリだったら乗り遅れるパターンだ。
-1247 再スタート
この区間も国道歩きだ。
-1308 洞門
海側に広い歩道完備の洞門だ。
廃トンネルだ。
昔はここを山陰本線が走ってたのだろう。
今日の海岸歩きは、色々な島や岩が次々と現れるので飽きることがない。
-1336 田部トンネル(538m)
このトンネルの歩道はは右の方が広いようだ。
右側へ移動する。
トンネルの中は上り坂だ。
なかなかスピードが出ない。
トンネルの少し先までの上り坂が終わり、下り始めると次のトンネルが現れた。
-1353 井部田トンネル(317m)
このトンネルも右側の方が歩道は広い。
-1422 宇田トンネル(113m)
このトンネルの歩道は左側だけだ。
○1433 宇田郷(うたごう)駅 -32871歩-
小さな簡易駅舎の棒線駅。
昔は2面2線だったようだ。
なぜかベンチに今年4月の時刻表が置いてある。
-1442 再スタート
益田5days最終区間は8.8kmと長丁場。
国道歩きだ。
さらに高度差のあるアップダウンといくつかのトンネルのあるコースだ。
最後の最後に試練が入ってきた。
歩道の無い上り坂に突入だ。
と思ったら、下から行けば歩道はあったようだ。
(じゃあ手前にそう書いといてよ)
道は上りの後フラットから緩い下りへ。
ずっと上り坂が続く訳じゃないんだ。
-1509 忽郷トンネル(260m)
トンネルを抜け少し歩くと視界が拓けた。
気温は撮る前が30度。撮ったら29度に。
さあ登坂車線だ。坂が急になる。
この赤白のポールとガードレールとの間、何ヵ所も蜘蛛の巣が張っていて、見つける度に避けるため車道に降りる。
これ、この国道は人がほとんど歩いていないってことだよね。
-1538 小刈トンネル(148m)
また短いトンネルだ。
トンネルを抜ける前から次のトンネルが見えてくる。
このモニュメントはトンネルの名前かな?
-1546 大刈トンネル(1469m)
久々かな?
1km越えのトンネルを歩くのは。
左側の歩道を歩く。
念のためペンライトを点けよう。
久々の長いトンネルはそれなりに緊張した。
やはり左側を歩くと車は後ろから来るのでいつ抜かれるか分からず緊張する。
-1620 須佐トンネル(714m)
相変わらずペンライトが不安定。
点滅モード(笑)で運用する。
トンネルを抜けると下り坂が始まった。
今日の後半調子が良いのは最終日ボーナス(沿線旅用語:何故か最終日は脚が動くことが多く、これを最終日ボーナスと呼んでいる)のおかげかな。
たくさんの建物が見えてきた。
須佐の町だ。
駅まではあと1kmだ。
-1645 山陰本線高架
今日の工事柵は黄色とピンクのウサギさん。
○1656 須佐(すさ)駅 -45831歩-
今日のゴール!
そして、益田5daysのゴール!
無事5日間歩き通すことができました。
□□□
前日までに100km近く歩いているところへ、31kmの「先列車後徒歩」コースをぶっ混む情け容赦無い自分に打ち勝つ自分(笑)
最終日、31kmを歩くことができた自分に乾杯だ。
今回は(も?)不安定な天気の多かった旅だったが、無事5日間を歩き通すことができた。
これもまた自信となった。
今回は特にキハ4Xが走る区間で、列車を見る楽しみもあり、充実した5daysとなった。
次回は2週間後。また中国地方を歩きたい。
<今回のルート>
山陰本線24日目 山陰本線26日目