第64日 2010/4/29

山陰本線1日目 豊岡→竹野(営業距離17.6km、徒歩距離18.1km) 給水量:1.0L


                             山陰本線2日目



前線通過に伴う雨がそぼろ降る中、16番ホームにのぞみ97号が滑り込んだ。
どうやら名古屋始発のようで10分近くも早い入線。

前回は桜を追って、今回は餘部鉄橋に誘われて旅に出る。

豊岡5Daysが始まった。




雲が切れ、晴れ間が広がる新大阪で特急北近畿1号城崎温泉行きに乗り換え。


ふと窓の外を眺めると東海道本線沿線旅で目にした風景。日本全国に知った景色が増えていく。

列車は「線路点検」のため3分遅れで出発。

新大阪で乗った1号車の乗客は5名。


この時期暖房はいらないぞ。。。ちょっと暑い。

大阪で10名程乗車。少し賑やかになった。


・・・

今日から5日間のベースキャンプとなる豊岡着。暖かく、元気よくツバメが飛んでいる。


○1115 豊岡駅




駅前派出所の横で日焼け止めして出発。

今日は長袖Tシャツ。少し暑いか。でも腕を日焼けしないので良い。



快晴とまではいかないが良い天気。
雨上がりの空気がすがすがしい。


-1150 円山川




堤防道路に合流。ここから城崎温泉まではほぼ川沿いを歩く。




路肩に蛇。ちょっとビックリした。


向かい風が強くなってくる。


○1219 玄武洞駅 -8054歩-




山陰本線の初区間を完了。

地図によると駅名の「玄武洞」は川向こうにあるようだ。
そもそも玄武洞って何なんだという疑問はさておいて、
誰かが最寄り駅と思って降りたら、橋が無くて渡れなかったなんてないんかな?




ちょうど列車が到着した。


-1235 再スタート


ここ二週間程、違和感のあった右膝の調子がやっぱりよろしくない。
長旅でもあるしペースを落とそう。




円山川と山陰本線に挟まれた県道を行く。歩道は無く、沿線旅用語でいわゆる愛岐道路型。
路肩のすぐ下は川面。これ携帯落としたら、即ロストのある意味危険な道。




県道3号線を歩く。


-1300 ファミマ

昼食のパン購入。店先でそのうちの一つを食べる。




城崎温泉が近い。




ちょうど「北近畿」が通過した踏切を渡り線路反対側の道へ。


○1338 城崎温泉駅 -15102歩-







大正14年生まれ。観光地の駅らしく凝った造り。隣には温泉施設が鎮座。


ここまで約10キロ。今日は8キロ先、竹野駅までの予定。

時間に余裕があるので待合室のベンチで小休止。
待合室には立ち食いそばのお店がある。昼食はここにすればよかったか。


-1355 再スタート


さぁ、鋳物師戻峠越えだ。






峠への道を歩いて行くと、結果的に温泉街の散策となった。
温泉まんじゅうでも買おうと思うが見つからず。あれって全国の温泉地どこにでもあると思ってたんだが。
いや、単に見落としていただけかもしれない。

温泉街を抜けると、建物もまばらに。




飛び出し注意看板のおばあちゃんバージョンは初めて見るかも。


-1428 上りが始まった。


携帯はすかさず圏外に。


今年もうぐいすが鳴いている。この時期、さすがに上手になったな。
練習してうまくなるというのは本当だろうか。

舗装道がうねうねと続く。豊岡と竹野を繋ぐ主要道だからか、意外と行き交う車は多い。




トンネル手前でつづら折りの道に。


-1458 鋳物師戻峠




GPSロガーでは高度119m。100メートルちょっと高度を稼いだ。


トンネルは50センチ程の歩道付きだが水路にフタを被せた形で、がたがたして歩きにくい。

向かい風も強く寒い。

5分程で280メートルの鋳物師戻トンネルを無事抜けた。




10分程、坂を下りると携帯が復活した。


-1533 竹野川



竹野の町に入る。遠くにこんもりとした山。方向から考えるとあの向こうが海かな?




耕すことでえさとなる虫でも出てくるのだろうか?鳥がこんな近くで待っている。


○1553 竹野駅 -28394歩-





今日のゴール。




ここは竣工が明治44年とぎりぎり明治。やはり瓦は重厚感があり良いなぁ。

ちょうど豊岡方面の列車が到着したが次の列車に乗ることにしてホームをうろうろ。。。。
その後ベンチでまったり。

豊岡5Days初日は軽めの約18キロ。
それでも膝が痛いのは、明日以降の不安材料だ。




                             山陰本線2日目