第355日 2017/8/3

札沼線2日目 晩生内→本中小屋(営業距離22.4km、徒歩距離27.0km) 給水量:1.9L


札沼線1日目                      札沼線3日目



今日は昨日の続き、晩生内から桑園方向に歩く。

宿を7時過ぎに出て、駅まで歩く。ゆっくり目で15分。朝イチの良い準備運動だ。

石狩月形駅に到着。
切符を購入しようとすると、切符は売らないとのこと。
はあっ?
駅員もいるのに切符を売らない窓口って必要なの?
(後から知ったが、実際は何駅かの主要駅宛てのみ売る仕組みのようだ)

まぁ、そういう仕組みならしょうがないが、面倒臭そうにさも当然といった言い方が気に入らない。
(どうしてもそういう雰囲気が伝わってきてしまう)

それでもご当地入場券は購入可能なようで、豊ヶ岡の入場券を購入。
ところが2枚と言ったのに1枚出してくる。。。。やる気あるのか!?
全く国鉄時代の親方日の丸社員丸出しだ。
上川駅の駅員に重なる感じ。あぁ、イヤダイヤダ。客にこんな思いをさせないでほしい。



さて、気を取り直してホームへ移動しようとするが、駅員が案内するまでホームには入るなの表示。
また上川駅のような仕打ちに会いたくないので、仕方無く待合室で待つ。
列車の5分前になった。案内無いんですけど (`Δ´)
もういいやと、勝手にホームに上がる。


列車が来た。乗車して3駅移動。260円。




静かな晩生内駅に到着した。



駅舎内はきれいに掃除されており、打ち水も。
管理されている方に感謝です。
朝の気分の悪さもこれで治まりました。


さて、今日の目標は26キロ先の本中小屋駅1758発。可能なら1本前の1609発に乗りたい。


※あっ、久しぶりに毒を吐いてしまった。。。 (´・ω・`)


○0805 晩生内(おそきない)駅





天気は曇り。
風は弱い。

この区間は国道歩き。
来るときの列車から見た限り、途中で歩道は無くなるようだ。




南線踏切を渡って国道275号線に合流。




山の方を見ると今にも降りそうな感じだが、今日は晴れるとの予報。
降らないことを信じつつ、この涼しいうちに距離を稼ぎたいとスピードを上げる。


-0832 月形町




向かい風が強くなってきた。




無いと思っていた区間に、実際には歩道はありました。
列車から見えなかっただけだった。




自転車とすれ違う。年配のご夫婦のようだ。
お互いに「おはよう」と挨拶。
お気を付けて!




道はなだらかな上り坂となる。
このあたりは駅に近くなると上り坂になるんかなぁ?




警笛が聞こえ、前から来た列車が去って行った。
時間的にこの列車って、新十津川行きだな。


○0907 札比内(さっぴない)駅 -6173歩-







ちょうど51キロポストの位置に駅があった。
しっかりとしたコンクリート作りの小さな駅だ。

ここでも除雪機が休息中。


-0928 再スタート




ほんとに降らないんかなぁ?降りそうな空だけど。




工事事務所の隅に今日の工事柵。キティちゃん。


-0954 中央分離帯ありの看板



雪深い地域ならではの表示なんだろう。




その中央分離帯が始まったばかりのところに右への道が。
豊ヶ丘駅の看板もある。


-0959 右折



長めの上り坂を上っていく。
薄日も差してきて少し暑くなってきた。

風も追い風か!


-1014 豊ヶ丘陸橋



ちょうど列車が来る時間だ。
駅に行くには跨線橋手前で左折する必要あるが、真っ直ぐ駅には行かず跨線橋から撮影しよう。




直線区間をやってくる列車が撮れました (^^)


さあ駅へ行こう。




少しだけ戻り右折。砂利道を歩いて駅に到着。


○1028 豊ヶ岡(とよがおか)駅 -11565歩-









これも板ホームの一種かな?
少し離れた場所に木造駅舎。

東京から来たという御夫婦とお話。
その後、車で去っていかれたら、また静けさが戻ってきた。


入り口と窓が開けっ放しなのにきれいなのは、地元の方が整備されているからだろう。
夕方また来て、戸を閉めていくのだろうか。
札沼線の各駅は大事にされていると感じる。


-1045 再スタート


ゆっくりしたいところだがスタート。


駅舎の横の道を進むと、さっきの跨線橋の先に出た。

この区間は7キロ弱だ。


-1100 左折



交差点を左折。


さっきからくまんばちが体の周りをブンブン飛んでいる。
これって刺さないよね?




道の両脇は田んぼや草原が広がる。
その先の林からはいつ鹿や熊が出てきてもおかしくない雰囲気だ。


くまんばちが体の周りをブンブン飛んでいる。


緩いアップダウンはあるものの、車通りも少なく快適な道だ。
さらに向かい風も吹いてきて自然にペースが上がる。




なんて書いてたら急な下り坂となった。その先には上り坂が見える。


人家の無い地域をひたすら歩く。
くまんばちと一緒に。。。。(^^;)


ブンブン

ブンブン


どこまでも一緒。。。(^^;)



左手から部活なような声が聞こえる。
自衛隊でもあるのかなと思って地図を確かめたら、刑務所だった。


左から車の走る音が近付いてきた。


くまんばちもようやく去って行ったようだ。
しかし何キロの間、一緒にいたんだろうか。最大、同時に4〜5匹が飛び回っていた時もあった。

ここまでの警護ありがとう。お疲れ様!!


-1141 開拓2号踏切




-1143 右折

国道まで出ずに、最初の交差点で右折する。




月形の町に入ってくると共に日差しも出てきた。


○1203 石狩月形(いしかりつきがた)駅 -20237歩-







コンクリート製のどっしりした駅舎。屋根は煙突にトタンと、まさに北海道の雰囲気。

さて、駅舎内に入ってみるか。。。何か朝の駅員がいると思うと気が進まない (笑)

よかった、休憩時間のようだ(笑)


さあ、昼食タイム。

と思ったが、何言われるか分からないし、風が通らなくて暑い。
外に出て風のあるところで食べよう。


たっぷり休んでリフレッシュ。


-1245 再スタート



-1251 月形町役場




-1305 国道275号線



国道には合流せず、右の道へ。




もう8月だというのにアジサイが綺麗だ。


○1321 知来乙(ちらいおつ)駅 -24122歩-









難読駅と思いきや、素直に読めば読める知来乙駅。
ホームは棒線。駅舎は赤屋根のかわいらしい建物だ。

駅舎の周りにはプランターの花が飾られ、この駅も大切にされていることが分かる。


-1332 再スタート



少し大回りになるが、駅から左へ進み、国道へ出る。


-1338 国道275号線合流


右折する。


この時間でも風は生ぬるいのではなく少し涼しいのはうれしい。




工事区間になってしまっていて、せっかくのレーダーも意味なし。




工事区間は続く。


○1415 月ヶ岡(つきがおか)駅 -28771歩-





棒線駅。
完全封鎖の駅舎?は工事中だ。



それにしても自転車置場が立派。


-1425 再スタート


気温は25度、湿度は52%。昨日に比べると歩きやすい。


-1435 左折

国道歩きもつまらない。
左側の道でも行けそうなので左折。




ここは昭栄農道というらしい。


足が疲れてきた。気付けばもう4日目なんだな。

静かな良い道だ。
車通りも少ない。




歩道があっても日陰歩きを実践。




日陰が無くなり仕方無く歩道へ。


-1500 右折



駅まで一直線!のはず。


-1510 国道275号線合流


郵便局の反対側に駅があった。


○1512 中小屋(なかごや)駅 -33609歩-







札沼線初の車掌車改造型の駅舎。
北海道らしくていいねぇ。


-1526 再スタート


ふと気付く。
次の本中小屋駅まで3.5キロ。次の列車は1609発だ。ということは45分で3.5キロ。
時速5キロでぎりぎり間に合う。
間に合えば当初予定の1752発より2時間近く早く帰れる。
よし!俄然やる気モードになった。




国道275号線をひた歩き。久々にスピードを上げて歩く。


途中、何度も残りの距離と時間を確認。
スピードを落とさず歩き続ける。




おっ!右奥に駅が見えた!
間に合った!


-1602 右折



○1603 本中小屋(もとなかごや)駅 -38513歩-





今日のゴールは中小屋駅と全く同じ車掌車改造型の本中小屋駅。
列車6分前に無事到着。よく足が動いてくれた。



浦臼行きのキハ40が警笛を鳴らしながら近付いてきた。


□□□
中小屋駅では本中小屋駅発1609に間に合わないと思い込んで、その次の石狩金沢駅まで歩き、1752発を目標と考えていた。
ところが歩き始めて少し後、本中小屋駅発1609に間に合いそうだと気付き、実際何とか間に合った。
これは明日朝の石狩月形駅発の列車が0619と0850といういやらしい二択であることが影響している。
出来れば0619に乗りたいが、今日の帰りが石狩月形1815着(石狩金沢1752発)ではキツくなる。
1626着(本中小屋1609発)なら早めに寝ることが出来て0619も可能となる。
これで明日は0619発で出発することが可能となった。
足がもてば、28キロ先の拓北までを目標とする。
さらに行ければ次の篠路まで行く。逆に足が持たねばもっと手前で終了するといったように選択に幅が出来た。



<今回のルート>







札沼線1日目                      札沼線3日目