宗谷本線3日目 宗谷本線5日目
今週は宗谷本線。北の大地を歩く。
以前はセントレアから旭川への飛行機は朝方にあったが、今は昼にしかない。従って初日は歩けず昨日は移動日となってしまった。
その前日移動で泊まったのは「なよろサンピラーユースホステル」。駅から良く見える高台にある三角屋根の一軒家だ。
品数豊富な夕食後、ご主人を捕まえて歩くコースの状況やコンビニの位置など、情報を教えて貰った。
お忙しい中、夜遅くまで有難うございました。
一晩明けて、朝食は美味しいパン食。
個室に泊まれば、バストイレは共同ではあるものの、綺麗な設備はビジネスホテルと変わらない。
最近のユースホステルもホントに綺麗になったものだ。
このユースホステルはお勧めです。皆さん、一度お寄りください。
さて、当初2週間かけて完歩を目指すつもりだった宗谷本線だが、都合により4日間しか歩けないこととなった。
そこで距離としては少なめだが、今回は音威子府までの80キロを目標とする。残り約150キロは次の機会としたい。
日進4Days初日の今日は多寄駅からベースキャンプ日進駅までの約20キロが目標。
宿を8時25分に出る。
この時期でもさすがに道北だ。暑くない。
気温は15度くらいか。
ただし名寄市の最高予想は26度。それなりに暑くはなりそうだ。
日進駅まで徒歩5分。田園地帯を歩いて駅に到着。
日進駅0838発、単行の列車は名寄で約15分の停車を経て、去年歩いた多寄駅に0916に到着した。
○0926 多寄(たよろ)駅
宿は曇っていたが、ここ多寄は快晴。
日進4Daysのスタートだ。
今日の行程前半は基本的に国道40号歩き。
最初は両側にあった歩道は途中から左側だけになった。
その歩道をひた歩く。
風が涼しい。前回の高崎線とは大違いだ。
右手には鉄道林。左手には麦畑が拡がる。
北海道らしい真っ直ぐの道が続く。
こちらも北海道らしい景色。メインの道に交差する生活道路が、真っ直ぐに続く。
64キロポスト表示。
「旭川まで」とあるのが違和感ある。旭川から離れる方向だから「旭川から」が正しいと思うのだが。。。
1年振り?の防風柵。
これは北海道でしか見たことないが、きっと東北あたりにもあるんだろう。
自衛隊の車列とすれ違う。レーダーみたいなものを運んでいた。
標識とかは無く、駅への右折はちょっと分かりにくかった。
○1011 瑞穂(みずほ)駅 -4554歩-
板ホーム駅だ。
駅舎は少し後ろにある小さな小屋。
-1025 再スタート
瑞穂駅を出て国道に戻る。すぐ道は右へカーブする。
-1040 名寄市
小さな川を渡ると名寄市に入った。
66キロポスト。
ちゃんと「旭川から」になりました (^^;)
ひたすら真っすぐな道が続く。
-1103 道の駅
今日は時間に余裕があるので寄ってみる。
店内を一回りするも特に買うものも無く、道の駅を後にする。
実はあさって以降、昼ご飯の調達が悩ましい。
宿の近くにコンビニなど食料を調達する場所がなく、歩く先々で探さねばならないのだが、コンビニはあまり無いようだ。
となると道の駅などにも期待したい所だが、今回の道の駅のように、大福などの昼ご飯になるようなものは果してあるのだろうか。
-1111 再スタート
○1125 風連(ふうれん)駅 -10530歩-
宗谷本線によくある形の駅。青基調の駅だが壁の色はあせてきている。
ホームは2面2線の千鳥形。
-1143 再スタート
-1215 小休止
右足踵に靴ずれの兆候。
テーピングで対応する。
-1231 風連橋
風連別川を渡る。
国道は左に大きくカーブ。カーブした先を右折する。
○1244 東風連(ひがしふうれん)駅 -17297歩-
物置タイプ?の駅舎。
いきなり踏切が鳴り出した。
少しすると名寄方面に単行がかっ飛んで行った。
駅舎に入ってみる。
暑い!
すぐに退散。
少しの時間だけ入口を開放して温度を下げておきますね。
この駅は11時07分に旭川方面が来た後は、1601の名寄方面まで列車は止まらないんだ。
タクシーから降りてきたおじさんが駅の写真を撮っている。
声を掛けると、川越から来ているとのこと。
そのおじさんは2分くらいでタクシーに戻り、名寄方面に去って行った。
さすがに本数の少ないこのあたり、タクシーでの駅巡りってのもありか。。。。
お金かかりそうだけど。
駅舎の入口を閉めて出発する。
-1256 再スタート
本当に良い天気。北海道らしい景色が続く。
整備された歩道を歩く。
名寄高校の校庭では野球部の練習中。
今日の授業は午前中だけなのかな?
-1319 食事休憩
その名寄高校の横の日陰に座って遅い昼ご飯とする。
さてこれからの作戦。
今日は日進駅を目標としていたが、可能性として、北星まで行けるかもしれない。
日進駅に15時に到着すれば10キロ先の北星駅発1836には間に合う。
北星駅まで到達をちょっと視野に入れて歩こう。
-1335 再スタート
-1349 右折
ここで宿のご主人に勧めて頂いた北国博物館に寄るために右折する。
-1355 北国博物館
踏切の手前で蒸気機関車などの車列が見えてくる。
「キマロキ編成」というそうだ。すごい迫力。屋根も無いのに綺麗な車体。整備もしっかりされているようだ。
これが走っているところを見たかったなぁ。
博物館にも入ってみる。
入館料200円だが、サンピラーユースホステルの宿泊者は無料となる。
常設展示を見て回った。
北国の生活道具などが展示されていた。
-1429 再スタート
そのまま道道を歩いて駅に到着。
○1447 名寄(なよろ)駅 -24325歩-
風格のある駅舎。
緑色の屋根に時計。雪止めが北海道らしい。
-1457 再スタート
どうやら今日の最終区間になりそうだ。
時間的に、さすがに北星までは難しくなった。
この区間はゆっくりめに歩き、明日以降へできるだけ足を残したい。
-1504 ローソン
駅近くのローソンで買い出し。
2Lのペットボトルを2本購入する。
ザックに入れて背負うと「重い!」。
さて、ラスト4キロだ。
今日の工事柵は2回連続登場のうさぎさん!ピンクバージョン。
ちょっと足が重くなった。さすがにザックの重さが足にきている。
名寄市役所の前に気温計があった。25.4度だ。
なんじゃこの木は?
30mくらいあるんじゃない?すごい。
この雪深い地方で、さらに中央分離帯にあるという条件なのに良く頑張ってる。
-1546 日進橋
名寄川を渡る。
川面を流れる風が涼しく。。。ないなぁ。まだ生暖かい(笑)
橋の正面にサンピラーユースホステルが見えた。
見晴らしの良い所に建っていることが分かる。
-1559 10号橋
ゴールは近い。
右手を見ると、なんかすごい坂がある!
○1613 日進(にっしん)駅 -30433歩-
今日のゴールはベースキャンプの日進駅。
典型的な板ホーム。
駅舎に入る。。熱い!
引き戸の取っ手が熱せられていて熱い。
中に入ると今度は暑い!
おっ、地面は床なし石撒きのタイプか。
□□□
日進4Days初日は約21キロで終了。終了にはまだ早い時刻だが、次は長い駅間なので諦める。
北海道とはいえ、この時期はさすがに直射日光が結構きつく、最高が27〜28度という気温にしては暑く感じた。
さて、沿線旅にしては珍しく博物館にも寄った。
時間に余裕があったのもあるが、今回の宿に泊まった人は入館料200円が無料となること、蒸気機関車の展示があること、コースから大きく外れないこと、そして宿のご主人に勧められたことなどが理由。
しかし「キマロキ編成」はすごかった。まさに総力戦。雪の深さに対する壮絶な戦いの日々が想像できる遺産だ。
宗谷本線を走る列車からも見ることはできるが、ぜひ近くで見てください。迫力が違います。
さて、明日は日進から北へ向かう。
最初の区間は近道を抜けるつもりだが、熊の可能性もあるようなので、心して歩きたい。
<今回のルート>
多寄駅から40号線で北東へ。その後は道道で真北へ進みました。
道はほぼフラット。上り下りはほとんどありませんでした。
宗谷本線3日目 宗谷本線5日目
今週は宗谷本線。北の大地を歩く。
以前はセントレアから旭川への飛行機は朝方にあったが、今は昼にしかない。従って初日は歩けず昨日は移動日となってしまった。
その前日移動で泊まったのは「なよろサンピラーユースホステル」。駅から良く見える高台にある三角屋根の一軒家だ。
品数豊富な夕食後、ご主人を捕まえて歩くコースの状況やコンビニの位置など、情報を教えて貰った。
お忙しい中、夜遅くまで有難うございました。
一晩明けて、朝食は美味しいパン食。
個室に泊まれば、バストイレは共同ではあるものの、綺麗な設備はビジネスホテルと変わらない。
最近のユースホステルもホントに綺麗になったものだ。
このユースホステルはお勧めです。皆さん、一度お寄りください。
さて、当初2週間かけて完歩を目指すつもりだった宗谷本線だが、都合により4日間しか歩けないこととなった。
そこで距離としては少なめだが、今回は音威子府までの80キロを目標とする。残り約150キロは次の機会としたい。
日進4Days初日の今日は多寄駅からベースキャンプ日進駅までの約20キロが目標。
宿を8時25分に出る。
この時期でもさすがに道北だ。暑くない。
気温は15度くらいか。
ただし名寄市の最高予想は26度。それなりに暑くはなりそうだ。
日進駅まで徒歩5分。田園地帯を歩いて駅に到着。
日進駅0838発、単行の列車は名寄で約15分の停車を経て、去年歩いた多寄駅に0916に到着した。
○0926 多寄(たよろ)駅
宿は曇っていたが、ここ多寄は快晴。
日進4Daysのスタートだ。
今日の行程前半は基本的に国道40号歩き。
最初は両側にあった歩道は途中から左側だけになった。
その歩道をひた歩く。
風が涼しい。前回の高崎線とは大違いだ。
右手には鉄道林。左手には麦畑が拡がる。
北海道らしい真っ直ぐの道が続く。
こちらも北海道らしい景色。メインの道に交差する生活道路が、真っ直ぐに続く。
64キロポスト表示。
「旭川まで」とあるのが違和感ある。旭川から離れる方向だから「旭川から」が正しいと思うのだが。。。
1年振り?の防風柵。
これは北海道でしか見たことないが、きっと東北あたりにもあるんだろう。
自衛隊の車列とすれ違う。レーダーみたいなものを運んでいた。
標識とかは無く、駅への右折はちょっと分かりにくかった。
○1011 瑞穂(みずほ)駅 -4554歩-
板ホーム駅だ。
駅舎は少し後ろにある小さな小屋。
-1025 再スタート
瑞穂駅を出て国道に戻る。すぐ道は右へカーブする。
-1040 名寄市
小さな川を渡ると名寄市に入った。
66キロポスト。
ちゃんと「旭川から」になりました (^^;)
ひたすら真っすぐな道が続く。
-1103 道の駅
今日は時間に余裕があるので寄ってみる。
店内を一回りするも特に買うものも無く、道の駅を後にする。
実はあさって以降、昼ご飯の調達が悩ましい。
宿の近くにコンビニなど食料を調達する場所がなく、歩く先々で探さねばならないのだが、コンビニはあまり無いようだ。
となると道の駅などにも期待したい所だが、今回の道の駅のように、大福などの昼ご飯になるようなものは果してあるのだろうか。
-1111 再スタート
○1125 風連(ふうれん)駅 -10530歩-
宗谷本線によくある形の駅。青基調の駅だが壁の色はあせてきている。
ホームは2面2線の千鳥形。
-1143 再スタート
-1215 小休止
右足踵に靴ずれの兆候。
テーピングで対応する。
-1231 風連橋
風連別川を渡る。
国道は左に大きくカーブ。カーブした先を右折する。
○1244 東風連(ひがしふうれん)駅 -17297歩-
物置タイプ?の駅舎。
いきなり踏切が鳴り出した。
少しすると名寄方面に単行がかっ飛んで行った。
駅舎に入ってみる。
暑い!
すぐに退散。
少しの時間だけ入口を開放して温度を下げておきますね。
この駅は11時07分に旭川方面が来た後は、1601の名寄方面まで列車は止まらないんだ。
タクシーから降りてきたおじさんが駅の写真を撮っている。
声を掛けると、川越から来ているとのこと。
そのおじさんは2分くらいでタクシーに戻り、名寄方面に去って行った。
さすがに本数の少ないこのあたり、タクシーでの駅巡りってのもありか。。。。
お金かかりそうだけど。
駅舎の入口を閉めて出発する。
-1256 再スタート
本当に良い天気。北海道らしい景色が続く。
整備された歩道を歩く。
名寄高校の校庭では野球部の練習中。
今日の授業は午前中だけなのかな?
-1319 食事休憩
その名寄高校の横の日陰に座って遅い昼ご飯とする。
さてこれからの作戦。
今日は日進駅を目標としていたが、可能性として、北星まで行けるかもしれない。
日進駅に15時に到着すれば10キロ先の北星駅発1836には間に合う。
北星駅まで到達をちょっと視野に入れて歩こう。
-1335 再スタート
-1349 右折
ここで宿のご主人に勧めて頂いた北国博物館に寄るために右折する。
-1355 北国博物館
踏切の手前で蒸気機関車などの車列が見えてくる。
「キマロキ編成」というそうだ。すごい迫力。屋根も無いのに綺麗な車体。整備もしっかりされているようだ。
これが走っているところを見たかったなぁ。
博物館にも入ってみる。
入館料200円だが、サンピラーユースホステルの宿泊者は無料となる。
常設展示を見て回った。
北国の生活道具などが展示されていた。
-1429 再スタート
そのまま道道を歩いて駅に到着。
○1447 名寄(なよろ)駅 -24325歩-
風格のある駅舎。
緑色の屋根に時計。雪止めが北海道らしい。
-1457 再スタート
どうやら今日の最終区間になりそうだ。
時間的に、さすがに北星までは難しくなった。
この区間はゆっくりめに歩き、明日以降へできるだけ足を残したい。
-1504 ローソン
駅近くのローソンで買い出し。
2Lのペットボトルを2本購入する。
ザックに入れて背負うと「重い!」。
さて、ラスト4キロだ。
今日の工事柵は2回連続登場のうさぎさん!ピンクバージョン。
ちょっと足が重くなった。さすがにザックの重さが足にきている。
名寄市役所の前に気温計があった。25.4度だ。
なんじゃこの木は?
30mくらいあるんじゃない?すごい。
この雪深い地方で、さらに中央分離帯にあるという条件なのに良く頑張ってる。
-1546 日進橋
名寄川を渡る。
川面を流れる風が涼しく。。。ないなぁ。まだ生暖かい(笑)
橋の正面にサンピラーユースホステルが見えた。
見晴らしの良い所に建っていることが分かる。
-1559 10号橋
ゴールは近い。
右手を見ると、なんかすごい坂がある!
○1613 日進(にっしん)駅 -30433歩-
今日のゴールはベースキャンプの日進駅。
典型的な板ホーム。
駅舎に入る。。熱い!
引き戸の取っ手が熱せられていて熱い。
中に入ると今度は暑い!
おっ、地面は床なし石撒きのタイプか。
□□□
日進4Days初日は約21キロで終了。終了にはまだ早い時刻だが、次は長い駅間なので諦める。
北海道とはいえ、この時期はさすがに直射日光が結構きつく、最高が27〜28度という気温にしては暑く感じた。
さて、沿線旅にしては珍しく博物館にも寄った。
時間に余裕があったのもあるが、今回の宿に泊まった人は入館料200円が無料となること、蒸気機関車の展示があること、コースから大きく外れないこと、そして宿のご主人に勧められたことなどが理由。
しかし「キマロキ編成」はすごかった。まさに総力戦。雪の深さに対する壮絶な戦いの日々が想像できる遺産だ。
宗谷本線を走る列車からも見ることはできるが、ぜひ近くで見てください。迫力が違います。
さて、明日は日進から北へ向かう。
最初の区間は近道を抜けるつもりだが、熊の可能性もあるようなので、心して歩きたい。
<今回のルート>
多寄駅から40号線で北東へ。その後は道道で真北へ進みました。
道はほぼフラット。上り下りはほとんどありませんでした。
宗谷本線3日目 宗谷本線5日目