第281日 2016/7/14

宗谷本線6日目 紋穂内→音威子府(営業距離24.3km、徒歩距離27.9km) 給水量:1.7L


宗谷本線5日目                     宗谷本線7日目



日進4Days3日目。まずは日進発0756で紋穂内まで移動する。
天気は曇り。気温も低めで暑くはない。
疲れているものの、足の状態に大きな問題はない。
予定通り紋穂内から音威子府までの29キロを狙う。
帰りの1747音威子府発までに歩ける時間は約9時間。


0826に紋穂内駅に到着。
出発準備の後、スタートする。





○0835 紋穂内(もんぽない)駅




日進4Days3日目のスタートだ。


-0841 紋穂内橋



昨日渡った橋を渡り返し、国道に向かう。


-0849 国道40号線合流



風は向かい風2〜3メートル。
涼しくて良い風が吹いている。






おっ!UFOが写っている?
何だろうこれは?




牧草ロールが、スキースラロームの旗みたいな配置。




道の駅手前に池がある。
ここも昨日の智恵文沼と同じ、天塩川の流れが変わったことによる三日月湖だ。


-0917 道の駅びふか



明日までの昼食も昨日購入したし、今日は距離を稼ぎたいので道の駅は通過。




道の駅を越えると長い直線路。
遥か先までまっすぐな道が続く。


-0946 大手橋



この時点で平均時速は4.1キロ。
まあまあのペースだ。


大手14線を越えると道は右にカーブし、天塩川を越える橋へ。


-1011 恩根内大橋



天塩川を渡る。
天塩川を越えるのは今日2回目だ。




橋を渡るとすぐに恩根内駅の標識に従い右折。


○1027 恩根内(おんねない)駅 -11466歩-







北海道によくあるタイプの駅舎。
この駅もホームの駅名標が傾いていた。


-1040 再スタート


「国道40号線踏切」(そんな名前で大丈夫?他とかぶらない?)を渡って国道へ合流する。


-1049 国道40号線合流



国道40号線は交通量も多いが、その中でもダンプの率が高い。
歩道があってホントに助かる。




空は晴れ基調の天気になってきた。


-1125 カーブ



長い直線路が終わりようやくカーブが現れた。
ここまで3キロ強。
この区間の約半分の地点だ。


-1131 左斜めへの道



当初こちらの道を行くつもりだったが、宿のマスターが距離が近くなる道を教えてくれたので、40号をそのまま行く。。。。
予定だったが、実際に道を見ると、ここから歩道が無くなるようだ。
ダンプ率を考えると歩道の無い40号はあまり歩きたく無い。仕方ない左折するか。




。。。と思ったら通行止め!
こういう場合は経験上、歩行者は行けることがほとんどだが、万が一を考え国道へ再度進路変更。




またもや真っすぐな道が彼方へ続く。


-1153 左折



左手に踏切が見える。
よし、この道で線路向こうの道へトラバースしよう。


-1157 24線踏切



遮断機、警報機無しの踏切を渡る。


-1200 右折



さっきの通行止めの道の先に合流。


○1216 豊清水(とよしみず)駅 -21283歩-







三角屋根の無人駅。
何故ここに駅が必要なの?という立地にある駅舎だ。
今回訪問したどの駅よりも秘境感が溢れている。
そのわりに、ホームは1面2線と交換可能な作り。


さてこの駅で昼ご飯を取ろうと考えていたが、駅舎の中は風が無い、外は日陰が無い。

仕方ない。歩きながら食べる場所を探すか。


-1229 再スタート


-1235 27線踏切



国道40号線へ合流するために、2つあるうちの最初の踏切を渡る。
この踏切は冬期通行止め。期間の表示は手作り感いっぱい。




踏切から先が結構急な坂道。
今回これまでの沿線旅で最も傾斜のある坂だった。


-1241 国道40号線合流



合流後は下り坂。
ということは最初の踏切じゃなくて次の踏切を渡ればこんなキツイ坂ではなかったということか。。。残念。


-1245 音威子府村



音威子府って、町じゃなくて村なんだ。




音威子府村に入ってから道は上り坂になる。




500メートル程の坂を上りきると、右手に広大な景色が広がった。


さらに200メートル程上ると峠に到達。
峠からは下りが始まる(峠だからね)。


手頃な日陰が無い。
早く昼ご飯にしたいのだが。。。
歩道の無い国道だから適当な場所があると思う方が無理と言えば無理か。


-1321 天塩川温泉モニュメント



歩道が復活。
ようやく車の圧力から解放される。

向かい風が強くなってきた。


ふと気になり、ここで地図を確認。
ん?
天塩川温泉駅へ行くにはこの道を左折のようだ。

危ない危ない。
行き過ぎるところだった。
前にも書いたが、沿線旅を長くやっていると、こういう勘みたいなものが備わってくる。




駅横の長い下り坂を下ると駅があった。


○1340 天塩川温泉(てしおがわおんせん)駅 -28142歩-







板ホームの駅だがJR北色の駅舎がホームに隣接。

駅舎の陰で昼ご飯と思ったが、駅舎の中も暑くない。
ということで、扉を開けたままにして駅舎の中で昼ご飯。



このベッドみたいな段差、何か居心地が良い。
ゆっくりしたい気分だが、あと10キロ弱あるので、そんなにゆっくりはできない。
ただ時間は3時間半あるので時速3キロで歩けば間に合うくらいの余裕はある。
この状況ならなんとか今日、音威子府までは届きそうだ。


-1400 再スタート



畑の間の舗装路を風に向かって歩く。
どこまでも続く一本道。。。






左右は素晴らしい景色が続く。


-1431 丁字路



左折。。。なんですと?通行止め?

今回は迂回するとちょっと距離がありそうだ。これは進んでみよう。




多分、この橋が工事の対象なんだろうけど誰もいない。
全然問題なく行けましたが、「工事中」って何だったんでしょうか。
宅急便の車も向こうから普通に走って来たし。。。。。。。
とりあえず進んでみて正解でした。


-1443 咲来小学校



この書き方だと、閉鎖になるのかなぁ。違うかな?


○1456 咲来(さっくる)駅 -33697歩-







クリーム色の駅舎。
棒線ホームの駅。
駅前にライダーハウスがあり、その横を入った奥に駅舎がある。
ちょっと分かりにくい場所だ。


駅に車が来た。
ナンバーは尾張小牧!

話し掛けてみると、登山をやりながらもう半月も北海道を巡っておられる愛知県の小牧から来られたご夫婦。
登山帰りにちょっと駅巡りをしているとのことで、楽しそうな雰囲気が印象に残りました。
これからもお気を付けて旅を続けて下さい!


-1516 再スタート


日進4Days3日目の最終区間は5.2キロ。
2時間半あるので十分間に合う。




今日の猫?
遠くてよくわからないけど猫かな?
(後から見たら猫でした)


はるか右手を稚内行きの単行が走っていった。




堤防道路をひた歩き。
車はほとんど来ないし、のんびり歩ける良い道だ。


左足親指の付け根が痛い。
道端に座り込んで確認すると、昨日出来ていた小さなマメが大きくなっていた。
「しばらく見ないうちに大きくなったなぁ」
なんて言いながらテーピングで処理をする。


-1556 咲来児玉線踏切



おや?さっきの期間と違う。確かさっきのは12/1〜3/31だったっけ。


-1605 国道40号線合流



相変わらず、このあたりには歩道は無いのか。。。(´-ω-`)


-1615 音威子府こ線橋






右手には音威富士スキー場が拡がる。




127キロポスト。
国道40号線(旭川-稚内間)の中間地点はこのあたりかな?




跨線橋を越えたセイコーマート前で歩道が復活した。


だいたいあと1キロだが、時間はまだ1時間20分もある。
脚力温存。ペースを大きく落として歩こう。


-1632 小休止

もう一度左足マメのテーピング。
さっきはやり方を間違えたので余計に痛くなってしまった。
もう少しで駅だが、明日のために少しでも良い状態にしておきたい。
テーピングを正しくやり直す。


-1637 再スタート


○1646 音威子府(おといねっぷ)駅 -41308歩-













今日のゴール!
木造を前面に出した音威子府駅で日進4Days3日目は終了。

おや?何か見たことのあるバイクが止まっている。

駅舎を撮影していたら見知った人が駅舎から出てきた。
なよろのユースホステルで昨日今日と連泊する方だ。
あらかじめここまで歩く予定と話をしていたので、バイクでこちらまで来ていたようだ。
気にして頂いたようで、有難うございます。



ちょっと話をした後、バイクで一足先に去っていった。
また後でお会いしましょう!


□□□
列車時刻の制限があり、キツイ行程が予測された日進4Days3日目。
昼前には晴れてきたものの、昼過ぎには気持ち涼しく感じられる強めの風が吹いたため、ほとんど汗をかくことも無く、良いペースをキープ。
結果、余裕で音威子府駅に到着することが出来た。
足のマメが存在感を出してきてはいるものの、楽しい歩きの一日となり予定をクリア出来たのは幸いである。
さて、音威子府まで繋がったことにより、明日は佐久まで作戦を遂行。
佐久まで列車移動して逆向きに音威子府まで約26キロを歩く予定。基本東向きに歩くので東寄りの風が吹くと助かるが、さてどうなるだろうか。



<今回のルート>




前半、秘境駅豊清水までは40号線歩きがほとんどでした。
相変わらず長い直線の部分が多い国道区間でした。




天塩川温泉駅から音威子府駅の数キロ手前までは国道ではなく、景色の良い裏道を歩きました。



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