第410日 2018/6/19

函館本線12日目 大中山→銚子口(営業距離23.4km、徒歩距離29.9km) 給水量:1.1L


函館本線11日目                               函館本線13日目



今週は北海道南部、森をベースキャンプに歩く森4Days。

前日移動で森駅近くの宿にチェックイン。

前日移動の朝、大阪北部で最大震度6弱の地震が発生。日本中どこでも発生する怖さを再認識する。


朝6時に宿をスタート。
森発函館行き0614に乗車。
3両と意外と長い編成にちょっと驚くも、その後停車を重ねる度に乗客は増えていき、納得する。


大中山駅に到着。
おや?駅舎が新しくなっている。
確かに前の駅舎は倒れそうな雰囲気だったけど、それはそれで良かったんだけどなぁ。


新しい駅舎の待合室で出発準備。



○0751 大中山(おおなかやま)駅







快晴の大中山駅をスタート。
森4Daysのスタートだ。

森ではどんよりして寒いくらいだったが、太陽が出てきて暖かくなってきた。
夏標準装備でのスタート。


今日の目標は30キロ先の銚子口発1758。途中、流山温泉駅のアクセスが不明のため、そこで手間取らないかが懸念事項だ。




スタートしてすぐに道道に出る。

そうそうこのあたりは松並木があったんだった。


道はじわじわと上っている。




あれ?道道かと思ったら国道だった。
今度はNDBKだ(沿線旅用語:Not 道道 but 国道 との意味)。
そういえば前回大中山まで歩いた際、国道だった覚えがなんとなくある。




そうか、こんな危険性もあるのか。。。。






この松並木は17キロも続いているんだ。これは凄い。


-0821 左折



押ボタン信号の交差点を左折する。






前回山形歩きの時と同じようなビニールハウスがある。何を栽培しているんだろうと思ったらさくらんぼだ!
北海道でも作っているんだ。




下り坂を下り右折。
林道のような道に入る。
こういう道は何とも北海道らしい。


○0845 七飯(ななえ)駅 -5378歩-







比較的大きな駅だ。
ブラウン系のコンクリート製有人駅舎。


-0855 再スタート




七飯の町なかを歩く。


-0915 左折



小さな川を渡り左折する。




この旅初の路肩表示。
そうそう、これが無いと北海道って気分にならないよね。


-0919 函館本線高架







景色が拓け、前方にスキー場が見えてきた。




少し先の踏切をキハ40の単行が走り去る。


-0927 中須田道路踏切






今度は先の高架を北海道新幹線が走り去った。


-0936 北海道新幹線高架





高架をくぐってすぐ高架沿いに右折。





う〜む、これはどちらへ行けばよいのやら。。。

まあどっちでも大丈夫だろう、ということで真っ直ぐ進む。




前回の山形歩きで初めて見た信号機カバー。ここにもあった。




おぉ、駐車場は無料だ!




その看板の裏側に今日の工事柵。みどりのカエルさん。


○1010 新函館北斗(しんはこだてほくと)駅 -12620歩-





きれいな駅ビル。さすが新しい新幹線の駅だ。




みどりの窓口に寄り、ご当地入場券をゲットする。






外に出ると、広場の端にランプ小屋が保存されていた。


-1045 再スタート



-1057 跨線橋








野草園歩道(沿線旅用語:草ぼうぼうの歩道)じゃなくてお花畑歩道出現。新たな沿線旅用語として登録!



-1117 七飯町



え?七飯町?戻ってきたのか。


道はじわじわ上り続ける。


-1124 右折



さっき見えたスキー場を背景とした丁字路で国道に合流。




と、思ったら道道だった。
今度はNKBD(沿線旅用語:Not 国道 but 道道)か。


-1130 左折



最初の信号を左折する。




じわじわ上りからだんだん坂が急になる。


-1140 仁山道路踏切





踏切のすぐ右側にホームの上り口がある。多分、地元の方はこちらからホームに上がっているのだろうが、駅舎のある反対側へと向かう。


○1143 仁山(にやま)駅 -18797歩-









赤い屋根の木造無人駅。
緑の財産標は昭和19年?
ちょっと分かりにくいので違うかもしれない。

ホームの半分は板張り。2面2線だ。


-1153 再スタート




と思ったが、お腹がすいた。この区間は7キロもあるので次の駅まではもたない。
駅横の踏切を渡ったところからホームに入り、板ホームの斜面で昼食タイム。


-1214 再スタート



昼食を済ませて再スタート。




さっき上ってきた急坂を降りる。

今日はアップダウンが多そうだ。


-1224 左折

県道に戻ってきた。


-1228 左折



さらに国道へ左折する。




国道へ入ると少しキツメの上り坂が続く。


地形の関係か、北寄りの向かい風が強い。
冷たさが混じる風なので涼しくて良いが、如何せん強すぎる。
予報は東または東南東の風だったが、どうやら違うようだ。


-1258 鳥越跨線橋






トンネルが見えてきた。

ちょっと待て!この時点でこの向かい風。トンネルの中はもっと強いのでは?



-1305 大沼トンネル(約750m)



右側に約2mの歩道あり。

車の音が凄い。久々に耳栓しよう。


向かい風は。。。それなりに吹いているが4〜5mか。そんなに強くなくてよかった。


トンネルを抜けた。
トンネル歩きで体が冷えた。。。

外の空気で体が暖まってくる。




トンネルを抜けるとすぐに跨線橋を渡る。
橋の上から大沼が見えてきた。
(後で地図を見たら大沼じゃなくて小沼らしい)


-1322 右折



跨線橋を渡りすぐに右折。
再度跨線橋を渡る。


跨線橋から大沼(小沼です)を眺める。
先の方はガスってるようだ。降られなきゃいいが。。。




おっと、函館本線プレートゲット。




あっ、ハイ。




線路と並行する歩道の無い道を歩く。通行量はそれなりにある。


-1356 左折



セブンイレブンの交差点を左折。




今日の工事柵2。


○1358 大沼(おおぬま)駅 -29290歩-









北海道の駅らしい雰囲気の有人駅。
財産標はあったが、年月が読み取れない。
その上の「固定財産票」というのには昭和9年と書いてあるのでそれと同じかな?



トイレを借りてスタート。


-1415 再スタート



ここから函館本線は2方向に分かれる。今回はそのうちの海側を通る方を目指すが、反対側の線にある大沼公園駅はここから近いので拾っていく。


-1427 大沼跨線橋



「函館線」プレートゲット!
これで「函館本線」と2枚揃った。




階段で橋の上から右側に降り、道をくぐる。


○1434 大沼公園(おおぬまこうえん)駅 -31360歩-





三角屋根。形に特徴のある個性的な駅舎だ。

窓口でご当地入場券をゲット!

ついでに天気の事を聞いてみる。どしゃ降りは無いが小雨はあり得るとのこと。あり得るのか。。。


-1450 再スタート




ん、なんだこれ、よく見たらフロンターレじゃないか。
駅前でも気にはなってたが、ファイターズとばかり思ってた。


-1505 右折



小さな軍川を渡りすぐ先を右折。


-1509 大信寺道路踏切




完全に曇り空。まだ15時だというのに侘しさが募る。




右手側の山は完全にモヤってしまっている。


-1521 左折



牧場の向い側の道へ左折。


-1536 左折




○1539 池田園(いけだえん)駅 -36365歩-







三角屋根の無人駅。
静かな中で駅の放送が流れる。
「列車20分程遅れています」
工事の影響で今日も遅れているようだ。
(昨日の移動でも遅れた)



列車の本数が少なくなってきた。


-1549 再スタート




道は未舗装に。
まるでどこかのリゾート地を歩いているような爽快感を感じる。


-1559 右折



函館本線の小さなトンネルの上を越えて道道に合流。




キャンプ場って、キャンプ場の名前は無いんですか?(^o^;)


右足くるぶしに痒み。
見ると蚊が止まってる。
叩いて殺すも今季初被弾。この蚊って確か沼ノ端駅の近くで見たことある奴だ。
しつこく血を吸うので痒くなってからも止まっていて簡単に殺せる。
どうやら沼などの近くに多いようだ。


自転車の集団とすれ違う。
レンタサイクルに乗った観光客のようだ。
言葉から台湾の若者っぽいがどうだろう。




大沼の湖畔に近付いたり離れたり。




右手に駅ホームが現れた。しかし直接は行けない。
先まで行って回り込む。


-1621 右折




-1621 流山温泉踏切



駅まで真っ直ぐ行ける線路歩きたい。。。ダメです。




ガスが濃くなってくる。




牧場の敷地へ入る。
駅へのアクセスは多分この牧場を通るしか無さそうだ。


人がいたので尋ねると駅への行き方を教えてくれた。どうやら牧場を通る方法で良さそうだ。

ありがとうございます。


○1632 流山温泉(ながれやまおんせん)駅 -41203歩-







棒線無人駅。駅舎もない。
以前は駅前に新幹線車両があったそうだが、今はボンネットのカバーと軸車が残るのみだ。

細かな霧が漂い、携帯やipadの画面に水滴が付く。

でもこの雰囲気は悪くない。


-1641 再スタート


さあ最終区間は約2キロ。
目標の列車には余裕で間に合いそうだ。




まずは牧場の中を戻り、県道に向かう。


向かい風が強い。

水滴がついて、サングラスが使いものにならない。


牧場を出て左折。


-1652 右折



踏切を渡り返し、道道に合流。


-1702 右折



道道から右折。


-1704 右折



200m程先をさらに右折。


-1706 鬼柳4号道路踏切



踏切につかまる。
待っているとキハ40が通りすぎた。


○1712 銚子口(ちょうしぐち)駅 -44339歩-









霧が流れる銚子口駅で今日のゴール!
オレンジ基調の無人駅。
財産標は無いが、そんなに古くは無さそうだ。

待合室で着替えと準備。さすがにこの肌寒さでは長袖の上着が必要だ。

さて、時刻通りに来るのかな。。。?

無事時間通りに来ました。
高校生で一杯だったけどなんとか座れて良かった。
しかし高校生たち、いろいろやりたい放題。
多分函館の高校生だと思うけど、親御さんと先生たち、一度こっそり乗って確認することをお勧めします (^^;)


□□□
初日は4日間で最も良い天気の予報が出ているので、出来るだけ多く歩きたい。そこで朝は早めのスタート。
以前歩いた大中山まで列車移動し、大中山駅から北へ向かう行程とした。
帰りの列車を考えるとこの行程で歩けるのは銚子口駅までの約31キロ。ということで今日は大中山から銚子口までを予定通り歩いた。
明日は天気にもよるが続きを歩く予定だ。



<今回のルート>







函館本線11日目                               函館本線13日目