第411日 2018/6/20

函館本線13日目 銚子口→渡島砂原(営業距離18.5km、徒歩距離28.3km) 給水量:0.5L


函館本線12日目                               函館本線14日目



今日は昨日の続き、銚子口から北へ向かう。
森駅から駒ヶ岳方面を眺めると雲に隠れて全く見えない。
銚子口のあたりもガスに沈んでいそうな雰囲気だ。


昨日はサッカーW杯コロンビア戦を見ていて寝るのが遅くなった。相手の早い退場があったものの勝利を収めることが出来て良かった。
ただあの出来だと、次戦は苦しい戦いになりそうだが。。。
最後まで見てしまい睡眠時間は5時間半。ちょっと寝不足だ。


宿を6時過ぎに出る。この時期、4時台の早いうちには明るくなる北海道だが雲が広がりどんよりとした天気だ。駅で540円の切符を購入し、昨日と同じ3両編成の列車に乗る。
5分程遅れて7時過ぎに銚子口駅に到着した。


○0720 銚子口(ちょうしぐち)駅





霧が流れる銚子口駅から二日目のスタート。
雨は降っていないがザックカバーをかける。
風が肌寒く、上下とも一枚づつ重ね着。
サングラスは霧の際は水滴で曇ってしまい役に立たないことを昨日体験したので着けずに歩く。




林の間の未舗装路を歩く。
木の葉に付いた水滴が風に揺られて落ちる。その音が雨音のようで降ってきたかと身構えてしまう。




温泉宿の横を抜ける。




え?通行止め!?

と思ったら手前を右に行く橋があった。
あぁ、驚いた。


-0752 道道合流



走る車は多いが歩道は無さそうだ。




向かい風に乗って霧が流れてくるが、そんなに濃いわけではない。




温泉地だからだろう、川床が赤っぽい。


暑くなってきた。
上着を1枚脱いで、アームカバーに変更。




国道に入って、道は少しずつ下がっている。
そうだよな、海沿いまで下がるんだものな。
そして駅まで急な坂で上がることが予想される。


-0831 鹿部まで4キロ



これは鹿部の役場まで4キロということ。
鹿部の駅まではもっとあり、あと7キロだ。


気温は14.7度。湿度は77%あり、吐く息が白くなるが寒くはない。




ん?今日のくねくねか?
いや、ちょっと違うな。
残念ながらこれは却下だ。


-0858 左折

左折して橋を渡る。




飛行場の横を歩いているようだが、全く飛行機の気配はない。


-0918 左折



国道へ左折。




歩道をひたすら歩く。右からの風が強い。


-0951 左折



生活道路へ入る。


生活道路というより、別荘地のようだ。







迷った。。。

駅への道が見当たらない。
別荘地をウロウロ、いったり来たり。
ちょうどお父さんが出てきたので道を尋ねる。
行き方を教えてくれたが最後、駅への真っ直ぐな道は藪の道だけど、その格好なら行けるかな?女性にはお勧めしないけど。
とのひと言。

ありがとうございます。




言われた通りに歩くとありました。藪の道。

ちょっと面白そうだ。行ってみよう。


-1023 藪の道へ



ところがこれが思ってたより凄い道。

靴がどんどん濡れていく。
そして思った以上に距離がある。


10分以上も草むらの道を歩きようやく出口へ。


-1034 脱出



ようやく脱出するも靴はびしょ濡れ。

でもちょっと楽しかったか。


○1038 鹿部(しかべ)駅 -19461歩-









横に広い赤い屋根の無人駅。
広めの待合室をはさんで正面側とホーム側に雪切室がある。


ここで昼食タイム。
何気なく足を見ると、ダニが付いてる。。。

お父さん、教えて頂いて助かったんですが水だけじゃなくダニも付いたんですが。。(^^;)
もちろん、自己責任ってことで。。。


急ぎ足と靴を点検。もう一匹付いていたダニを払う。
靴には小さなカタツムリまで乗っていた。
カタツムリは外の草むらに放して。と。

てんやわんわで目で見えるものは除去。
あとは見えないレベルのが付いていないことを祈るのみ。。。


-1120 再スタート



とんだ長居をしてしまった。再スタートする。



-1136 国道278号線合流



歩道が狭くなった。




霧が濃くなってきた。
視程200mくらいか。


-1215 森町



鹿部町から森町へ入った。


-1238 左折



駅への標識に従い左折。
あと1キロだ。




道の左右は開けた草地となっている。晴れていたら気持ちの良い風景だったろうが、今日は霧に沈んだ上に風が吹いてくるので肌寒い。


○1249 渡島沼尻(おしまぬまじり)駅 -29561歩-







短いホームの棒線駅。
駅舎は雰囲気ある小さな木造だ。

ホームに近づくと反対側のホームが駅舎の裏側にあった。
千鳥型のホームだったのか。

駅舎は古そうな木造。
北海道っぽい感じがする。



ホーム側に雪切室がある。外側は開くが内側は開かない。JR職員用の待合室および宿直室のようだ。


-1315 再スタート



まずは来た道を戻る。


-1325 左折



国道に戻ってきた。
左折する。




この区間はずっと強めの追い風だ。
背中を押してくれてスピードも上がる。


渡島砂原まであと約4キロ。2時間あるのでペースを落とそう。




お、今日の猫だ!
こちらを警戒しつつ広い庭を歩いていく。
もうちょっとこっちへこないかなぁ。。。


-1355 歩道復活







沼尻漁港の集落を抜けると右手に海が広がった。




相変わらずの追い風の中、100キロポストを通過。


-1444 ハマナス台場公園



ちょうどトイレに行きたかったのでトイレを借りる。


駅までの予想距離を越えても駅が現れない。地図を見直したら、渡島沼尻から国道に出る道を誤っていた。もっと近い道があったのにその道へ行かなかったため大廻りとなっていたようだ。


○1501 渡島砂原(おしまさわら)駅 -40697歩-









今日のゴール!
ちょっと早いけど今日は終了だ。
この駅で次の1545発に乗らないとその次の列車は2時間半後。次の掛澗駅まで歩くとなるとその列車には間に合いそうにない。
今日は赤い屋根の木造駅舎の、ここ渡島砂原駅で終了としたい。


□□□
2日目は昨日の続きを歩いた。移動日もそうだったが、この区間は朝晩ともに晴れている姿を見たことがない。今日もご多分に漏れず霧の中を歩くこととなった。
無理すれば(あと12キロ弱)森まで行くことも可能ではあったが、明日以降を考えて自重した。
明日は雨予報。大沼公園から山線(とは言わないのかな?)を歩く予定だが、アップダウンのありそうなコースで足を使いそう。今日は早めに休み体調を整えて明日の雨歩きに備えたい。



<今回のルート>







函館本線12日目                               函館本線14日目