第257日 2015/12/19

紀勢本線15日目 紀伊内原→岩代(営業距離29.6km、徒歩距離31.2km) 給水量:0.5L


紀勢本線14日目                紀勢本線16日目



先週とは打って変わって平年並みの寒気が流入した朝の気温は3度。吐く息が白い。
年末でいろいろ忙しいが、ウエザーニューズの予報では候補の和歌山御坊地方も神奈川川崎地方も一日中晴れ。
せっかく天気が良いならと旅に出ることに決めた。
さてどちらを歩くか。
紀勢本線は今回32キロ歩けばその先の作戦が立てやすい。が日没前にそれだけ歩くには朝4時前の出発が必須だ。
ならば4時前に出られるのなら紀勢本線。そうじゃなければ南武線を歩くことにした。

タイマーをかけて就寝。そして朝3時に無事起きた。
ということで、今日も紀勢本線を歩くことにした。

だいぶ慣れてきた阪和道から初めての湯浅御坊道路を経由。
紀伊内原駅にはちょうど4時間かかって7時40分過ぎに到着。

紀伊内原駅前の市営駐車場に車を止め、紀勢本線15日目がスタートした。


○0815 紀伊内原駅







今日は新しい腕時計のデビュー。
歩数、距離から高度まで分かるスグレモノ。
使い方がまだ良く分かってない状態だが計測精度に期待。


晴れていたが黒い雲が流れ、太陽を隠すようになってきた。追い風が強い。


-0823 国道42号線合流



和歌山といっても気温は低め。
風が冷たく手先も冷えるが、追い風だからまだマシなほうか。
とりあえず手袋は必要ない。


-0830 御坊市



広い歩道のある国道42号線をひた歩き。


一旦生活道路を歩いてから県道?に合流する。


-0852 踏切



ん?何の踏切かな?



繰り返すが今日の予報は一日中晴れ。




なのに、どんどん黒い雲が流れ込んで来る。



○0859 御坊(ごぼう)駅 -4701歩-





本日1駅目は曇り空にちょっと沈んだ感じの御坊駅。
和歌山方面の列車が到着し、高校生の一団が降りてきた。結構人は多い。


-0910 再スタート





片側1車線。歩道の無い道を歩く。
距離は2キロ弱と短い駅間。


-0930 道成寺街道踏切



駅直前で踏切を渡る。



○0934 道成寺(どうじょうじ)駅 -7611歩-







紀伊内原駅より小ぶりの木が立っている。
ここも雰囲気の良い駅だ。

う〜ん、このペースだと目標の岩代駅までは難しいかなぁ?


-0943 再スタート





みかんの香り?
甘い香りが漂う。
みかんの加工会社のようだ。


-0957 右斜めの道へ



町役場の手前を右斜めの道へ進む。


-1002 小熊踏切



踏切を渡る。


-1005 晴れてきた



雲が切れて晴れてきた。


-1011 湯浅御坊道路高架



次回走ることになる湯浅御坊道路をくぐると、広い河川敷の日高川が眼下に見えてきた。




日高川ののどかな流れ。
曇っていたさっきまでとは違って穏やかな気持ちになる。


-1030 橋







日高川を渡ると正面に駅が見えてきた。


駅にはまっすぐには行けない。右側から回り込む。


-1038 門前踏切




また雲が優勢に。
一気に肌寒くなる。



○1043 和佐(わさ)駅 -13596歩-







2面3線の広めの構内。
駅舎は木造で無人だ。


ここまで9キロ強を2時間半。安定の時速3.5キロ(笑)

あと22キロ。そのうちの1/3以上の距離を次の区間が占める。
しかも坂がありそうな7.5キロ区間だ。

また曇り空で肌寒くなってきた。早めのトイレに行っておく。


-1055 再スタート





まずはかわべ天文公園を目指し、駅前から続く狭い道を上る。




道はじわじわと上る。


天文公園の横で合流した広めの道は、すぐに狭くなった。

そして下り坂に。


山道を少しだけ歩き、拓けた場所に出た。




前方に丁字路が見えてきた。その手前の生活道路に入る。


-1126 県道合流



さっき見えた丁字路の道に合流する。


-1133 右折



県道27号線へ右折。
またアップダウンがありそうだ。




空は完全に雲に覆われた。。。ウエザーニュー。。。今日は一日中。。以下省略(笑)


-1153 峠


大きな池のある横で峠に。右折地点からは70〜80m標高を稼いだか。
この先は下り坂。




半分以上の人はぱっと見て「ひでよし」って読むんじゃないかな?




ん?菜の花?
いくらなんでも早すぎない?


-1216 右折



こっちからでも行けそうだ。曲がってみる。


-1223 真妻街道踏切



踏切を渡って左折する。


-1227 稲原交差点



国道425号線を渡った。



○1237 稲原(いなはら)駅 -23956歩-







昭和5年の無人駅。
ホームは少しだけ高い場所にある。2面2線だ。


ここで昼ご飯をとる。
誰もいなく静かでいいなぁ。


-1303 再スタート



県道28号線の緩やかな下り坂を良いペースで歩く。

このあたりではみかんを見掛けなくなった。


-1327 線路沿い



道は線路沿いに。


稲原駅の辺りから雲の切れ間が増えてきたようだ。




道は線路を越えるが、その手前で左斜めの道へ進む。


-1352 阪和道高架



きつめの上り坂の途中で阪和道高架をくぐる。。。
え?阪和道?湯浅御坊道路じゃないんだ?


高架を過ぎた所で右折。
駅へと向かう。




なんだこの橋。
みかんかな?




横から見てビックリ。カエルだ。
なんてインパクトのあるデザインなんだろう。



○1408 印南駅 -30884歩-





あれ?印南市の名前を持った駅だからもっと大きい駅かと思ってたが、意外と小さな駅舎。
でも昭和5年のこの駅舎、悪くない。
待合室の椅子もいい雰囲気だ。


-1416 再スタート



岩代へ間に合いそうだが、17時ギリギリのペースだ。

晴れの時間が多くなってきた。
風は相変わらず強い追い風だ。




下り坂の先に上り坂が見える。

そんなに長くはないだろうと思ったら、結構ダラダラ坂が続く。。。




最高地点を越えると国道42号と並行する道になった。




42号線を行ってもいいが、このまま生活道路を進む。




集落の道を行く。
おかあさん2人に立て続けに声をかけられる。
このあたり熊野古道歩きの人が多いとのこと。
せっかくだからゆっくり話をしたいところだが、先を急ぐ。ごめんなさい。




今日の猫。
久しぶり!
遠い!



○1505 切目(きりめ)駅 -35820歩-









昭和6年の木造無人駅。
これも雰囲気の良い駅舎だ。
ホームは少し高くなった所にある。
反対側の待合室と合わせ、稲原駅と同じ構造かな?

う〜ん、ここまで駐車場が無いなぁ。


写真を撮っているとおかあさんに写真撮りましょうか?って声をかけられる。
今日は良く声を掛けられる日だ。


-1520 再スタート



今日ラスト区間は6.5キロ。
列車は岩代駅発1730だから問題無いが、できたら明るいうちに着きたいところ。




すぐに42号線へ合流する。




狭いよ、この歩道。。。
ストックが使えない狭さだ。




今日初の42号線歩道無し区間に。




海岸線の42号らしく、ここからはアップダウンが多そうだ。


-1544 左斜めの道へ



ちょっとだけ生活道路へ。
緊張から解き放たれる一瞬。


-1600 跨線橋





線路沿いの長い直線を歩く。
追い越し可の区間で、追い越した対向車がすごい勢いで向かってくる。
さすがにちょっと怖い。




海沿いを歩いているのに海を撮るチャンスは少ない。

できたら夕焼けを撮りたいなぁ。


-1624 みなべ町





今日のゴールまではあと2キロ弱。
暗くなる前には間に合いそうだ。
少しペースを落とそう。




みなべ町に入ったところで歩道が復活。助かる。




太陽が傾き肌寒い。
ふと空を見ると今さらながらの快晴。


-1641 左下の道へ



多分、この道で駅へ行けそうだ。




すぐに国道をくぐる。



○1646 岩代(いわしろ)駅 -44930歩-







今日のゴール!
無事明るいうちに到着できた。
でも駐車場が無いな。。。


□□□
先週で今年最後にしようと考えていた沿線旅。
ところがウエザーニューズの予報で晴れマークが並んでいるのを見てしまうと歩きたくなる。
ということで紀勢本線の続きを歩くことに。
ところが毎回恒例となった曇り空の洗礼に今日も晒された。
う〜ん。。。(笑)
旅は無事、予定の31キロを歩ききり、紀勢本線の残り3日の目的駅がほぼ確定し歩きやすくなった。
が、今日で既に移動時間は4時間に。
そろそろ和歌山回りの利点が無くなりつつある紀勢本線である。





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