第300日 2016/11/23

日豊本線7日目 牧→下ノ江(営業距離24.9km、徒歩距離28.0km) 給水量:0.7L


日豊本線6日目                  日豊本線8日目



記念すべき節目の沿線旅300日目。
朝6時半に宿を出る。
今日は日豊本線の続きを歩く。
別府0644発佐伯行き普通は1分遅れで出発。
祝日の2両編成は座席の7割が埋まっている。


大分駅では14分も停車。あと3分乗るだけなのに。。。

昨日のゴール、そして今日のスタート駅牧には0715に到着。


朝のNHK天気予報は下り坂。早ければ15時頃には雨との予報。
ウェザーニュースはずっと曇りだけど、よく直前に雨に変えられるので、この時間の予報は信用出来ない。


腰の状態は変わらず。
体勢によって瞬間的にはかなりの痛みが走る。
歩く分には問題ないが、無理は出来ない。
今日は終盤に峠越えがあるだけに慎重に歩きたい。
それよりも睡眠不足だ。
昨晩1時過ぎ、この時期になんと蚊に起こされた。
殺虫剤もない中、なんとか3時に仕留めたが、睡眠時間を削られてしまった。


さて、今日の目標は28キロ先の下ノ江。1653発がターゲットだ。


○0723 牧(まき)駅




日豊本線7日目のスタート。
風が強く肌寒い。




線路沿いの道をひた歩く。
といってもこの区間は2キロ弱と短い区間だ。


○0746 高城(たかじょう)駅 -2567歩-



駅舎の無い側に到着。
跨線橋を渡る。

ホームは島式1面2線。





駅舎の無い側だと思ったら、駅舎はホームの上にあった。
ということで、もう一方の駅舎の無い側へ移動。


-0755 再スタート


次の区間は3.2キロだ。




片側1車線。広い歩道完備の道を歩く。


-0828 乙津橋



乙津川を渡る。
この橋、右側しか歩道が無い。
せっかく手前の信号で左側に渡ったのになぁ。


○0843 鶴崎(つるさき)駅 -7584歩-





車寄せの三角屋根が目立つ木造駅舎。

駅員さんが朝の挨拶。改札を通るみんなに「おはようございます」。
気持ちの良い対応 (*´ω`*)


-0853 再スタート


-0906 日が射してきた


気付くと青空が広がってきた。




堤防道路に上がったところで上下とも1枚脱ぐ。

日焼け止めしてないが、比較的紫外線の弱いこの時期でもあるし、
面倒くさいからとりあえずそのままとする。




鉄橋を列車が走っていく。


再び堤防道路を歩き出す。


-0917 鶴崎橋



大野川を渡る。
結構広い川だ。




ちょっとだけ生活道路へ。




その後、再び国道に戻り歩く。


○0949 大在(おおざい)駅 -12849歩-







曲がる道を行き過ぎた。が、跨線橋があり無事到着。
駅舎は四角い有人駅。
駅前から広い道が海まで真っすぐ延びている。


-1000 再スタート


-1006 平野公園



駅をスタートしたばかりだが、ちょっとお腹がすいてきたので、昼食その1を公園のベンチで頂く。


最初に腰の痛みは歩く分には問題ないと書いたが、実際に歩く際には左太ももの外側がちくりちくりと痛む。
これが気になってペースが上げられない状態だ。

あまり休むと雨に会う可能性が高くなる。
そろそろ出よう。


-1015 再スタート




この区間、最初は線路沿いを歩く。




日陰に入ると肌寒い。
ただ追い風なだけ助かっている。






今日の猫。
左が親で右が子供かな?
右側のは興味津々でこっちを見ている。


-1044 国道?合流


-1046 丹生川



ちょうど並行する鉄橋を列車が通り過ぎた。
この車両、顔がちょび髭のように見えるので、ちょび髭って呼ぼう (^^;)
※ライトの部分が目じゃなくて、ワイパーの付け根の小さい丸を目と見ます




久しぶりに水準点のフタを見た。
確か、山陽本線の須磨あたりで見かけた以来のはず。


○1058 坂ノ市(さかのいち)駅 -18070歩-





緑の屋根が印象的な駅。
煙突?北海道ではよくあるが、九州では珍しい。



財産標があった。
え〜と、塗り潰されてるやん(>_<)


-1112 再スタート


少し歩くと道は線路沿いに。


太陽が照り続けている。これだけ晴れてくるとさすがに焼けそうだ。
仕方ない。日焼け止めを塗る。




またちょび髭が通り過ぎた。


-1136 西細踏切



今日はこんなに線路沿いを歩いているのに、踏切を渡るのは初めてかな?




ほとんど海が見られないので海に近い感覚は無いが、海抜は5Mだ。




今日の猫3。
庭の草の中でひなたぼっこ中。
無視されてはいないみたいだが、呼ぶ声への動きは鈍い。
眠いんだなきっと。


-1155 国道197号線合流




-1201 佐賀関



市?町?
いや、もしかして合併して変わったからか、一番最後の部分が消されている。
(佐賀関町だったが2005年に大分市へ編入されたとのこと)


-1216 今日の猫?





子猫橋で子猫川を渡る。
残念ながらかわいいわけでもなく、モフモフしているわけでもない子猫川を渡り右折する。


○1228 幸崎(こうざき)駅 -25265歩-







見た目新しそうな駅だが、資産標が無いので分からない。
ホームは2面5線?
脚温存で跨線橋を渡るのは止めたので、本数は分からない。

ここでお昼ご飯その2としよう。


-1300 再スタート


さあ、峠越えに出発だ。


-1306 踏切



名前が分からない踏切を渡る。




これから細い道かと思ってたら、思いもよらず開けた場所に出た。


-1322 日豊本線高架




ここから峠道かな?




すぐに上り坂。
これで15m程標高を稼いだと思ったらすぐ下り坂。
下げるなら上げるな!(笑)




この後、アップダウンを2〜3度繰り返す。
結果15m程高度を稼いだだけ。。。。。
中尾の集落で右からの道があった。地図を見ると、この道を来ればあんなにアップダウンはなかった気がする。




西は晴れて太陽が出ているのに、東から黒い雲が迫ってきている。
何とか降らずにすませたいところだが。。。。


中尾の集落からキツイ上り坂が続く。


-1354 坂の頂点



トンネルの手前にピークがあった。
標高差は約90m強だった。

少し下るとトンネルが見えてきた。


-1400 もみの木トンネル(931m)



入口の横に色鮮やかな絵。

幅1mの歩道が両側にある、1キロ弱のトンネル。

久しぶりかな。トンネルで耳栓着けるのは。

15分程でトンネルを通過。




反対側にも絵があった。


トンネルの先は急な下り坂だ。


太陽がまた出てきた。
暖かい。。。




右手側の高いところをちょび髭が走っていく。
まさかあれだけの高低差をこれから上り坂で埋めるんじゃないよね。。。




え?駅への道はこの細い道?
地図をもう一度確認するが、この道が一番近い道に見える。


-1439 右折

行ってみる。




ホントに行けますか?この道?


左からきれいな道が合流。
多分これが正しい道だったのだろう。




道なりに歩いていくと集落の中へ。


先の道を右折。
より小さな道を歩く。




今日の猫4、5。親子ネコだったが、今度は子猫の方がすぐに逃げてしまった  (´-ω-`)
(子猫は撮り損ねました)
親ネコは何か不機嫌そう。。。。


道は上り坂に。
やはり標高差を埋める作業になる。




最後に一気に標高差を埋めて駅に到着。


○1505 佐志生(さしう)駅 -36964歩-







かわいらしい正八角形の駅舎だ。
意外と新しく、平成4年の財産標が貼ってある。
ホームは島式1面2線。

さて、これからどうするか。
まずは天気の確認。
雨の可能性はあるようだが小さそうだ。
次の列車まで1時間半。距離は3キロ弱。無理せず到達できる。
腰も悪くなっていないし。よし、行こう。

その前にホームへ行きたいが跨線橋を越えねば。。。 上り下りは嫌だなぁ。。。。
行こうか。。自分(笑)







ホームで撮影会。
ちょび髭が到着し出て行った。


-1526 再スタート


道は大方(自分一人です)の予想に反して上り坂だ。




右後ろに駅からの小道が。。。
こっちからも来られたんかい!




民家の屋根を綺麗な鳥が行ったり来たり。ジョウビタキかな?


結局、線路の高さまで戻された。




道は線路沿いだが、鳥の声しか聞こえない。
森の中を散歩しているような気持ちの良い道だ。


-1546 谷の前踏切



ん?これは真っすぐでいいのかな?


その前に、確かもうすぐ列車が来るはずだ。
いい感じのカーブだし、ここで写真を撮っていこう。




無事撮影完了。
地図を確認。道なり真っすぐの方へ進む。




国道217号線の高架を抜けると小さな集落に入った。




集落内の道を歩く。ふと気付くと正面に駅の跨線橋が見えてきた。


道は駅には真っすぐ行かず、一旦左へカーブして踏切を渡る。


-1615 田井踏切



狭い踏切を渡って、そのまま駅への道へ。


○1619 下ノ江(したのえ)駅 -41733歩-









おっ、最後に良い駅が来ました。
財産標が無いので分からないが、これも明治時代の駅舎かな。

あれ?ICリーダーが無い。列車に整理券ってあったっけ?



ホーム上の待合室で切符を購入とのことでした。


□□□
別府5Days2日目も無事終了。
雨が近いとの予報で、歩く場所を慎重に検討。
結果、日豊本線の続きが一番降られなさそうと判断。牧駅から東へ向かうこととした。
実際に雨には降られずに選択は正しかったようだ。
さて、体調は小康状態といったところ。前半は歩き中にも腰の痛みが出ていたが、後半は痛みも無くなり問題なく歩くことが出来た。
このまま小康状態が続いて欲しいところだ。
明日は北風が強いとの予報だが、日豊本線、豊肥線、久大本線と、全部向かい風の方向しか残っていない。。。。



<歩行ルート>



幸崎までは海に近いコースを。幸崎からは岬を横切る山道となりました。



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