日豊本線12日目 日豊本線14日目
手荷物カウンターは長蛇の列。GW明けの初日だからなのか月曜日だからなのか。
間に合うかどうかヤキモキしながら順番を待つ。
0740発の大分行きは最寄り駅始発に乗ってもギリギリのタイミング。もう少し遅い出発にして欲しいなぁ。
なんとか20分前には搭乗口を抜けて無事飛行機に乗り込むことができた。
1時間のフライトで大分空港に到着。
今日は日豊本線杵築駅から歩くため、路線バスを乗り継いで杵築駅に向かう。
杵築駅には10時前に到着した。
荷物をコインロッカーに預け、出発準備。
帰りに回収する手間がかかるが、今回のベースキャンプ別府まで行って戻るより効率は良い。
○1030 杵築(きつき)駅
天気は晴れ。今日は黄砂の予報が出ており、景色もいくぶん霞んで見える気がする。
この暖かさなら夏標準装備で問題ない。いやそれでも暑いかも知れない。
今日の目標は20キロ先の西屋敷駅1739発。
そして最初の区間は今日の全行程の約半分の10キロだ。
すぐに線路と並行する歩道の無い県道に合流する。
線路が離れ始めると、左斜め前に国道10号線が見えてきた。
歩行者専用となっている古い橋。
ただし歩ける場所が制限されている。
このエリア外を歩くと橋が崩れるのか?
それはそれで、エリア内を歩くのにも不安がある。
-1104 赤松交差点
歩き始めて2.5キロの地点。
丁字路を右折する。
気温はこの時間にして既に25度。
今のところ追い風のためちょっと暑い。
左手に石組みの古い橋がある。
なかなか良い雰囲気の橋だ。
赤松橋というらしい。
-1126 杵築市
杵築市に入ると歩道が無くなった。
ここ国道10号線は大型車がそれなりに多く、気を使う。
右コーナーに歩道があって安心と思いきや、歩けねぇ〜(笑)
野草園状態だ(沿線旅用語:草で覆われた歩道のことを野草園と呼んでいる)。
(画像の草に覆われたところ、路肩の右側に歩道があるのです)
-1149 日豊本線高架
すぐにもう1つ高架が現れた。
1つ目の高架のところから、左側に「歩ける」歩道が現れた。
ひたすら国道を歩く。
-1239 中村交差点
半感応式信号の交差点を左折。県道に進む。
今の交差点、押しボタンを押さなかったけど信号が変わった。
半感応式って昼間は自動ってことか。
今まで何度も見ていたが機能を理解してなかった。ようやく分かった(笑)
野原踏切を渡るとすぐに駅。
○1256 中山香(なかやまが)駅 -14018歩-
こんもりとした小山を背景に建つ有人駅。
駅員さんがツバメと対決中。巣を作らせないように追い出しているそうだ。
昼の時間を過ぎている。昼御飯にしよう。
-1320 再スタート
地図を確認すると、今度の区間は裏道がありそう。国道歩きをしなくてもよさそうだ。
-1334 階廻踏切
一旦、国道に合流。
少し国道を歩いた後、踏切を渡り生活道路へ。
国道と線路を挟んだ反対側の道を歩く。
車は少なく歩きやすい。
少し強めの向かい風が出てきた。
気温が高めのこの時間帯にはうれしい。
少し前までは向かい風嫌いなんて言ってたのにねぇ。
-1426 竜ヶ尾交差点
駅の入口がどちらにあるか分からない。
国道側の可能性が高そうなので、踏切を渡り国道にトラバース。
気温は28度。湿気もあり慣れていないこの時期、風が無いとかなり暑く感じる。
もう1つ踏切があった。
念のため踏切まで移動して駅の方を見ると、国道側には駅舎は無いように見える。
作戦変更。踏切を渡り生活道路側へ移動する。
正解!
こちら側に駅舎はあった。
○1442 立石(たていし)駅 -22082歩-
横長のコンクリート製無人駅。
ホームは2面3線だが、まるで違う路線の分岐駅のように、2番線側は右に離れていく構造だ。
ラスト区間は6キロ弱。西屋敷発の列車まで2時間以上あるので十分間に合いそうだ。
ということでホーム上のベンチでちょっと休憩。
風に吹かれて涼む。
-1503 再スタート
地図を見る限り峠があるようだが、そんなに長いアップダウンのある峠ではなさそうだ。
道は集落を抜け、じわじわ上りながら国道に合流する。
-1525 国道10号線合流
-1529 立石峠
ん?峠を越えても上りが続く。。。。
-1532 立石峠(本物)
こっちがほんとの峠だった。騙された(^^;)
ひたすら国道を歩く。
西屋敷駅から次の宇佐駅までは3.5キロと短い。このペースなら宇佐まで行けるかも。
よし西屋敷を1630より前に出られるようなら宇佐まで行こう。
少しペースを上げて歩く。
○1623 西屋敷(にしやしき)駅 -30723歩-
古い開放型の駅舎。
資産標があった。昭和14年だ。
ホームは2面2線だが独特の形。
そもそも反対側にはどうやって行くのだろう。。。
もしかして、杵築方面の通路のような道の先に地下道があるのかな?
-1630 再スタート
何とか予定の1630にスタートできた。これなら宇佐発に間に合いそうだ。
一つ心配があるとすれば宇佐発の時刻が正確に分からないこと(ここ西屋敷駅発は1739だが、宇佐発の時刻は不明。ネットで調べれば分かるが、その時間がもったいない)。
ただこの駅間は約3.5キロなので1730より早くはないだろう。
駅から少しだけは国道と並行する小道を歩き、国道に合流。
あとは国道歩きだ。
最初の1キロで少し飛ばしたおかげて余裕が出来た。
時速4キロペースに落として明日以降の脚を残そう。
-1638 宇佐市
駅が見えた。よし間に合った。
っと、駅まで100m位のところで、杵築方面の普通列車が入ってきた。
え?こんな早く?
急ぎ駅舎を一枚だけ撮影して待合室の時刻表を見る。
何だ、列車の時刻は1735じゃないか。
駅員さんに聞くと、入ってきた列車は折り返し中津行きとのこと。そのパターンか!
ちょっと焦った。
○1713 宇佐(うさ)駅 -36214歩-
宇佐神宮最寄りの駅。朱色を基調とした有人駅舎だ。
ホームに入り簡単に着替え。今シーズン初めて汗拭きシートで体を拭いた。
□□□
2017大分沿線旅初日。
飛行機の時間が早くギリギリでバタバタしたスタートだったが、とにもかくにも10時半には杵築から歩き始めることができた。距離も予定より4キロ近く伸ばすことができて満足。
さて明日は日中雨模様。
天気が良ければ宇佐から続きを歩く予定だったが、どうしようか。宿で検討だ。
。。。。といってもあまり選択肢はないけど。
<歩行ルート>
国東半島の付け根あたりをを横切るコースでした。
日豊本線12日目 日豊本線14日目
手荷物カウンターは長蛇の列。GW明けの初日だからなのか月曜日だからなのか。
間に合うかどうかヤキモキしながら順番を待つ。
0740発の大分行きは最寄り駅始発に乗ってもギリギリのタイミング。もう少し遅い出発にして欲しいなぁ。
なんとか20分前には搭乗口を抜けて無事飛行機に乗り込むことができた。
1時間のフライトで大分空港に到着。
今日は日豊本線杵築駅から歩くため、路線バスを乗り継いで杵築駅に向かう。
杵築駅には10時前に到着した。
荷物をコインロッカーに預け、出発準備。
帰りに回収する手間がかかるが、今回のベースキャンプ別府まで行って戻るより効率は良い。
○1030 杵築(きつき)駅
天気は晴れ。今日は黄砂の予報が出ており、景色もいくぶん霞んで見える気がする。
この暖かさなら夏標準装備で問題ない。いやそれでも暑いかも知れない。
今日の目標は20キロ先の西屋敷駅1739発。
そして最初の区間は今日の全行程の約半分の10キロだ。
すぐに線路と並行する歩道の無い県道に合流する。
線路が離れ始めると、左斜め前に国道10号線が見えてきた。
歩行者専用となっている古い橋。
ただし歩ける場所が制限されている。
このエリア外を歩くと橋が崩れるのか?
それはそれで、エリア内を歩くのにも不安がある。
-1104 赤松交差点
歩き始めて2.5キロの地点。
丁字路を右折する。
気温はこの時間にして既に25度。
今のところ追い風のためちょっと暑い。
左手に石組みの古い橋がある。
なかなか良い雰囲気の橋だ。
赤松橋というらしい。
-1126 杵築市
杵築市に入ると歩道が無くなった。
ここ国道10号線は大型車がそれなりに多く、気を使う。
右コーナーに歩道があって安心と思いきや、歩けねぇ〜(笑)
野草園状態だ(沿線旅用語:草で覆われた歩道のことを野草園と呼んでいる)。
(画像の草に覆われたところ、路肩の右側に歩道があるのです)
-1149 日豊本線高架
すぐにもう1つ高架が現れた。
1つ目の高架のところから、左側に「歩ける」歩道が現れた。
ひたすら国道を歩く。
-1239 中村交差点
半感応式信号の交差点を左折。県道に進む。
今の交差点、押しボタンを押さなかったけど信号が変わった。
半感応式って昼間は自動ってことか。
今まで何度も見ていたが機能を理解してなかった。ようやく分かった(笑)
野原踏切を渡るとすぐに駅。
○1256 中山香(なかやまが)駅 -14018歩-
こんもりとした小山を背景に建つ有人駅。
駅員さんがツバメと対決中。巣を作らせないように追い出しているそうだ。
昼の時間を過ぎている。昼御飯にしよう。
-1320 再スタート
地図を確認すると、今度の区間は裏道がありそう。国道歩きをしなくてもよさそうだ。
-1334 階廻踏切
一旦、国道に合流。
少し国道を歩いた後、踏切を渡り生活道路へ。
国道と線路を挟んだ反対側の道を歩く。
車は少なく歩きやすい。
少し強めの向かい風が出てきた。
気温が高めのこの時間帯にはうれしい。
少し前までは向かい風嫌いなんて言ってたのにねぇ。
-1426 竜ヶ尾交差点
駅の入口がどちらにあるか分からない。
国道側の可能性が高そうなので、踏切を渡り国道にトラバース。
気温は28度。湿気もあり慣れていないこの時期、風が無いとかなり暑く感じる。
もう1つ踏切があった。
念のため踏切まで移動して駅の方を見ると、国道側には駅舎は無いように見える。
作戦変更。踏切を渡り生活道路側へ移動する。
正解!
こちら側に駅舎はあった。
○1442 立石(たていし)駅 -22082歩-
横長のコンクリート製無人駅。
ホームは2面3線だが、まるで違う路線の分岐駅のように、2番線側は右に離れていく構造だ。
ラスト区間は6キロ弱。西屋敷発の列車まで2時間以上あるので十分間に合いそうだ。
ということでホーム上のベンチでちょっと休憩。
風に吹かれて涼む。
-1503 再スタート
地図を見る限り峠があるようだが、そんなに長いアップダウンのある峠ではなさそうだ。
道は集落を抜け、じわじわ上りながら国道に合流する。
-1525 国道10号線合流
-1529 立石峠
ん?峠を越えても上りが続く。。。。
-1532 立石峠(本物)
こっちがほんとの峠だった。騙された(^^;)
ひたすら国道を歩く。
西屋敷駅から次の宇佐駅までは3.5キロと短い。このペースなら宇佐まで行けるかも。
よし西屋敷を1630より前に出られるようなら宇佐まで行こう。
少しペースを上げて歩く。
○1623 西屋敷(にしやしき)駅 -30723歩-
古い開放型の駅舎。
資産標があった。昭和14年だ。
ホームは2面2線だが独特の形。
そもそも反対側にはどうやって行くのだろう。。。
もしかして、杵築方面の通路のような道の先に地下道があるのかな?
-1630 再スタート
何とか予定の1630にスタートできた。これなら宇佐発に間に合いそうだ。
一つ心配があるとすれば宇佐発の時刻が正確に分からないこと(ここ西屋敷駅発は1739だが、宇佐発の時刻は不明。ネットで調べれば分かるが、その時間がもったいない)。
ただこの駅間は約3.5キロなので1730より早くはないだろう。
駅から少しだけは国道と並行する小道を歩き、国道に合流。
あとは国道歩きだ。
最初の1キロで少し飛ばしたおかげて余裕が出来た。
時速4キロペースに落として明日以降の脚を残そう。
-1638 宇佐市
駅が見えた。よし間に合った。
っと、駅まで100m位のところで、杵築方面の普通列車が入ってきた。
え?こんな早く?
急ぎ駅舎を一枚だけ撮影して待合室の時刻表を見る。
何だ、列車の時刻は1735じゃないか。
駅員さんに聞くと、入ってきた列車は折り返し中津行きとのこと。そのパターンか!
ちょっと焦った。
○1713 宇佐(うさ)駅 -36214歩-
宇佐神宮最寄りの駅。朱色を基調とした有人駅舎だ。
ホームに入り簡単に着替え。今シーズン初めて汗拭きシートで体を拭いた。
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2017大分沿線旅初日。
飛行機の時間が早くギリギリでバタバタしたスタートだったが、とにもかくにも10時半には杵築から歩き始めることができた。距離も予定より4キロ近く伸ばすことができて満足。
さて明日は日中雨模様。
天気が良ければ宇佐から続きを歩く予定だったが、どうしようか。宿で検討だ。
。。。。といってもあまり選択肢はないけど。
<歩行ルート>
国東半島の付け根あたりをを横切るコースでした。
日豊本線12日目 日豊本線14日目