第261日 2016/4/11

唐津線1日目 西唐津→多久(営業距離27.3km、徒歩距離24.6km) 給水量:1.3L

筑肥線1日目 唐津→和多田、山本→肥前久保(営業距離6.8km、徒歩距離4.7km)


                            唐津線2日目
                            筑肥線2日目



2016年の初遠征は九州北西部。唐津をベースキャンプに唐津線、筑肥線を歩く。
前日移動で唐津市には夜遅く到着した。さらに朝5時半過ぎに目が覚めてちょっと寝不足。


宿を出る。寒い!
寒気が入っているとのことでどんよりと曇っている上に風が冷たくて強い。

これは上に一枚着なければ。


唐津駅まで歩く。







まずは西唐津駅まで列車で移動する。
1駅で160円。


○0814 西唐津(にしからつ)駅







昭和57年の駅舎。もっと古そうに見えるが。


時折細かな雨がぱらつく。
相変わらず風は冷たくて強い。



最初は2キロ少し。追い風に乗ってベースキャンプの唐津駅へ向かう。


-0824 唐津線高架




-0835 辰野金吾氏生誕の地



今は駐車場となっている生誕地。
東京駅を設計した辰野金吾氏はは唐津出身だったのか。


-0840 唐津第一ホテル



宿泊しているホテルの前を通過する。


-0843 唐津市役所前交差点


右折し駅への道へ。


○0847 唐津駅 -2960歩-





5Days最初の区間を完了。階上ホーム駅。
財産標は昭和58年。

昨晩到着した時の印象とは違って明るい雰囲気。




入り口の取っ手は焼き物でできている。これは唐津焼なのかな?


予定ルートではないが線路沿いに道があるようなのでそちらに進む。
事前には気付いていなかったが筑肥線の和多田駅が近い。ついでに拾うことにする。


沿線旅格言に従い、トイレに寄ってからスタート。


-0906 再スタート




高架沿いを歩く。


○0929 和多田駅 -6078歩-





階上駅。
これで筑肥線も1区間完歩。




境界標。国鉄時代からのものらしい。


-0937 再スタート




ほぼ散り果てた桜並木の道を歩く。


-0949 突き当たり



たまにある高架沿いに歩いたら道に阻まれた。のパターン。
左折し渡れそうな場所まで少し歩いてから、横断禁止じゃないことを確認して車道を渡る。




時折薄日が射すものの、どんよりとした天気だ。


-1002 水源地踏切



国道に合流。




いきなり目の前に満々と水を湛えた松浦川が現れた。
その少し先に駅が見えた。


○1011 鬼塚駅 -9280歩-







松浦川沿いにホームがあるホーム上ベンチ型の駅。
ホントに川のすぐ近くに駅がある。
これは素晴らしいシチュエーションだ。




5分後に列車が来るようだ。
どうしようかと考えると放送で1両とのこと。
決めた!単行が来るのなら撮る! (単行好きです自分)


-1028 再スタート


202号線を歩く。


単行とすれ違った。


-1048 春日神社



すごい上り坂だ。これは参拝も大変そう。。。




ボロボロ。。。。


雲が切れ晴れ間が出てきた。
風があっても少し暑い。




再び単行とすれ違う。


-1103 左折



大きく左に曲がる唐津線に従い、203号線へ左折。

-1106 川原橋



川幅はだいぶ狭くなった。


○1125 山本駅 -15030歩-













つい「おっ」と声を上げてしまった。
渋い、木造瓦屋根の駅舎だ。これは良い。



こんないい駅舎にすぐお別れとはもったいない。
ちょっと早いけど、駅舎内で昼食。


周りに結構住宅がある中でこれだけ古い駅舎が残っているとは素晴らしい。


ところで、この駅は筑肥線と唐津線の駅だ。筑肥線はここから伊万里駅まで繋がっている。

で、ややこしいことに次の本牟田部駅は唐津線だけの駅で筑肥線は止まらない。


-1200 再スタート


名残惜しいが山本駅を後にする。




筑肥線と唐津線が分離?しているということは、複線に見えるこの線路は単線×2ってこと?


-1215 山本跨線橋






完全に晴れてきた。
風は相変わらず強い追い風だ。


○1241 本牟田部駅 -19372歩-







国道沿いのホーム上ベンチ型。
長い直線の真ん中あたりにある駅舎。
筑肥線は止まらないので複線なのに棒線のホームだ。

30分後に筑肥線の山本方面の列車が来るようだ。
どう走って行くのか見たい!。。。。が時間がもったいない。。。。


-1250 再スタート


あきらめてスタートする。
※30分後とは伊万里駅を発車する時間だった。本当はもっと待つ必要があった。。。。


次はまたイレギュラーな区間。筑肥線の肥前久保駅を拾っていく。




今日の猫。
閉店したコンビニの中でひなたぼっこ。


-1307 単線に



ここで筑肥線と唐津線が分かれる。


-1313 立体交差



上が筑肥線。下が唐津線かな?


-1324 右斜めの道へ





この鉄橋は真っすぐじゃなくカーブしているんだ。


○1334 肥前久保駅 -23179歩-







「さくら館」というトイレと小さな待合室、喫煙所が一緒になった建物がある。これを駅舎としていいのかどうか?



ホームの待合室に表札!?
名誉駅長さんの名前だ。

そういえば財産標が西暦で書いてあるのは今までにあったっけ?
(覚えていないだけだろうけど)


-1345 再スタート




すぐに上久保橋で松浦川を渡る。


-1353 和田山踏切



唐津線を渡り線路沿いの道へ右折。




線路沿いの道を行けるところまで進み、細かな道を抜けて片側1車線の道に出た。


○1419 相知(おうち)駅 -26501歩-









村田英雄さんの出身地だそうだ。

ホームは2面2線同方向型(ホームが向かい合わせじゃなく同じ方向を向いている、って説明しづらい。。。)。


駅舎の運賃表に「厳木」と書いてある。その読みを見ると「きゅうらぎ」。
「厳木」ってうまく変換されなかったのは「きゅうらぎ」だからか。「いわき」とかいろいろやってみたがこれは出ないな。難読だ。


-1432 再スタート




歩道があったりなくなったりする国道203号線を歩く。
203号線って素数国道(沿線旅用語:国道番号が素数の国道)だと思っていたが、
よくよく考えると7の倍数だった。


○1508 岩屋駅 -30740歩-







ここも休憩所併設のホーム上待合室型。
1面1線だ。


-1515 再スタート


-1523 町切交差点



交差点を超えると急に山道の雰囲気に。




切り通しを一つ抜けただけで上りは終わり。そんなに長い坂では無かった。




中島潔先生の絵がここにも。後で調べると厳木町出身だそうだ。


-1542 木(うつぼぎ)交差点




○1556 厳木(きゅうらぎ)駅 -34652歩-







古い駅舎だ。真ん中の部分は改築なのか昔のままなのか?





お、綺麗な桜が残っている。給水塔もある。
これは撮影タイムとしなければ。






列車の交換があるようだ。そこまで待つ内に、近くの高校生が沢山待ちはじめた。

列車も含め、一通り撮影完了。

撮り鉄の方がいたので声をかけてみた。近くの方らしく、このあたりでは最後の桜だそうだ。
また撮影された写真を何枚か見せてもらう。なかなか良い出来だった。

駅舎について尋ねてみる。増築や改築はなく昔からのままだそうだ。


1817多久発をターゲットに決め、先へ進むことにした。


-1627 再スタート




軒先注意の看板。珍しい。




気温は17度。風も弱くなり暖かい。


-1643 厳木中学校



沿線旅史上3つ目(だっけ?)の土俵発見。


-1646 左折



裏道へ。
旧の国道っぽい。


上着を脱いだら風が強くなって肌寒い。


-1700 笹原踏切

踏切を渡り、その先で一旦国道をくぐってから国道へ戻った。




気温は14度?
さっきより3度も下がったのか?


国道に合流後、道はじわじわと上り坂となる。


-1709 笹原峠



ふと右手を見上げると笹原峠の看板。
まだ上り坂が続いてるように見えるけど。。。




そこから100m程進んだところがピーク。標高は113m。
多久市に入った。


だめ、寒い!
仕方ない、せっかく脱いだばかりだが上着を着る。




ここで列車が来たら絵になるなぁと思ったら来ました来ました。
※ちょっと寄り過ぎた。解放感が全然無くなってて失敗。


-1743 唐津線高架



高架をくぐり、すぐの右斜めの道へ進む。


○1752 多久駅 -43420歩-







今日のゴール!
厳木駅で出会った方が言っていた通り、階上改札で新しい駅舎。


帰りの列車は2両編成。
乗客が多く座れなかった。


□□□
唐津5Days初日は唐津線(一部筑肥線)。朝方の寒さと天気には不安を覚えたものの、
昼から晴れるとの予報通り途中から晴れてきた。ただ風は止まず、肌寒い行程となった。
距離は約30キロと5Days初日としては少し無理をしたがこれは3日目の雨を睨んだ作戦。
可能なら明日も30キロ歩いてあさっては休み。。。。なんてのは無理か。




行程前半。西唐津から肥前久保までのルートです。



行程後半。肥前久保から多久までのルートです。


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