第262日 2016/4/12

筑肥線2日目 肥前久保→伊万里(営業距離20.6km、徒歩距離24.1km) 給水量:1.5L


筑肥線1日目                      筑肥線3日目



朝起きて、恒例の足の点検。
昨日はマメのケアがうまくいったようであまり出来ていない。
が、念のため右足と左足小指にテーピング。
膝は問題なさそうだが、筋肉痛が少しあり。


8時10分に宿を出る。
今日も空気は冷たく肌寒い。唐津の最低気温は10度を切ったようだ。
ただ昨日のように風が強い訳ではなく、震えるような寒さではない。


唐津駅に到着。
肥前久保駅まで280円の切符を買う。
ホームへ上がるとちょうど伊万里行きの単行が到着したところだった。


0833、3割程の乗車率で列車は唐津駅を発車した。

ちなみに伊万里方面は0641の後がこの列車。その次は1124なので事実上この時刻での一択だ。




肥前久保駅に到着。
ウグイスの鳴き声が響き渡り癒される。
ベンチに座りしばし聴き入る。


○0905 肥前久保(ひぜんくぼ)駅






ゆるやかな空気が流れる肥前久保駅をスタート。




軌道敷地内をキジがトコトコ歩いていく。




車はあまり走らない道。
静かで北海道の山道と間違える程。


-0927 駅



右前方に駅が見えてきた。


○0932 西相知(にしおうち)駅 -2855歩-



ホーム上ベンチ型の小さな駅。

桜が咲いていれば綺麗だったろうがちょっと遅かったか。


今日の予定は24キロ弱だが9区間もある。なかなか距離を稼ぎ辛いパターンだ。
次も2キロ弱の区間。


-0940 再スタート


-0946 稲荷踏切




全く静かな道だ。




稲荷神社の鳥居の手前に綺麗なつつじが咲いていた。


このまま何も無い地域が続くかと考えてたら道は集落内に。
結局、集落までに車には1台しか行き会わなかった。


温室の中にアスパラガスが見えた。
※調べたら佐賀は全国第二位のアスパラガスの生産地だそうだ。
  第一位は北海道。




右斜め先に駅が見えてきた。


○1009 佐里(さり)駅 -5830歩-







見晴らしのいい棒線駅。
ここにもトイレ付きの休憩所「秋桜館」がある。
良く見ると看板は森村誠一さんの書だ!




駅から左手に見える祠の一角。雰囲気いいなぁ。


-1018 再スタート


-1027 池田踏切




-1033 伊万里市




ちょっと暑くなってきたので上着を脱いだ。




伊万里市に入り、じわじわとした上り坂となる。


-1051 峠



小さな峠を越えた。




峠を越えると見晴らしの良いカーブの道に。


-1104 左折




左折して橋を渡る。




右手奥に駅が見えてきた。今日はこのパターンが多い。


○1115 駒鳴(こまなき)駅 -10563歩-





ホーム上待合室型。
駅前に3〜4軒の民家はあるもののそれ以外は田畑や自然が広がる立地。
雰囲気いいなぁ。



映画の舞台にもなっているようだ。


ホームに入る列車を撮ってみたいがあと30分は来ない。
あきらめて先へ進む。


-1125 再スタート


-1129 白木踏切




線路に沿って道は続く。


○1156 大川野(おおかわの)駅 -13575歩-





今度は「眉山ふるさと館」。
さすがに徳島の眉山とは関係なさそうだが。。。
※後で調べると「眉山」は「まゆやま」と読み、近くにある山の名前とのこと。



展示室は鍵がかかっていた。

ちょうどお昼になった。
昼食としよう。


伊万里駅まではあと14.5キロ。
このまったりペースでは1623発は難しそうか。次の1742発をターゲットとする。

この季節、天気が良いと撮影ポイントが多く、どうにもペースが上がらない。


当初予定の県道38号線に廻るコースではなく、線路の左側を行くコースとしたい。


-1235 再スタート



 

伊万里市のフタは梨とブドウと伊万里焼。
通常サイズは上記3種類だが、ミニサイズは伊万里焼が無くなります。


-1236 砥石川踏切






池の多い地域の短い山道 を抜けると景色が広がった。




遠くにホームが見える。
真っすぐ行けばホームに上がれるかもしれないが、回り込む道を選択。
これまでの失敗の経験がチャレンジを鈍らせる。。。。(´-ω-`)




あれは駅舎かなぁ?
遠くから見ると崩れそうな位古そうな建物が見える。


○1301 肥前長野(ひぜんながの)駅 -16698歩-









やっぱり見えたのは駅舎だった。
残念ながら資産標が無いが相当古そうだ。

そういえば駅舎内にはベンチも無いなぁ。


管理されているようだが、傷みが激しい。
早々に撤去されないことを祈るばかり。



駅舎の外に昔の駅名標が置いてある。


-1316 再スタート


さあ次は4キロ弱の区間だ。


長野踏切を渡り生活道路を少し歩いてから県道に合流。




唐津脇街道?気になる。。。けど、この先どこに出られるか分からないので
こちらの道は断念。




歩道完備の県道38号線をヒタ歩く。




近くの踏切が鳴りだした。
遠くを眺めると単行が近付いてきた。


向かい風が強くなる。そういえば予報でもそう言っていた。
ただ昨日と違って風は暖かい。


-1358 右折



駅の方向へ右折。橋を渡る。




絵になる景色。
単独で立つ木がいい感じ。


-1400 桃川親水公園



さっきの景色は親水公園だったようだ。
トイレお借りしました!


○1413 桃川(もものかわ)駅 -22511歩-



元々は1面2線で、その後ろに駅舎があったのであろうスペースがある。


正面は田畑が広がりノンビリとした雰囲気。

筑肥線は桜が多い。来られるならば桜の季節にもう一度来てみたいものだ。




運休のお知らせがある。
よくよく見ると、唐津線全線運休か。昼間に思い切ったことをするなぁ。


-1427 再スタート


スーパーの前の屋台で大判焼きを買う。この店では廻転焼きと呼んでるようだ。

その売っている方と花粉症の話をする。
ひどい花粉症だが顔が荒れるのでマスクはしないそう。
鼻マスクを勧めておきました。


-1503 右折



右斜めの道へ進む。


○1506 金石原(かないしはら)駅 -26350歩-







ホーム上待合室型の棒線駅。


列車を待っていたおじいさんに挨拶。

すぐに列車が到着した。


さあ、あと2駅。
天気の良い今日は歩きを楽しもう。


-1520 再スタート


この区間は今日最長の4.8キロだ。
次の上伊万里駅への到着目標を1640に設定。




県道に合流すると道はジワジワと上り坂に。


-1540 浪瀬峠交差点



国道498号線に合流。
ところで498号線って国道最大の数字じゃない?500番台って聞いたことないけど違うかなぁ。
※後で調べたところ500番台もあるようだ。


-1555 左斜めの道へ





このあたり池が多い地域が続いている。
北九州は水不足をよく聞くが農業用の溜池なんだろうか。




川沿いの道へ。
少しだけ川沿いの道を歩く。


-1627 橋を渡る


○1629 上伊万里(かみいまり)駅 -33343歩-





1面1線の短めのホーム。
ここも元は1面2線だったようだ。

小学生がホームに入る。列車で通ってるんだ、と驚くと、そのままホームの先まで歩き、
線路を渡っていった。
通学路だったのか(笑)


-1640 再スタート


さあラスト2キロ。伊万里発1742には十分間に合いそうだ。


-1648 六仙寺交差点



国道203号線に左折。




跨線橋の上から眺める。
線路沿いに道があるようだ。地図を見るとそちらからでも行けそう。

予定変更。川沿いまで下りる。


少し待てば列車が来るみたい。
長谷踏切の横で3分ちょっと待つ。



無事カメラに収め、線路沿いの道を歩く。


○1712 伊万里(いまり)駅 -36420歩-





今日のゴール!

筑肥線の南部分はこれで完歩。
北部分は明後日から歩く予定だ。



さっき撮影した列車の折り返しがホームで待っていた。


□□□
今日も朝から肌寒かったが、早い段階で暖かくなり景色も綺麗で気持ち良く歩けた一日だった。
この区間はほとんどどの駅が桜完備!
コースも自然にあふれていて、オススメの区間である。
満開の季節にぜひまた訪れてみたい。




今回の歩行ルートです。



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