第311日 2017/2/15

土讃線2日目 土佐北川→土佐山田(営業距離18.0km、徒歩距離22.0km) 給水量:0.6L


土讃線1日目                     土讃線3日目



朝5時半に起床。出発準備の後、6時40分に宿を出る。
この時期、もう明るい高知の町を駅まで10分歩く。

高知とはいえ寒い。
吐く息が長く残る。
気温はまだ氷点下のようだ。


昨日の膝の痛みが心配で今日の行程には悩んだ。
朝起きて、痛みが残っていれば高知から須崎方面に。残っていなければ大杉まで列車移動して土佐山田まで戻るコースを検討。

朝起きた時の膝に痛みは無い。
念のため駅までの歩きでも大丈夫そうだ。
ただ大杉から土佐山田までは下り基調とはいえ急な上り坂も予想され心配は心配。
そこで大杉から歩くのは止めて、一つ手前の土佐北川から歩くことにする。
これで今日のコースは土佐北川から土佐山田までの22キロとなった。


0703発土佐山田行きに乗車する。


もう一つ心配がある。
繁藤から新改までの区間が冬期に通れるかどうか。これは行ってみなければ分からないところだ。


土佐山田駅で乗り換えて、土佐北川駅に到着。




おぉ〜。と、思わず声が出る。橋の上の駅なんだ。これはなかなかの駅だ。ゆっくり撮影会を行いたいところだが、寒いよっ!
今日は上は4枚重ね着。下は冬用のCW-Xに一枚重ね着しているが、それでも寒い。
これは歩いて体を温めるしかない。早めにスタートしよう。


○0807 土佐北川(とさきたがわ)駅



非常に寒い土佐北川駅をスタート。
息の長さから氷点下2〜3度位か。




まずは橋を渡って国道32号線に出る。
国道には歩道があって良かった。


北寄りの風は非常に冷たいが追い風だ。
これが向かい風だったらこの装備ではさすがに歩けなかったかもしれない。




ようやく日の当たる場所があった。
ちょっと止まって太陽熱を蓄える。




駅の表示があった。国道から左に折れ、赤い橋を渡る。


角茂谷踏切を渡り右折。
ホントに駅があるのか少し心細くなってきた頃に駅舎が見えてきた。


○0847 角茂谷(かくもだに)駅 -3891歩-





ホーム上待合室型の棒線駅。
東に山を背負っているため日が当たらず寒い。


-0853 再スタート




ちょうど来た高知方面行きの単行を撮影。


踏切を渡り、もと来た道を戻って国道に合流する。


前方にトンネルがある。左側には日なたで暖かそうな迂回路。
風が追い風のようなので、少しだけ距離が短いトンネルに進む。


-0905 戸手野トンネル(602m)



左側に幅2mの歩道完備。


トンネルの中でトラックが軽に追い越しをかける。
大音響が響き怖いよ!


その後も追い越しをかける車が。

確かに追い越し禁止区間じゃないけど、なんか違和感あるなぁ。


-0926 香美市




○0940 繁藤(しげとう)駅 -8620歩-







木造無人駅舎。ホームは2面3線だ。
ちょうど跨線橋の補修工事中で騒がしい。


ホームのベンチに座ってしばし休憩。
ここからの山道に備える。

ついでにちょっと早いけど昼食その1。

はぁ〜。暖かくて天国♪


-1000 再スタート


さあ、山越えだ。


モービルのスタンドで給油中の方と店員さんに新改までの道は行けるかどうか尋ねてみると、行けるとのこと。よし。これで心配は無くなった。


-1008 左折



左折して橋を渡る。




高知道を2回くぐると急な上り坂が始まった。


-1028 甫喜ヶ峰森林公園



この園内の道を行けばいいのかな?


-1040 丁字路



道なりに右へ。
当面は「ほっと平山」の方へ進めば良く、「ほっと平山」の看板がきちんとあって助かる。


10.7%の看板にビビってたら上り坂はすぐに終了。
道は下り坂に変わった。




下り坂は続く。
11%か。

おっ!その11%区間で、グイグイと自転車が上ってきた!凄い!




今度は別の自転車が下りていく。
でも、自転車の下りは寒そうだ。




なんという嫌な色だ。
花粉を放つ準備万端ってとこか。


まだまだ下り坂が続く。


-1126 ヘアピンカーブ



ここまでで320mも下りてきた。
さすがに膝が疲れてきている。。。


平山発電所の横を抜けるとポツポツと人家が現れ始め、やがて急な下り坂が終わる。


今回の坂は長く続く上に斜度がきつかった。
反対向きに歩いていたら長崎本線の現川越えどころじゃなかった。こっち向きに歩いて良かった。


-1152 橋



ダム湖にかかる橋を渡った。


-1155 上り坂へ



ダム湖を渡り上に向かう道へ進む。
久々の上り坂だ。




そして坂はスギ林の中を通る急な上りに。

駅にはなかなか辿り着けない。




ん?なんだこの表示は。この先の道が私有地なの?
それともなにか揉めてるんかな?

行ってもいいんだよね。。。。
先に進もう。


その先どんどん上るも駅は現れない。時計に表示される距離も予定を500mも過ぎている。もしかして行き過ぎた?
と思って立ち止まるが、もう少し上ってみようと思い直す。




あ、あった。良かった。。。


橋のところから標高で100m以上上ってようやく到着した。


○1218 新改(しんがい)駅 -21432歩-





ご存知?スイッチバックの棒線駅。
きちんとした駅舎がある。
この時間に列車は。。。残念。来ない。

日なたのホームの端に座って昼食2としよう。



その前に、汗ばんできたので重ね着したものを脱ぎ、柵にかけて干しておく。

装備変更。
下は冬用CW-X。上は冬用CW-Xアームカバー。
さすがに日陰に入ると寒いかな?
上着を一枚重ね着しよう。


さて、新改駅には列車は来ない時間帯だが、本線を抜ける列車はありそうだ。いつ頃来るのか分からないなぁ。。。。

と書いた瞬間、来た!



無事撮影完了。

次はいつ来るのか全然分からない。時刻表持ってくれば良かったか。


太陽が暖かくての〜んびり。

でもそろそろ出ますか。


-1258 再スタート




ダム湖まで戻ってきた。
そこからずっと日陰だ。
向かい風も吹き、手先が寒い。




今日の猫。
民家の駐車場にちょこんとおすわり。






「対向車注意」が点滅しているので車が来るかと思いきや、自転車が2台来た。


お!ウグイスだ。ウグイスが鳴いている。




ワンワンワンワン!!
道の先の方から犬の鳴き声。久しぶりに犬の洗礼だ。
だけど早めに鳴いてくれて助かった。
真横まで来た時にいきなり鳴き出すよりははるかにいいが。。。ところで縄で繋がれているよね。。。?

おそるおそる近付いて、無事繋がれていました (^.^)


-1339 橋



標高69mまで下りてきた。


昨日から右足付け根が痛い。それがだんだん強くなってきた。
この位置、前に痛いってことあったかなぁ?


-1342 発電所



発電所の横を抜ける。


-1403 小休止


ちょっと右足付け根を休めたい。

今日はあと3.5キロ。膝を懸念しての土佐北川スタートだったが、膝は今のところ問題なく、結果的に右足付け根の痛みへの対策となった。


-1413 再スタート


-1421 丁字路



左折する。
あとは一本道で土佐山田の町へ。


-1448 左折





「四国の道」って標識があった。ちょっと気になるなぁ。
よし、「四国の道」の方へ左折。少しだけ「四国の道」を歩いた。


-1500 福岡踏切



踏切を渡って線路沿いの道へ左折。


○1507 土佐山田(とさやまだ)駅 -33322歩-





今日のゴール。
昨日とは違って暖かい土佐山田駅に到着した。


列車の時間は。。。1542。
30分以上あるのか。



□□□
今日も寒かった。それも強烈に。
氷点下の下、土佐北川駅をスタート。繁藤駅まで来て、ようやく暖かい実感が味わえたが、高知県で沿線旅史上最も寒い思いをするとは思わなかった。
さて、体調が良くない。膝ばかり気にしていたら右足付け根に痛みが出始めた。
でも良く確認すると、付け根ではなく、両毛線で初めて遭遇した太もも外側の痛みのようだ。
この要因は分かっていてそれは腰。残念ながら今のところ休めるしか対応策は無い。。。。(´-ω-`)
明日どうなってるか、その状況によって今後の作戦を考えたい。


<歩行ルート>



この区間は基本的に下り基調。その中で繁藤駅から甫喜ケ峰森林公園までと、新改駅へのアクセスが上り坂でした。



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