第538日 2023/5/17

磐越西線3日目 会津若松→関都(営業距離33.6km、徒歩距離32.5km) 給水量:1.8L


磐越西線2日目               磐越西線4日目



今日は昼前からは6〜7mの西寄りの風との予報。
当初の予定では磐越西線関都駅から会津若松駅に向けて歩く予定だったが、それでは強い向かい風をもろに受ける。さすがに6mを越えるような風はキツイ。
ということで、今日は会津若松駅から関都駅へと、追い風を受けて歩くこととしたい。
なお、予想気温は最高で30度と高く、本来なら向かい風で歩きたいところだが。。。

昨日の歩きの疲労が残っており、34kmと距離も長い。
状況によっては、途中で止める可能性もある。
その場合は最終日の明日、残りを歩く。

ちょっと弱気。。。。。

宿を6時前に出て、いつもの会津若松駅近くのコインパーキングに車を停める。


○0612 会津若松(あいづわかまつ)駅





天気は晴れ。薄い雲はあるもののきれいに晴れ渡っている。
風は今のところ弱めだ。


今日の目標は34km先の関都駅発1751。
余裕をもって早く出たため11時間以上あるが、脚の疲労によっては安心は出来ない。




まずは駅前を左折。北へ向かう。


気温は15度。
下だけ1枚重ね着。




今日の立葵!


-0628 北柳原交差点



左折して国道49号線を少しだけ歩く。




跨線橋を渡りすぐの道を右折。


-0635 六丁道踏切



喜多方方面へ向かう磐越西線の踏切を渡る。


-0644 関越道高架





シルエットだけの会津磐梯山を右手に進む。




会津若松方面の4両編成の列車が走っていった。


-0714 右折




-0718 左折



線路沿いの道へ。


○0725 広田(ひろた)駅 -7355歩-







車寄せがどっしりとした無人駅。

ホームは2面3線だが、一番奥の線路は使われていないようだ。

ここで夏期標準装備に。


-0736 再スタート



-0743 アンダーパス







道はじわじわと上っていく。
普段なら何のことはない上りだが、今日は脚が重い。

今日は上り耐性(沿線旅用語)がかなり低そうだ。




道はどんどん上っていく。


-0808 左折



生活道路へ。


-0815 長谷地(ながやち)踏切





以前、列車が走っていたと思われる高架跡を抜け、今列車が走っている踏切を渡る。

すぐに右折。


○0819 東長原(ひがしながはら)駅 -11315歩-





小さな駅舎の無人駅。

ホームは非対面の2面2線だ。

さあここから10km近くは上り坂が続くようだ。
気力で、でも無理せず歩きたい。


-0830 再スタート



-0833 丁字路



さっき渡ってきた踏切とは反対方向、右へ進む。




橋の上から川を撮影。
なかなかいい感じで撮れたかな。




その橋を渡り終えると上り坂が始まった。


昨日の反省を踏まえ(笑)、気持ち昨日の半分くらいのスピードでゆっくりと歩を進める。


あれ?
思ったよりもすぐに上り坂は終わった。




おっと、ここで右折か。
このまま真っ直ぐに行くところだった。


今までは基本北向きに進んでいたが、ここからは東向きに進路を変える。


-0900 落合踏切



この辺り、磐越西線は蛇行を繰り返している。
道路は真っ直ぐ引かれているので不思議だったが、やはり勾配を抑えるためだったのか。


-0910 入倉踏切







蔵の並ぶ集落を抜ける。


-0923 県道合流







気温は21度。

まだ10時前というのに日差しを強く感じるようになってきた。


-0941 右折



その気温表示板の手前の横断歩道を渡ろうとするも、車はなかなか止まってくれない。

結局車が切れるまで渡れず。

横断歩道で止まるかどうかは県によってだいぶ違う。
愛知県は止まる方だが、福島県は今のところ止まらない方だ。


暑くなってきたので木陰で一休み。

止まると風を感じて涼しい。

今日はこれからもっと風が強くなって、後ろからの風でも涼しくなるはず。
それを期待!




ありゃ?
通行止め!

地図からは踏切で線路を渡るように読み取れたが、実際には踏切はなかった。

戻る羽目になる。




戻った上に跨線橋を渡るために急な上り坂を上る。

急坂に心折れかけたところで有りました!
「磐越西線」のプレートが。




一気に心が戻ります(笑)


○1015 磐梯町(ばんだいまち)駅 -19917歩-





落ち着いた色合いの駅舎。
ホームは一段高いところにあるのかな?

ここでお昼ごはんその1。
次の駅まで6.5km程あるので、ここで食べていこう。

ゆっくり休んでお腹も満たして出発!


駅の反対側からスタートしたいがどうやって行けばよいのだろう。

聞いてみると、通路を通ればよいとのこと。

通路、通って良いのか。。。。






通路を通って反対側へ抜ける。

反対側は駐車場が広がる開放的な駅前だった。


-1039 再スタート



-1054 県道合流




-1057 第二猪苗代こ道橋







今日の防雪柵。




4両編成の列車が走り去った。




磐梯山がきれいに眺められる。


-1116 第一猪苗代こ道橋







上り坂は続くが、もうそろそろフラットになるはず。

もう少しだ。頑張ろう。。。。
いや、今日は頑張ってはダメだ(笑)


-1142 「磐梯町」カントリーサイン



反対向きに「磐梯町」のカントリーサインがあった。
でもこっちにはないぞ。
途中で見落としたかなぁ?ともと来た道を眺めてもそれらしきものは見当たらない。




歩き始めて18kmを過ぎた頃、ようやく道はほぼフラットに。




郡山方面の二両編成が走って行った。




撮影ポイントで磐梯山を撮る。


-1211 右折



右側から強烈な風が吹き付ける。
予報通り強い西風となってきた。


-1218 長浜街道踏切



一旦駅を過ぎて、踏切まで回り込んで駅へ戻る。


○1222 翁島(おきなしま)駅 -29330歩-







会津磐梯山を背後に担いだコンクリート製の駅舎。

ホームは2面2線。

ここでも椅子に腰かけて脚の回復を図る。

さて、ここまで20kmを歩いた。
残り14kmだ。時間はあと5時間。
歩けそうな気がしてきた(笑)

地図上で次の猪苗代駅までのルートをひく。
あれ?5kmだ。
事前確認では7kmだったのに。
これは助かった。

5時間で残り12km。
ゆっくりでも間に合う距離となった。

でも昨日もこの距離の誤りあったなぁ。
逆に短く間違えたら大変だ。気を付けねば。


-1250 再スタート



-1254 長浜街道踏切



さっき渡った踏切を逆に渡る。


-1300 右折



県道7号線へ。


-1308 右折



住宅地の生活道路を歩く。

建物があると風が軽減されてだいぶ歩き易い。


-1317 右折



右折して少し先を左折。




田んぼの間の道を歩く。

風は真後ろから、体を押してくれる。





会津磐梯山も見る方向が変わり、その形を少しずつ変えていく。




四両編成の列車が走っていった。




今度は反対から二両編成が走っていった。


○1413 猪苗代(いなわしろ)駅 -37094歩-







融雪孔が設置された広い駅前は、地面が錆色だ。
今日は観光客はほとんどいないが、週末は多くの観光客が来るのだろうか。

待合室の椅子に座り脚を回復させる。


-1432 再スタート



-1440 線路沿いの道へ




高架の下でちょっとだけ線路から離れ、また線路沿いの道へ。




前から列車が来て、少しして反対側からも来た。
猪苗代駅で交換したのだろう。


-1509 丁字路



集落に突き当たった。
左折右折で、県道に入る。


風がさらに強くなった。
瞬間的には10mくらいはありそうだ。


-1513 西舘橋



川が妙に赤いのは何故だろう。
(川底の砂は写真よりもはるかに赤く見える)




橋を渡ったところにその説明が有りました。

強酸性のため、川底の砂利が赤くなっているとのこと。


-1522 右折



線路沿いの道へ。


川桁の町中を右左折して進む。


○1539 川桁(かわげた)駅 -43230歩-





両側に緩やかに流れる屋根の駅舎。
千鳥型の2面2線ホームを持つ無人駅。


-1600  再スタート



さぁ、今日の最終区間。
夢にまで見た(そこまでではない)関都駅までの3km弱だ。

時間は2時間もあり、十分余裕がある。


明日に備えスピードをさらに落とし、脚を残す。


-1607 右折





今日の猫1、2。

民家の庭に寝そべってゆったり。




今日の猫3。

お隣の庭にも寝そべって。。。

そうか!
暑かったからひんやりしてるんだね。


-1618 県道合流



県道322号線へ合流。


-1624 磐越道高架




-1627 左折



生活道路へ。




右前のずっと先、多分猪苗代湖の対岸の山だと思うのだが、猪苗代湖自体は全く見えない。

沿線旅あるある、「XXの近くを歩いているはずだがXXは見えない」だ。

今日は、XX=猪苗代湖。


-1639 左折

県道に戻った。


○1645 関都(せきと)駅 -47614歩-





今日のゴール!
よくぞここまで来たな自分(笑)

待合室で帰る準備。
待合室が暑いので窓を開ける。
こんなに強い風が吹いてるのに、駅舎内にはなかなか風が通らないのは何故?


□□□
昨晩の状態は勿論のこと、今朝の状態でも歩ききる自信はなかった今日のコース。
予定よりも2km短くなったとはいえ、32.5kmを無事歩ききることが出来たのは素晴らしいの一言だ(自画自賛)。
勝因は歩く向きを風下に向けたことと、ペースを落としたこと。
歩き始めはどうしてもペースが上がる。
今日はそこでゆっくり歩くよう意識してコントロールした。
結果、1日トータルで考えると、最初は時速4km近いペースで歩いた昨日と同じ平均速度となった。
これは今日は1日を通してペースが変わらなかったことと考えている(途中からガックリ落ちない)。
また精神的、身体的な疲れも昨日ほどでは無い。
結局今回の沿線旅では、ハイペースは後に響くというごくごく当たり前のことを、もう十何年も歩いている今さら再認識したということとなった。
さて、明日は磐越西線の山都駅から先を歩く予定。
明日も風が強く、歩く向きに悩む必要がありそうだ。

帰りの列車、また座れないんかい!




<歩行ルート>








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