第532日 2023/4/14

東北本線17日目 黒磯→白河(営業距離24.9km、徒歩距離30.0km) 給水量:1.0L

東北本線16日目                 東北本線18日目



今日も昨日の続きを歩く。
黒磯駅からの旅だ。

またまた朝5時過ぎに宿を出る。

そうそう、昨晩は低周波の音が一晩中響いて3時半に目を覚ましてから寝付けなかった(目覚ましは4時にセットしてあったけど)
そのため寝不足の状態だ。


高速を使う手もあったが下道を走り、6時半には黒磯駅の横。コインパーキングに到着した。


○0655 黒磯駅





天気は快晴。
気温は8度と空気は冷たいが、風は無く肌寒くはない。

今日の目標は白河駅発1705。
約30kmで10時間あるので、問題が発生しなければ大丈夫そうだ。

ただこれを逃すと新白河駅乗り換えの関係で、次は1時間20分も先になる。
万が一間に合わないような状況に陥れば、新白河駅で止める。


最初の区間は4.6km。


-0704 丁字路



左折。


-0710 右折



県道へ。


今日からMTGのスポーツタイツを履いている。
どのくらい効果があるか楽しみだ。




すぐに晩翠橋を渡る。




橋を渡って那須町に入った。


-0727 右折



右折して橋を渡る。


-0730 国道4号線高架







この辺り、道はじわじわと上っている。




意外と長く続いた上り坂が終わり下り坂に、
この区間は残り1kmちょっとだ。




下り坂が終わったと思ったらすぐに跨線橋のアップダウンがあった。




歩道が無くなり500mほど、ちょっときつめの上り坂を上がって駅に到着。


○0758 高久(たかく)駅 -6553歩-







小さな駅舎。
ホームは2面2線だ。
ちょうど両方向の列車が到着した。

待合室のベンチで上下一枚ずつ脱ぐ。


-0812 再スタート



この区間もさっきと同じ4.6kmだ。


-0816 右折



丁字路を右折。


-0818 東北本線高架







この県道211号線。
道は広くないのだが車通りがとても多い。
歩道も無いため注意が必要だ。




この辺り、また緩やかな上り坂だ。

あれ?
カメラがAV(絞り優先)モードになってた。




左の方にちょっとだけ雪が残る山がある。
何て山だろう?

地図を見ると、方向的には那須岳かな?




県道211号線をひた歩く。

歩道は整備されていて歩きやすい。




4両編成の列車が走っていった。


-0904 余笹川




-0914 左折



生活道路へ。


○0919 黒田原(くろだはら)駅 -13292歩-







日本家屋とはちょっと違う雰囲気のおしゃれな駅舎。



説明板によると、この駅舎は二代目。昭和15年のものだとのこと。

無人駅かと思ったら有人駅だった。


-0930 再スタート



-0932 左折







道が狭くなりちょっと心配になるが、地図を確認すると正しい道だった。


-0954 左折



県道211号線には進まず、センターラインの無い道へ。




「黒川」を渡った所で、このまま進むと県道211号線に合流してしまうことに気付く。

橋の手前を左に曲がる必要があった。

少し後戻り。




川のせせらぎを聞きながら上流に向かって歩く。


3〜4mの追い風が吹き始めた。




道は水を張った田んぼの横や小さな集落の中を通っていく。




道が狭くなる。

この地点で残り約3kmだ。




この道、良い道だなぁ。

のんびりとした雰囲気で、さらに車はほとんど走ってこない。
この道を選んで正解だった。


-1048 左折



今度は正しく黒川を渡って左折。
県道211号線に合流した。


-1056 左折



少し広めの道へ左折。

この時点で今日歩き始めから15kmを越えた。
平均時速は3.7km。
結構良いペースだ。




もう一度黒川を渡る。




その黒川が平成10年に氾濫した際の、最高水位の表示が道端の電柱にあった。




すぐ近くの(右奥に見える)家はギリギリ浸水を免れたのだろうか?




駅の手前でまたきつめの上り坂が始まった。


-1108 右折



トンネルの手前で右折。




駅直前でさらに坂は急に。


○1115 豊原(とよはら)駅 -23574歩-







最近新たに作り直されたと思われる駅舎。
ホームは昔のままの島式1面2線だ。



財産標は平成31年。

駅舎はまだ木の香りが漂う。



ここでお昼ごはん。

さて、実はもう1本前の列車に乗れないか画策している。
ここからゴールの白河駅までは13.2km。
当初予定1705発の1本前の列車は1526発だ。
とすると4時間弱あるので、平均3.3kmが出れば間に合う。
この先の道の状況にもよるが、まずは1526を目指してみたい。


-1140 再スタート



この区間は5.6km。
一本道だが上り坂が多いようだ。




駅からは急な下り坂だ。
駅までは急な上り坂だったから、駅だけが高い場所にある。


-1153 黒川



今日4度めの遭遇。


-1156 左折



県道を離れる。


-1210 左折



もとの道に合流。




左前の方向、鉄橋を貨物列車が走っていった。


-1221 東北本線鉄橋下



鉄橋の下を抜ける。



この鉄橋、面白い。
上下線の橋の形が違う。

多分最初は片方だけ開通。
その後複線にしたのではないだろうか。


鉄橋をくぐった少し先辺りから上り坂が始まる。
1526に間に合わせるためにはハイペースが必要なのでなかなかきついが頑張る。


-1236 白坂陣場踏切





下り線と書いてあるのが面白い。


-1241 陣場踏切



次は「上り線」の踏切だ。




標識に「白河駅」の表示。
ここから駅までは1.4kmだ。


駅まで1キロの辺りで、ようやく道は緩い下り坂に。


○1302 白坂(しらさか)駅 -32244歩-





個性のある駅舎。形が良い。
ホームは2面3線から1線減線タイプの無人駅だ。

ハイペースで疲れた。
日陰に座り込んで小休止。

状況確認。

ここから白河駅までは7.4km。
時間は2時間15分ある。

これは射程圏に入ってきた。

あと5分だけ休憩して、1526を目指そう。


-1314 再スタート





少し戻って白坂踏切を渡り駅の反対側へ。


脚の疲れより暑さの方がネックになってきた。
今回歩く方向は、風下の方になるように計画したため、風を感じない。
ただ時折向かい風が吹き、大変嬉しい。


-1352 高山跨線橋





おっ!
路線名プレートがあった!




そして跨線橋の上から駅が見えた。




白河の町中に入ってきた。


-1409 左折



もともと曲がる道を過ぎたことに気付く。

曲がる道は3本あってどれでも良かったが、ここが最後のチャンスだった。この道で曲がらないと大回りとなるところ。


○1415 新白河(しんしらかわ)駅 -38981歩-





新幹線の止まる駅。
新幹線の駅らしい駅(どっかで書いた気が)。



時間は無いが改札階に上がってみる。

在来線の改札は奥にあるようだ。



-1427 再スタート


さあ2023宇都宮3daysの最終区間だ。




今日の工事柵はパンダ。


-1442 左折



左斜めの道へ。


あれ?アクシデント!


ストックの先端、石突きが水路の鉄柵蓋に引っ掛かって外れた!

よく見ると、石突きを固定する部分が折れて、石突きごとはずれたようだ。

拾ってももう使えないだろうし、そもそも蓋を外している時間も無い。
諦めて先に進む。

最後にちょっと残念なことが起きてしまった。


-1451 右折



片側二車線の道に合流。
あとは約1kmの一本道だ。




白河市立図書館の前を歩く。
きれいな図書館だ。


○1505 白河(しらかわ)駅 -43233歩-







2023宇都宮3daysのゴール!
結構頑張ったぞ、自分!


□□□
宿の関係で歩く区間の中にベースキャンプを取らなかった今回の沿線旅。
予想通り車での移動距離が伸び、起床時間も早くなった。
やっぱりベースキャンプの選択は大事と改めて認識することとなった。
ところで東北本線は所々虫食い状態で歩いているため、どこを歩いてどこがまだなのか、歩いている本人もいまいち分かっていない(苦笑)
多分まだ半分近く残っているのだろう。
残りの区間はまた順番に歩いていくつもりだし、完歩もそこまでは先の話ではないだろう。
今回は3日間で76.5kmと、まあ満足のいく結果だった。
次回も東北シリーズ。
再来週に横手駅をベースキャンプとして歩く予定だ。



<歩行ルート>






東北本線16日目                 東北本線18日目