第610日 2024/9/18

五能線2日目 五所川原→鯵ヶ沢(営業距離21.9km、徒歩距離24.6km) 給水量:1.0L

五能線1日目                  五能線3日目



今日は可能なら徒歩距離31km先の陸奥赤石駅から五所川原駅へ歩きたい。
ところが0628五所川原駅発の一番列車は徒歩距離24km先の鰺ケ沢駅止まり。
その先へ進むには、一番列車では接続が無く二番列車に乗るしかないが、これが快速列車で、次の陸奥赤石駅には止まらない。
結局、陸奥赤石駅に五所川原駅から列車で行くには五所川原駅発1108が最速と、全く話にならない
(五所川原発の二番列車で北金ケ沢駅まで行き2駅戻るという手もあるが、これでも陸奥赤石駅には1018にしか到着できない)。

説明が長くなったが、陸奥赤石駅をターゲットとするには「先列車後歩き」は実質不可能。
ということで、五所川原駅から歩くこととする。

宿を朝5時50分に出発。
昨日と同じ、駅近くのコインパーキングには5分で到着。

今日はここから鰺ケ沢方面に向かい歩く。


○0616 五所川原(ごしょがわら)駅






五所川原3days2日目のスタート!

天気は今日もどんよりとした曇り空。
大きな傘を持って歩く。
風は緩やか。



今日の目標は31km先の陸奥赤石駅発1602。

まずは5.6km先の木造駅だ。




今日の工事柵はタヌキ。




昨日マンホールカードをもらった「立佞武多の館」の前を抜ける。




昨日は無かったが、この通りには綺麗なのありました!


-0627 岩木川







岩木山は雲に隠れている。




右奥を鰺ケ沢行きの二両編成が走っていった。




国道101号線をひた歩く。




国道101号線の歩道を黙々と歩く。

この1キロは12分2秒と、良いペースだ。




ここにも埋没林があるのか。
何年前だったか、島根の埋没林が懐かしく思い出された。


-0719 右折



歩き始めて約1時間。信号交差点を右折。
地図にはこの角にファミマが書いてあるが、今は無くなっている。




前方で踏切が鳴って、二両編成の列車が通過した。


-0725 松原踏切



信号を2回左折して駅へ。




「今日の猫」は薄茶色。
道路を渡ってから毛繕い。


○0736 木造(きづくり)駅 -8071歩-





土偶がどっしりと前面に立つ有人駅舎。
何かの記事で見たことがあったがここだったか。

0750に列車が来るようで、学生さんが続々と集まって来る。

列車が出たら待合室の写真を撮ろう。



って思ったら降りてきた学生でまた待合室は埋まる。。。。。(笑)

トイレを借りてスタートだ。


-0755 再スタート




住宅地の道を何度か曲がりながら進む。




急に視界が広がった。




今日のコキアとコスモス。


-0807 左折



丁字路を左折。
次の駅までは一本道だ。




今日の防雪柵。
きれいに畳まれた状態だ。




左手には刈り入れ前の稲穂が広がる。




途中から歩道は無くなる。




一旦狭くなっていた道が広くなり、センターラインが引かれると共に歩道が現れた。




相変わらず岩木山は中腹から上は雲に覆われている。




ん?
左前に見えるのは駅のホームかな?


-0844 左折



駅への道へ。


○0848 中田(なかた)駅 -13521歩-





ホーム上待合室型の棒線無人駅。
このタイプにしてはホームは結構長い。



財産標は平成元年。



待合室の椅子は向かい合わせで8脚あるが、反対側との距離が狭い。
これは正面に座ったら気まずくなりそう(笑)


-0858 再スタート





踏切は渡らず、歩いてきた県道へ戻る。


-0903 左折



県道に合流だ。


-0907 第二能代街道踏切







踏切が鳴り始めた。

五所川原方面の単行が走り抜けた。


-0915 信号交差点



右折。国道101号線に合流。

本当は真っ直ぐ県道を歩きたいところだが、国道はこの先に跨線橋がある。
そこでの路線名プレートに期待!




その跨線橋への上り坂だ。




無い!
残念ながらプレート類は一切無し。


-0933 左折



信号交差点を左折。


-0935 十文字踏切




踏切の少し先の道を右折。


踏切が鳴っている。
少しするとリゾートしらかみ(けやき)が通過した。


駅が見えた。

の、手前を猫が横切っていく。




今日の猫2。
呼ぶと振り向くけど、そこまで。


○0947 陸奥森田(むつもりた)駅 -18087歩-







典型的な車寄せがある有人の木造駅舎だ。
待合室の掲示によると、もう少しで竣工100年になるそうだ。



改札口とホームの間にはスペースがある。
ホームが北側となることから、これは冬場は雪切室の役割を果たしているのだろう。

声をかけて写真を取らせていただく。

ホームは2面2線から減線の棒線だ。



ここでお昼ごはんを食べていこう。

今日はセブンイレブンで買ったおにぎりとパンの昼食だ。


待合室のベンチで頂きます!


-1015 再スタート



次の駅までは4kmちょっと。
この辺りは4km前後の駅間が続く。




駅前に今日の猫3。
白猫の窓猫だ。




ふと左を見ると、50m程向こうに白黒さん。
今日の猫4だ。


-1019 丁字路



右折。県道267号へ合流。




今日の工事柵2は、青森県。
これは初めて見るご当地工事柵だ。




緩やかにうねる片側一車線の道を歩く。




直近の1kmは13分27秒。
黙々と歩を進める。




道は上り坂に。


-1105 坂のピーク



高度を20mほど上げて坂のピークへ。

この区間は14分4秒。
上り坂でペースを落とした。




今日のコスモス2。

廃屋のお庭に咲いている。


-1110 右折



コスモスのすぐ先を右折する。
コスモスが無かったらここでは止まらなかったので通りすぎてたかも。
コスモスさん。助かりました。




下り坂を下りて駅到着。
跨線橋で駅舎側へ。


○1117 越水(こしみず)駅 -24321歩-





ホーム上待合室型の棒線無人駅。



待合室の財産標は昭和29年と、意外と古い。



それにしても駅名標の劣化具合がひどい。
五能線では劣化している駅名標が目立つ。

蒸し暑くなってきた。
風が吹くとほっとする。



遠くで踏切が鳴り始め、深浦行きの二両編成がやって来た。


-1130 再スタート



再度跨線橋を越えて、県道までの上り道を戻る。




坂を上りきって県道へ右折すると、すぐに下り坂だ。


-1142 第一能代街道踏切



沼の横を抜けると踏切があった。
軽トラが一時停止せずに通過していく。。。。


青森方面のリゾートしらかみがそろそろこの辺りを通過するようだ。
少し待ってみよう。




リゾートしらかみ(くまげら)を動画で撮影完了!


-1157 左折



県道267号から261号へ。


-1200 兵舎踏切




-1202 鰺ヶ沢町







車通りも少なく寂しい道となった。




路上にカマキリだ。
今年初かな?久しぶりだね。




右側に線路が並走。


○1226 鳴沢(なるさわ)駅 -29112歩-





緑色の屋根、小さな無人駅舎だ。
ホームは棒線。



財産標があった。平成24年だ。


-1240 再スタート



-1243 右折



駅から真っ直ぐ進み、県道31号線へ右折。




岩木山が山頂まで姿を現した。




冬に備える家庭用の防雪柵(の柱)だ。
この辺りでは多くの家に設置されている。


-1302 左折




-1305 左折



上り坂が急になったところでさらに左折。




上り坂はさらに傾斜を増した。




坂道を上りきると歩道が現れた。




一旦下り坂となり、再度上り坂を上りきると、道の両側に家が立ち並ぶ地域に入る。

これはちょっと意外だった。
高度差30mを上った先にこれだけの集落があるとは。
台地となっているのだろう。


-1331 下り坂



急な下り坂が始まった。
標高38mから12mと、一気に26mも高度を下げる。


-1335 坂本踏切




-1338 海



右手奥の方に海が広がっているのが見えた。




鰺ケ沢の町中を歩く。


○1345 鰺ヶ沢(あじがさわ)駅 -35773歩-



広い駅前の有人駅。



列車が入ってくる。
弘前行きだ。

雨雲の図で天気を確認。。。。
んんん?!これから雨!
それも少しの間だが本降りとなるようだ。
ここも雨がぱらついてきた。
さっき入ってきた列車の時刻は。。。、

14時ちょうど、10分後だ。
よし、撤収!(判断早っ)

五所川原3days2日目は、ここまで!


□□□
最初でさんざん陸奥赤石駅まで歩くことを匂わせておいて、鰺ヶ沢駅で終了!
という、どんでん返しをご用意させていただきました(苦笑)
だったら最初から鰺ケ沢へ一番列車で移動すれば良かったが、これは結果論。
鰺ケ沢駅へ着いた段階で脚もかなり疲れていたし、最後、陸奥赤石駅までは7km弱で2時間というそれなりに頑張らなければいけない状況だったので、そこに雨が降るのはきびしかったのも事実。
勝手に好判断だったということにしてしまおう。
で、明日は続きを歩く予定。
ぱっと見たところ、鰺ケ沢駅前には一日止めておけるような駐車場は無かった。
ということで五所川原発の一番列車で鰺ケ沢へ移動して、鰺ヶ沢駅から歩くというパターンとしよう。



<歩行ルート>






五能線1日目                  五能線3日目