第84日 2010/9/28

北陸本線12日目 糸魚川→市振(営業距離20.5km、徒歩距離21.9km) 給水量:0.7L


北陸本線11日目               北陸本線13日目



朝から細かい雨が降っている。
今日一日は降ったり止んだりとの予報。

とはいえ午前中のほうが降水確率はより高く、スタート時刻を遅らせることに。
電車を1本遅い時間に(1本だけなのに1時間以上遅く!)変更する。

風邪気味で鼻水が止まらない中、傘を差して親不知駅に向け歩き出した。

駅手前で警察官を数人見掛ける。
(その場では特に気にならなかったが、帰ってきてから宿のご主人に尋ねると「熊が出た」とのことでびっくり!)

0923糸魚川行きに乗る。朝としては3日目にして初めて定刻通りに列車が来た。


○0945 糸魚川駅










小雨の中スタート。歩き始めてからストックを出していないのに気づき、慌てて取り出す。
どうも雨の沿線旅は慣れていないせいか、普段の行動ができない。



-1005 スーパー

この先コンビニも期待薄。今のうちに明日の昼ご飯購入。


-1014 再スタート




-1016 8号線合流


コンビニが2軒。。。沢山あるじゃん。




今回はぞうさん。
ぞうさんは初めてだ。


-1030 薄日が射す

雲の間から薄日が。
日焼け止め対策は手を抜いていたのでとりあえずアームカバーを装着。


-1033 姫川




-1048 須沢南交差点

左折。




北陸新幹線高架(建設中)と並行する道を歩く。
これを見ると、金沢のあたりは建設が進んでいたんだなあ。と改めて思う。


-1111 寺地遺跡





「きらら青海」の横から狭い生活道路を抜け駅へ。



○1131 青海駅 -10285歩-





小さいながらも3階建ての駅舎。



改札までの間に扉がある、北海道でよく見た構造。寒さ対策か。



待合室で日焼け止め。


-1200 再スタート



-1202 港町交差点



8号線合流。海際に出ると同時に強い向かい風。


-1210 無歩道区間に入った。



トラックがかなりのスピードで飛ばしていく。
歩行者が近い場合は徐行することって自動車学校で習わなかった?


-1221 勝山洞門



あれ?耳栓忘れた!
勘弁してよ。この先トンネルがあるのに。。。


-1227 勝山洞門3号




-1230 勝山洞門4号?



洞門がひたすら続く。




長い橋を渡る。まさに海のすぐ横だ。
左手には昔の洞門があるが、こちらはかなり崩壊している。


-1247 さらに洞門



歩道があって助かる。。。。




と思ってたらほんの少しで歩道が無くなった。。。


しょうがない。ガードレールを跨いで危険地帯へ戻る(>_<)




路肩も狭く、かなり危険な道だ。





こんなコーナーもあり、ホントに危ない。


-1305 駒返トンネル



歩道がある!うれしいなぁ。

ここまで洞門の区間は久々に危険なエリアだった。
これだけ長い区間、危険な状態だったのは沿線旅初めてじゃないかな。
(※そしてここからも続くこととなる。。。。)




トンネル名の表示は出口側だけ。こういうトンネルも珍しい。



○1329 親不知駅 -19438歩-









ベースキャンプ到着。
見慣れたが、客観的に見て良い駅だ。



財産標は大正元年。

待合室で昼食をとる。
宿のご主人にここから市振までは難所と聞いており、距離も9キロ近くと長丁場。
夕方から天気が悪くなるとの予報もあり無事に2時間以内で着きたいところ。


-1355 再スタート



今日の最終区間だ。気合いを入れる。

予報通り向かい風が強い。


-1410 8号線合流



道の駅「親不知ピアパーク」の横で合流。。しようかと思ったが、その先の生活道路を歩く。


-1413 8号線合流

今度はホントに合流。


-1423 親不知IC








IC出口の交差点に「熊注意」の看板。
出るのか。。。。


-1427 歩道絶滅。。。



再び、歩道は無くなった。。。。


-1438 洞門



ラッキーなことに工事中で片側交互通行だ。
これは安心して歩ける。




片側交互区間が続く。




車列の最後尾にこの車が毎回付いていくんだ。
この車が到着したら反対側の車を流すということらしい。


じわじわと上りが始まる。


-1500 天険トンネル



工事の方にこのトンネルは危ないので迂回路を行きなさい。と言われる。
ここは助言に従い迂回路へ進む。


雨も降ってきたので近くにあったトイレでカッパを着てスタート。


-1508 再スタート




ここにも熊注意の看板だ。


海沿いの道を歩く。このはるか下が有名な親不知かな?




鹿だ!歩道の先でこちらを見ている。




鹿は右側の結構急な斜面へ逃げた。この斜面を下るとはさすが鹿だ。

それにしてもさっきの「熊注意」看板のせいで一瞬、熊かとも思い焦った (^^;)


-1529 8号線へ戻る

再び危険な洞門シリーズ。




いくつもの洞門が続き、すぐ側をトラックが走り抜ける。
あんたら、飛ばしすぎ!


(この区間は危険過ぎて、写真を撮る余裕がなかったためありません)


-1543 カッパを脱ぐ

洞門の間の路肩で上だけ脱ぐ。


この区間、一台でも運転手がよそ見してたら確実にはねられるな。


-1600 三段滝洞門通過



全洞門クリア!ようやく景色をゆっくり見られる。
(写真は振り返って撮影)

この区間は本当に命の危険を感じた。
これまでの沿線旅で最悪の区間だった。


-1605 8号線離脱



市振集落への道へ。




雨上がりということもあるのだろうが良い雰囲気の集落だ。


国道8号線に戻って300メートル程で市振駅に到着。



○1619 市振駅 -33238歩-











3日目のゴールは雨上がりの市振駅。
市振駅はNHKの「木造駅舎の旅」で紹介された駅だ。

例に漏れず自分の中ではテレビイメージが先行。
国道に面していることを意外に感じてしまった。



ランプ小屋が良いアクセント。
「木造駅舎の旅」によると当初はトンネルを掘るためのダイナマイトを保管していたそうだ。




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