第180日 2013/10/19

大糸線4日目 南小谷→小滝(営業距離21.7km、徒歩距離24.7km) 給水量:0.5L


大糸線3日目                   大糸線5日目



小雨ぱらつく自宅を4時45分に出る。
北の方は曇りから晴れとのことで、今日も大糸線を歩く。

移動はずっと雨。心配になったが大町あたりでようやく止んだ。

南小谷駅から少し離れた村営駐車場に車を止める。
今日は家から4時間15分のドライブ。遠いなぁ。



○0942 南小谷駅








雨が降りそうな曇り空だが、今のところなんとかもちそうな雰囲気。




南寄りの追い風が冷たく、気温は13度あるものの肌寒い。
今日は冬用のアームカバーも持参。




今日は約26キロ先の小滝駅まで行きたいが、1702発に間に合うかどうかギリギリの時間だ。
しかも危ない洞門がありそうで気合いも必要。




道は姫川沿いを緩やかに下る。


-1009 左折



ローソンの手前を左折。


地元のおじさんに「塩の道トレイルランかい?」と聞かれる。
大会をやっているようだ。




集落を抜けるとロックシェードの続く道。
昔はこの道がメインの国道だったのかな?


-1026 ふすべした洞門



歩道の無い洞門。
この先の洞門もこのタイプなんだろうか。。。



○1031 中土駅 -5476歩-



少し先の広場の奥にあると思っていた駅舎がいきなりあって、危うく通り過ぎる所だった。





一段高い場所にあるホームへ上がる。
島式だが生きてるのは片方の線路だけ。


-1042 再スタート



今の区間が今日最短の約4キロ。
このあと5、9、8キロと長距離区間が続く。

そしてこの区間はトンネル区間のようだ。




気温は少し上がって14度。




姫川に沿った道を歩く。


-1053 川尻洞門




-1058 国道148号線合流



トンネルとトンネルの間の交差点で国道に合流。


-1059 トンネル(800m)



右側に幅1mくらいの歩道。

最初は橋の上のスノーシェード。
そのままトンネル本体に入ると歩道は1.5mくらいに広がった。


トンネルは予想外の上り坂だ。


大きな機械音がすると思ったら天井にぶら下げた円筒形の排気機が唸りをあげていた。
壊れてるのか?




スノーシェードを挟んで次のトンネルに入る。
今度は歩道の幅も狭く、しかも傾いていたり砂が流れてきていたりで歩きにくい。

ここの排気機も大音響。
沿線旅始まって以来最もうるさいトンネルだ。


-1128 外沢トンネル出口



トンネルを出て振り向くと、「外沢トンネル」との表記があった。

結構長いトンネルだったが長さは不明だ。




工事中で片側交互通行の区間だ。

車を流すのでその後を付いていってとのこと。
最初は早足だったがなかなか工事区間が終わらない。
反対側で止めていると思われる車に悪いので100mくらい歩いた後は走る。

結局200mくらい走って歩道のある場所へたどり着いた。
車と一緒って、さすがに無茶です(ーー;)



○1150 北小谷駅 -12626歩-







古い木造駅舎。



この区間、一日7本しかないんだ。

昼食のパン1個を食べる。


-1213 再スタート





国道に戻り橋を渡る。


-1225 道の駅小谷



トイレを借りる。


-1240 塩坂トンネル(1065m)





道の駅から少し上るとトンネルがあった。

左側に段差型の歩道。歩きやすい。



道は途中から下りに変わる。




気温は17度。


-1259 湯原トンネル(603m)



左側に2m弱の歩道。ここも歩きやすい。


温泉が近いのか、かすかに硫黄の匂いがする。


-1308 新潟県



國界橋を渡って新潟県に入った。


-1313 左折



大所トンネルの手前を左折。
峠越えの道へ。




。。っと思って曲がると通行止め!?


仕方無いのでトンネルを抜けることに。


-1316 大所トンネル(2315m)



左側の歩道は1m程度。狭い。


-1344 トンネル出口





トンネルを出て、すぐの道を左折。


川沿いに少し下るとすぐに駅に着いた。


結果的に峠越えより楽に済んだ。



○1351 平岩駅 -23058歩-





コンクリート製の四角い駅。



資産標は昭和31年。

昼の残りのパンを食べてたら、本格的な格好をした登山帰りのおばさん集団が来たので撤退 (^^;)


-1410 再スタート



風がかなり強い。5〜6mくらいの追い風だ。


今日最後の区間は約8キロ。
2時間が目標。




国道を少し歩くと歩道が無くなり緩やかな下り坂に。
危険地帯の始まりか。


-1436 茶臼隧道





歩道がなく危険なトンネルだ。




が、途中で歩道が現れた。


歩道は現れたり消えたり。
安全ではないが車が少ない分、今のところ親不知の洞門よりはマシだ。




この距離表示。終わったと思ったらまた始まっている。
どこが起点(境)かが解らない。


-1516 赤石平トンネル(590m)



入口すぐ脇の距離はあと890m。

1m程の歩道はそのまま続く。




側溝のふたが少しずつずらしてあり、隙間があって非常に歩きづらい。
使うふたの枚数を減らすためにやっているのか?
と勘ぐってしまう。。。。




また始まった。。。




歩道があるとはいえ狭くてすぐ横を大型車がかすめていくので気疲れする。


-1549 小滝トンネル(188m)




-1552 洞門トンネル群終了



洞門とトンネルが終了した(進行方向逆向きに撮影)。

結局、この区間の9割以上に歩道があって助かった。
※左手が何度も壁に擦れて、擦り傷が出来てしまったけど。



○1556 小滝駅 -34749歩-









今日のゴールは携帯圏外の駅。

保線の方に写真撮りましょうか?と尋ねられ、思わずいいですと断ってしまった。
ここは不要でも相手の気持ちを生かすべきだったと反省。

駅舎内で着替える。何匹もいるカメムシに注意しないと大変なことになりそう。

1702発の列車までは1時間あるが、撮影会はすぐ終わり暇を持て余すことに。



定刻どおりに単行の列車が到着。乗客は3人だけだった。


□糸魚川までの残り2日をトータルで考えた時に、今日どうしてもたどり着きたかった小滝駅まで到達。
雨も降らず寒くもなく良い歩きとなった。
洞門群も狭くはあったが歩道があり、親不知くらいの危険を考えていたがはるかにマシだった。
一方、赤石平トンネルの側溝のふたは最悪。
あれは絶対に材料費浮かすためにやったとしか考えられない (^^;)
沿線旅トンネル部門ワースト1に認定したい。
さて大糸線もあと20キロ弱で終了。
ここが終わると、ますます日帰りで歩く所が無くなるなぁ。





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