三江線1日目 三江線3日目
今週は三江線を歩く。
初日のベースキャンプは石見川本駅。さすがに島根県は遠く、朝3時15分に家を出る。
早めに出るのは初日にできるだけ沢山歩きたいというのもあるが、高速の深夜割引狙いというのが一番の目的。
この時間は四日市、吹田、西宮での朝の渋滞はそのかけらも無く、順調に先へ進む。
(もしかしたらこれらの渋滞は休日限定かな?)
当初は宇都井駅前に車を停めて、前回の三江線歩きで歩いた江平駅との間を歩こうかと考えていたが、
宇都井駅前にどのくらいのスペースがあるか分からなかったため、宿の駐車場に車を停めるという安全策を取ることとした。
石見川本駅から車で2分の宿の駐車場に到着。
フロントに行こうとするが、15時までは開いていないようで建物に入れず。
仕方なく、そのまま車を置いて、駅へと歩く。
○1150 石見川本(いわみかわもと)駅
今日は晴れるかと考えていたが、意外と雲が広がる石見川本駅をスタートする。
風はあまり無い。
これなら上下は夏仕様で大丈夫そうだ。
まずは4キロちょっとの行程だ。
線路を2回渡り、小さな集落に。
すぐに右折して小さな川を渡ると線路沿いの道へ出た。
-1207 桧山踏切
さらに踏切を渡る。
江の川沿いの気持ちよく歩ける道に出た。
線路と川の間の道を歩きながら、そういえば前回の三江線歩きの時もこんな感じだったなと懐かしく思い出す。
よし、こんな感じ(線路沿いに続くセンターラインの無い道。線路の反対側には川が流れる。)の道を沿線旅用語「三江線側道」と呼ぶことにしよう。
中央本線の多治見土岐間でも同じような道はあったが、これだけ長く続く三江線を用語として使うことにしたい。
アップダウンを越えると線路は右手に移った。
その向こう側には江の川の堤防が連なる。
○1241 因原(いんばら)駅 -5459歩-
思ってたより大分小さいが、木造の良い駅舎だ。
あれ?半分以上は郵便局なんだ。
と思ってよく見ると、いや、郵便局では無いようだが。。。。
資産票は昭和9年。
え?洪水でここまで水が来たのか。。。。
お昼の時間になり、誰もいない待合室で昼食タイム。
-1300 再スタート
このあたりの瓦は赤褐色で揃っているが、特産なんだろうか?
(石州瓦といって、日本三大瓦の一つだそうだ。ほかの二つは三州瓦(愛知県)と淡路瓦(兵庫県)とのこと。)
以前、三江線に乗った際、堤防を突っ切って列車が走っているのに驚いたが、それがここにあった。
江の川の水位が上がってくると、線路が抜けているスペースの横に収納されている水門を閉める構造だ。
-1310 八面橋
濁川を渡ると、また三江線に絡んでいく。
-1313 武藤踏切
こちらから見ると堤防を貫く線路がよく分かる。
-1325 江津市
小さな川を渡って江津市に入った。
-1338 鹿賀踏切
○1344 鹿賀(しかが)駅 -10394歩-
いきなり駅があった。
そして、この駅にも浸水高の表示があった。
同じタイミングで駅に来たおばあさんと話をする。
向こうの山(江の川を挟んで反対側の山)は、秋は紅葉がきれいで、春は山櫻がきれい。初夏の柳の緑もきれいでねぇ。
この時期は何もないんですね?と合いの手を入れると「ないわねぇ」と良い笑顔で返してくれた。
もう少しで列車が来るが先を急ぐので、おばあさんに別れを告げて駅舎を出た。
-1353 再スタート
-1356 列車
おっと、列車が来た。
もう少し先で出会う予定だったのにちょっと早い。
大急ぎでカメラを構えるが、あまり良い場所では撮れなかった。残念。
-1400 三江線高架下
高架をくぐると短いが急な坂がある。
坂を上り鹿賀谷川を渡った。
橋の欄干では鹿が躍動している。
-1410 滝
遠くで騒がしいような音がする。水の音か?
三江線のトンネルのすぐ横に高さ20m以上の滝があった。
こんな位置にあるのは珍しい。
トンネルの横を抜ける狭い道を歩く。
-1420 堤防線路
またまたありました。堤防を貫く線路。
これって三江線以外には見たことないけど、他にはあるのかな?
-1429 坂本踏切
踏切を渡り、すぐの丁字路を右折する。
近付くかなり前から犬が鳴いている。。。。
鳴き始めるの早すぎだよ。。。。。
なかなか良い雰囲気の道だ。
-1436 三江線高架。
すぐ横に神社といった配置もなかなかいいね。
○1448 石見川越(いわみかわごえ)駅 -15784歩-
川越郵便局を過ぎると、その後ろ側にいきなり駅が現れた。
棒線のホームは少しだけ高いところにある。
ここでさすがに川戸へ行くのをあきらめる。
次の田津で終わろう。
ん?そうすると1本前に間に合いそうだ。
-1458 再スタート
今日の猫。
急に知らない人にカメラを向けられ、酒家さんの軒先で固まっていた。。。。。(´・ω・`)
-1503 第2渡田踏切
道は再び江の川と三江線の間に吸い込まれていく。
三江線側道(沿線旅用語)が続く。
このペースならなんとか間に合いそうだ。
-1522 第2田津踏切
もう一回踏切を渡れば駅は近い。
-1534 第1田津踏切
○1540 田津(たづ)駅 -20298歩-
ホームの端が苔むした駅。
待合室型駅舎は昭和24年。小さな集落の道沿いにあるが、草刈りの音が響き渡って秘境感はゼロだった。
□□□
三江線4Days初日は石見川本をベースに始まった。
予定ではあと一駅川戸まで行きたかったところだが時間切れで断念。
それにしても朝の移動は大変だった。
愛知から三次までの高速道路の移動はもちろんのこと、粕淵まで来て最後、石見川本までの移動でまさかの通行止め。大回りを余儀なくされた。
ここでの大回りが無ければ川戸まで行けたかも知れなかったのに。。。。
ところでその通行止めの区間は、今後歩く区間でもある。
多分、いつものように歩きでは行けると考えているが、理由が工事ではなく崖崩れなど万が一を考えるとちょっと心配だ。
<今回のルート>
江の川に沿って走る三江線の典型的なルートを歩きました。
どの駅舎にも浸水高の表示プレートがあり、昭和47年水害のひどさを実感しました。
三江線1日目 三江線3日目
今週は三江線を歩く。
初日のベースキャンプは石見川本駅。さすがに島根県は遠く、朝3時15分に家を出る。
早めに出るのは初日にできるだけ沢山歩きたいというのもあるが、高速の深夜割引狙いというのが一番の目的。
この時間は四日市、吹田、西宮での朝の渋滞はそのかけらも無く、順調に先へ進む。
(もしかしたらこれらの渋滞は休日限定かな?)
当初は宇都井駅前に車を停めて、前回の三江線歩きで歩いた江平駅との間を歩こうかと考えていたが、
宇都井駅前にどのくらいのスペースがあるか分からなかったため、宿の駐車場に車を停めるという安全策を取ることとした。
石見川本駅から車で2分の宿の駐車場に到着。
フロントに行こうとするが、15時までは開いていないようで建物に入れず。
仕方なく、そのまま車を置いて、駅へと歩く。
○1150 石見川本(いわみかわもと)駅
今日は晴れるかと考えていたが、意外と雲が広がる石見川本駅をスタートする。
風はあまり無い。
これなら上下は夏仕様で大丈夫そうだ。
まずは4キロちょっとの行程だ。
線路を2回渡り、小さな集落に。
すぐに右折して小さな川を渡ると線路沿いの道へ出た。
-1207 桧山踏切
さらに踏切を渡る。
江の川沿いの気持ちよく歩ける道に出た。
線路と川の間の道を歩きながら、そういえば前回の三江線歩きの時もこんな感じだったなと懐かしく思い出す。
よし、こんな感じ(線路沿いに続くセンターラインの無い道。線路の反対側には川が流れる。)の道を沿線旅用語「三江線側道」と呼ぶことにしよう。
中央本線の多治見土岐間でも同じような道はあったが、これだけ長く続く三江線を用語として使うことにしたい。
アップダウンを越えると線路は右手に移った。
その向こう側には江の川の堤防が連なる。
○1241 因原(いんばら)駅 -5459歩-
思ってたより大分小さいが、木造の良い駅舎だ。
あれ?半分以上は郵便局なんだ。
と思ってよく見ると、いや、郵便局では無いようだが。。。。
資産票は昭和9年。
え?洪水でここまで水が来たのか。。。。
お昼の時間になり、誰もいない待合室で昼食タイム。
-1300 再スタート
このあたりの瓦は赤褐色で揃っているが、特産なんだろうか?
(石州瓦といって、日本三大瓦の一つだそうだ。ほかの二つは三州瓦(愛知県)と淡路瓦(兵庫県)とのこと。)
以前、三江線に乗った際、堤防を突っ切って列車が走っているのに驚いたが、それがここにあった。
江の川の水位が上がってくると、線路が抜けているスペースの横に収納されている水門を閉める構造だ。
-1310 八面橋
濁川を渡ると、また三江線に絡んでいく。
-1313 武藤踏切
こちらから見ると堤防を貫く線路がよく分かる。
-1325 江津市
小さな川を渡って江津市に入った。
-1338 鹿賀踏切
○1344 鹿賀(しかが)駅 -10394歩-
いきなり駅があった。
そして、この駅にも浸水高の表示があった。
同じタイミングで駅に来たおばあさんと話をする。
向こうの山(江の川を挟んで反対側の山)は、秋は紅葉がきれいで、春は山櫻がきれい。初夏の柳の緑もきれいでねぇ。
この時期は何もないんですね?と合いの手を入れると「ないわねぇ」と良い笑顔で返してくれた。
もう少しで列車が来るが先を急ぐので、おばあさんに別れを告げて駅舎を出た。
-1353 再スタート
-1356 列車
おっと、列車が来た。
もう少し先で出会う予定だったのにちょっと早い。
大急ぎでカメラを構えるが、あまり良い場所では撮れなかった。残念。
-1400 三江線高架下
高架をくぐると短いが急な坂がある。
坂を上り鹿賀谷川を渡った。
橋の欄干では鹿が躍動している。
-1410 滝
遠くで騒がしいような音がする。水の音か?
三江線のトンネルのすぐ横に高さ20m以上の滝があった。
こんな位置にあるのは珍しい。
トンネルの横を抜ける狭い道を歩く。
-1420 堤防線路
またまたありました。堤防を貫く線路。
これって三江線以外には見たことないけど、他にはあるのかな?
-1429 坂本踏切
踏切を渡り、すぐの丁字路を右折する。
近付くかなり前から犬が鳴いている。。。。
鳴き始めるの早すぎだよ。。。。。
なかなか良い雰囲気の道だ。
-1436 三江線高架。
すぐ横に神社といった配置もなかなかいいね。
○1448 石見川越(いわみかわごえ)駅 -15784歩-
川越郵便局を過ぎると、その後ろ側にいきなり駅が現れた。
棒線のホームは少しだけ高いところにある。
ここでさすがに川戸へ行くのをあきらめる。
次の田津で終わろう。
ん?そうすると1本前に間に合いそうだ。
-1458 再スタート
今日の猫。
急に知らない人にカメラを向けられ、酒家さんの軒先で固まっていた。。。。。(´・ω・`)
-1503 第2渡田踏切
道は再び江の川と三江線の間に吸い込まれていく。
三江線側道(沿線旅用語)が続く。
このペースならなんとか間に合いそうだ。
-1522 第2田津踏切
もう一回踏切を渡れば駅は近い。
-1534 第1田津踏切
○1540 田津(たづ)駅 -20298歩-
ホームの端が苔むした駅。
待合室型駅舎は昭和24年。小さな集落の道沿いにあるが、草刈りの音が響き渡って秘境感はゼロだった。
□□□
三江線4Days初日は石見川本をベースに始まった。
予定ではあと一駅川戸まで行きたかったところだが時間切れで断念。
それにしても朝の移動は大変だった。
愛知から三次までの高速道路の移動はもちろんのこと、粕淵まで来て最後、石見川本までの移動でまさかの通行止め。大回りを余儀なくされた。
ここでの大回りが無ければ川戸まで行けたかも知れなかったのに。。。。
ところでその通行止めの区間は、今後歩く区間でもある。
多分、いつものように歩きでは行けると考えているが、理由が工事ではなく崖崩れなど万が一を考えるとちょっと心配だ。
<今回のルート>
江の川に沿って走る三江線の典型的なルートを歩きました。
どの駅舎にも浸水高の表示プレートがあり、昭和47年水害のひどさを実感しました。
三江線1日目 三江線3日目