天竜浜名湖鉄道1日目

 新所原→寸座(営業距離18.3km、徒歩距離21.6km)6時間12分


                  天竜浜名湖鉄道2日目

2021/12/22(水)


風が強い1日。
予報では歩こうかと考えていた養老鉄道は北から西よりの風が5〜6mも吹くとのことで止めよう。
さてじゃあどこを歩こうか。
寒いなら少しでも暖かい場所。追い風となるところということで、天竜浜名湖鉄道を歩くことにした。


朝はゆっくり出発。

新所原駅近くのコインパーキングには9時過ぎに到着。


□0940 新所原(しんじょはら)駅










天竜浜名湖鉄道沿線旅のスタート!


天気は快晴。

風は予報通りちょっと強めか。


まずは1.5kmの駅間距離で足慣らし。


いきなり潮の香りが鼻をかすめた。

でも一瞬だった。


-0945 新所原東跨線橋







跨線橋を渡ってすぐに左折。


-0954 左折



丁字路を左折。




空き地?を抜けるといきなり線路が現れた。

警報器も遮断機もない第4種踏切を渡ると左側に駅が見えた。


□0959 アスモ前(あすもまえ)駅 -2084歩-





ホーム上待合室型の棒線無人駅。
緑色の鉄柵が印象的だ。

ホームに上がる。
林の陰で陽があたらず、風もあって寒い!


-1006 再スタート





キャベツやネギの畑が広がる畑の横の道を歩く。

3〜4m位の追い風が背中を後押ししてくれる。 自然とペースが上がる。




後ろから単行が来た。


-1229 丁字路



丁字路を左折。


□1032 大森(おおもり)駅 -4965歩-







ホーム上待合室型の棒線無人駅。
今回もこのタイプの駅が続くパターンなのか?

ここで上着を一枚脱ぐ。


-1042 再スタート



踏切を渡り線路の左側の道へゆく。




右折し片側1車線の道へ。


-1051 太田交差点







交差点を左折。国道301号線へ。


-1105 青平跨線橋




□1111 知波田(ちばた)駅 -8266歩-





ん?ここが駅?
歯医者さんに間借りの形の駅舎だ。

ホームは千鳥型の2面2線。


-1119 再スタート



この区間は今日最長の6kmちょっとの国道歩きだ。


-1133 天竜浜名湖鉄道高架



列車が来るのをちょっと待って撮影。


-1135 左折



浜名湖が見え始めたところで生活道路へ左折。


-1148 国道合流

10分程生活道路を歩き、再び国道へ。





前面に浜名湖が広がる。




気温は16度。
暖かいが風は冷たい。




小さな岬の付け根を越える小さなアップダウンを抜けると、湖の広大な景色が拡がった。



-1202 昼食休憩



お腹が空いた。
道端でお昼ご飯だ。


ここで今日の目標を確認。
ここから12km先の寸座駅発1625がちょうど良さそうだ。
目標は寸座駅と決めた。


-1219 再スタート





ちょっとだけ生活道路へ。




国道に戻ると今日の工事柵。
黄色とピンクのうさぎさん。
カラフル!

-1236 瀬戸トンネル(97m)



歩道完備の短いトンネル。


-1239  浜松市



トンネルを抜けて浜松市に入った。


トンネルを抜けてから進路は北寄りに。
すると向かい風が強くなる。




気づいたら線路がすぐ横に。


□1300 尾奈(おな)駅 -16921歩-



国道沿いに建つ二階建ての駅舎だ。
結構古そうだが。。。



入口を入り右側の階段。。。
なにこれ、板張りの軋む階段。
すごく良い!



待合室も壁の板張りが素敵だ。

しまったなぁ、ここでごはん食べれば良かった。。。



ホームは棒線だ。


-1310 再スタート



ここからは短い駅間が続く。
6駅間で、2.5kmが1区間あるだけ。
それ以外は1km台だ。




歩く向きによって、強烈な向かい風が吹き付ける。
あれ?今日って西風のはずじゃなかったっけ?


-1325 左折



左の生活道路へ。




おっと、駅への看板があった。
見落とすところだった。


□1330 奥浜名湖(おくはまなこ)駅 -19114歩-







ホーム上待合室型の棒線無人駅。
アスモ前駅と同じく緑色の鉄骨が印象的だ。

風、強い!


-1334 再スタート





この区間は半分以上が生活道路だ。


-1341 国道合流




-1344 新居街道踏切



ここでちょうど両方向の列車が来るので待ってみる。






無事撮影完了!


□1352 三ケ日(みっかび)駅 -20940歩-



木造駅舎の有人駅。
この辺りでは立派な駅舎だ。

階段を上がる。



おっと、資産標があった。昭和11年だ。





待合室内は板張り。この板張りもなかなか良い。
登録有形文化財とのことだ。

でもここが登録有形文化財となるなら(もちろんそれにふさわしいと考えます)、自分基準では尾奈駅も指定したいところ。


-1403 再スタート





国道362号線に入る。
歩道は無いのか。。。。




相変わらず風は強いが、東へ向かうこの区間からは追い風だ。
しっかりと背中を押してくれる。


-1432 天竜浜名湖鉄道高架




□1436 都筑(つづき)駅 -24574歩-







赤い瓦屋根。
喫茶店に同居の無人駅舎。


-1444 再スタート



ここからは4kmに3駅。
短い区間が続く。




広い歩道が表れたと思ったら、地味ぃ〜に上り坂が始まる。


□1459 東都筑(ひがしつづき)駅 -26550歩-







国道沿いにあるホーム上待合室型無人駅。
小さな林を挟んで東名高速が走る。



狭い待合室だと思ったら、壁を挟んだ先にもう1つ待合室があった。


あれ?駅名標が無い?!


-1506 再スタート





小さなアップダウンを一つ越える。 相変わらず風が強い。


-1515 東名高速高架




□1523 浜名湖佐久米(はまなこさくめ)駅 -28527歩-







おおここか!ユリカモメが乱舞する駅は!
確かどこかでこの駅の写真を見たことがある。





沢山のユリカモメが駅のホームにいて、エサを与える人に群がっている。

撮影客も何人もいて賑やかだ。

ところでここ、有名な駅だから駅員さんがいるかと思ったら居ないのね。







ちょうど列車が来るので、皆さんと一緒に撮影会。


-1536 再スタート





ちょっときつめの上り坂が始まる。




ピークを過ぎると今度は長い下り坂だ




列車が追い抜いて行ったと思ったら止まった。
あれ、もう駅か。


□1552 寸座(すんざ)駅 -30727歩-







ホーム上待合室型の棒線無人駅。


予定ではここで終了だが、次へは行けないかな?

ここから次の西気賀駅までは2.1km。
時刻を調べると、西気賀発は1622だ。

今は16時。ちょっと難しいか。
西気賀駅にも駐車場は無さそうだし、今日はここまでとしたい。





□□□
予報通り強い風が吹き、向かい風で帽子が飛ばされるシーンもあったものの、最高で17度と暖かい気候の静岡。寒さに震えることもなく1日歩くことが出来た。
平均時速も3.4kmと、それなりのスピードが出た。
自粛で鈍った脚の状態もだいぶ戻って来ているようだ。
さて、これで今年の沿線旅は終了。
JRを歩く沿線旅は出来なかったが、今年の最初には考えもしなかった私鉄の沿線旅をそれなりに実施することが出来た。とはいえ目標はJR在来線完歩であり、歯がゆいところだ。
オミクロン株が広まりつつあり、まだまだ予断は出来ないが、来年はJR沿線旅をぜひ再開したいところである。





<歩行ルート>