天竜浜名湖鉄道2日目

 寸座→天竜二俣(営業距離23.2km、徒歩距離27.7km)8時間32分


天竜浜名湖鉄道1日目   天竜浜名湖鉄道3日目

2022/4/1(金)


最初の予定は養老鉄道の最終日だったが、風が強く気温も低め。
ということで、風が弱い予報の天竜浜名湖鉄道を歩く。


朝6時過ぎに家を出た。
気温は8度と、ここ数日間に比べると低い。
ただ天気は良くなるとの予報なので、それほど寒い思いはしなくて良さそうだ。


三ヶ日ICで東名高速を下り、浜名湖佐久米駅の駐車場に車を止める。

浜名湖佐久米駅から1駅。今日スタート駅の寸座にはすぐに到着した。


ホーム上の小さな待合室で出発準備。

それにしも肌寒い。
今日は上は2枚重ね着。下も1枚重ね着する。


□0752 寸座(すんざ)駅





天竜浜名湖鉄道2日目のスタート。

天気は曇り。
風もあるが予報では弱くなるとのこと。
ただ今は強めでとても肌寒い。


-0754 天竜浜名湖鉄道高架



道は浜名湖沿いに。


進路が北向きになると強めの向かい風が吹き付ける。




単行が走っていった。




少しすると反対側からも単行が来た。
次の駅で交換したのだろう。


□0820 西気賀(にしきが)駅 -2952歩-





小さな駅舎。レストラン併設だ。
ホームは千鳥型の2面2線。



資産標があった。
昭和13年だ。



この駅は登録有形文化財なんだ。


-0831 再スタート





362号線を引き続き歩く。




途中から歩道の無い道となる。


□0913 気賀(きが)駅 -7752歩-







しっかりとした駅舎のある駅。
ここも登録有形文化財だそうだ。
しかもプラットホームも含めてとのこと。

赤い布の家紋は井伊家の紋かな?

沿線旅格言「トイレは行けるときに行っておけ」。
ここでもトイレを借りよう。


-0928 再スタート





前方はまだどんより曇っている。


-0939 橋



橋を渡る。


しまむらの先に駅が見えた。


□0948 岡地(おかじ)駅 -10559歩-





ホーム上待合室型の棒線無人駅。

踏切が鳴り出した。



列車が来たと思ったら、あれ?通過?

止まらないんだ。。。。
(後で写真を見たら「回送」となってました)


-0957 再スタート



この区間は国道を歩く。

薄日が差してきた。
駅に着いたら上着を一枚脱ごう。




今日の工事柵は女の子とウルトラマン。


□1022 金指(かなさし)駅 -12976歩-





ピザのお店と共用の有人駅舎だ。
ホームは島式の1面2線かな?



駅の右側には給水塔がどっしりと構えていた。

装備変更。
重ね着していた上着2枚と下も1枚脱いで、夏期標準仕様にしよう。


-1040 再スタート





この区間はほぼ362号線歩きだ。


思いきって夏標準仕様としたがそんなに寒くはない。
これで正解か。




だらだらと上る坂を進む。




坂を降りると線路が見えてきた。




単行とすれ違う。




単行が追い越して駅に止まった。


□1120 常葉大学前(とこはだいがくまえ)駅 -17359歩-





ホーム上待合室型の棒線無人駅。



有人駅は、起点と終点を除くと5駅しかないんだ。


-1130 再スタート





この区間も国道歩きだ。


-1137 右折



。。。と考えてたが、国道以外の道がある。
こちらへ行こう。




生活道路へ進む。
桜が綺麗。




一瞬行き止まりかと思ったが、こんな階段を下りて無事駅へ。
(下りたあとで階段を下から撮っています)


□1151 都田(みやこだ)駅 -19487歩-





桜が背景に見え隠れする無人駅。



待合室のタペストリー?
なかなか他の駅にはない雰囲気だ。
(併設のお店の方が飾り付けたそうだ)



財産標は昭和15年。

少ししたら列車が来るようだ。
綺麗な桜とのコラボが撮れそうだ。
よし、列車を待とう。



無事撮影完了。


-1209 再スタート



-1213 藤渕橋交差点



直進。
ここで国道362号線からは離れる。




これはコココイですね。


駅の手前で上り坂に。


□1233 フルーツパーク(ふるーつぱーく)駅 -22138歩-







山小屋風三角屋根の無人駅舎。
ホームは棒線だ。



駅名標の「KATANA」って何だ?



と思ったらバイクか!


ここで昼食タイム。

さて、ここで目標の確認。
目標は天竜二俣駅1634発だ。

3時間半で12kmちょっとということは、少し頑張らねば。

と思ったが、間に合わなくても1710発でも良いか。
とにかく無理はせず歩こう。

トイレを借りてスタート。


-1251 再スタート



地図を見る限り、この区間はアップダウンが多そうな雰囲気だ。




坂を上り右折。
坂はまだ続いている。


-1256 右折



先のきつい坂が見えた。
これは想像以上にきつそうだ。
さすがにこの道は避けたい。
ここで右折するコースに変更しよう。




右折すると道は下りとなる。




左はるか上を道が走っている。
さっきの道を真っ直ぐ行くと、あんな高い場所になったのか。
行かなくて正解だった。




なんて書いてたらこちらの道もジワジワと上りが続く。

それにしてもこのような山間の道を歩くのは久しぶりな気がする。


-1318 丁字路



丁字路にぶつかるった。左折。

ようやく上り坂は終わった。
思った以上に続く坂だった。




坂の上は農地が広がる。

空には黒い曇が広がってきた。


-1328 丁字路



再び丁字路にぶつかる。
右折してすぐの道を左折する。


-1336 右折



交差点を右折。


-1346 浜北球場



球場の前を抜ける。




国道を横断すると道は狭くなった。


-1352 踏切





お寺の手前を左折して駅への道へ。


□1400 宮口(みやぐち)駅 -29352歩-



木造瓦屋根の古い駅舎。
持ち帰り専門の餃子屋さん併設だ。



ホームは千鳥型の2面2線。



財産標があるが、年号は全くわからない。
(後で拡大したら昭和15年6月ということが判明!)

駅舎は国の登録有形文化財だ。


-1412 再スタート





線路沿いの道を進む。


-1429 踏切



踏切を渡り線路の反対側へ。


冷たい南風が吹いていて肌寒い。
上着を一枚着よう。




道端に菜の花が綺麗に咲いている。


□1442 岩水寺(がんすいじ)駅 -32418歩-



ホーム上待合室型の棒線駅だ。
そのホーム上屋が国の登録有形文化財。
柱は鉄骨で補強されている。



多分昔は島式の2面2線だったのだろう。




列車を見送り、トイレを借りてスタート。


-1453 再スタート




-1458 踏切



東名高速高架下で踏切を渡り、高速沿いに左折。


-1506 丁字路



左折。遠州鉄道の線路沿いの道へ。


-1511 踏切



踏切を渡り線路の反対側へ。

さっきから雨がばらついている。
お願いだからこれ以上は降らないで。


□1523 西鹿島(にしかじま)駅 -35871歩-







赤色の屋根が特徴的。
遠鉄との共用駅だ。
人もそれなりにいる。

どちらかというと、遠鉄メインの駅みたい。
天浜線はあまり目立たない。


-1534 再スタート



さああと3キロ弱だ。
天竜二俣駅1634発には間に合いそうだ。




太陽が出て暖かくなってきた。




ここはコココイでしょ。
とはいえ、列車の時刻はわからないので歩き始める。




歩き始めて2分。お約束の展開。
列車が来ました。。。。


-1547 鹿島橋




-1553 鳥羽山自転車歩行者専用トンネル



トンネルを抜けて右折。




生活道路へ。


□1603 二俣本町(ふたまたほんまち)駅 -38819歩-







駅舎は赤い屋根の無人駅。
車寄せの屋根に鉄製の駅名が置いてある。



古い待合室がある棒線ホームへは、階段を上がるタイプの駅だ。


-1615 再スタート



さあ最終区間はたったの0.8km。


-1616 双竜橋







駅の手前に列車が展示されていた。
これって動かないんだよね。。。


□1624 天竜二俣(てんりゅうふたまた)駅 -40148歩-







今日のゴール!
無事目的の天竜二俣駅に到着した。
駅員さんに駐車場の場所を確認。
次回はここに車を止めて、この駅から歩ける。


□□□
風の強い予報の養老鉄道は止め、天気が良く風の弱い予報の天竜浜名湖鉄道を選択したが、
まさかのにわか雨と1日続いた強めの風にちょっとあたふたした1日だった。
とはいえ無事駐車場のある天竜二俣駅まで歩くことが出来、次回は効率良くスタートできる。
ただ残りは約29kmで16駅もある。次回ものんびりとした旅は難しそうだ。





<歩行ルート>